カラダよろこぶろぐ

山の記録と日々の話

花さんぽ 入笠山

2024-08-23 | ヤマのこと

2024.8.15(木)


毎年恒例 この時期の入笠山
中央本線各駅停車でとことこ マツムシソウとアケボノソウに会いに行く



フジパラに着いたらパラグライダーの体験?で賑やか
あ、そっか。まだ夏休みだった、いつも9月に来ていたからこの光景はあまり見たことなかった。



ゴンドラでスーッと上がって、いつもの周回コースへ



ワレモコウ・オミナエシ・ウメバチソウ



コバギボウシ・コオニユリ・カワラナデシコ・ツリガネニンジン



あ~いたいた♪



大好きヤナギラン
やはり8月に来れば見れるんですね、よかった~



奥にたくさん



サワギキョウ



クサレダマ



ノハラアザミ・イヌゴマ・ゲンノショウコ・ツリフネソウ・キツリフネ など



Hutte New Casa の横から岩コースを登っていく
ここ、コテージやキャンプ場もあるんですね、避暑に良さそう でもここに泊まってゆっくりできる時間はまだとれない 
ランチはお休みの為静かでした(夏休みでも平日は休み有)



汗かいて30分ほどで山頂へ
今日は雷予報も出ているせいか、どんより空で何も見えない&日影が無く案外暑いのでランチは降りてから



お花畑を降りていくと



シモツケソウが花盛り



入笠湿原では



お目当てのアケボノソウ



まだ開花したばかりで、近くで見れるのは一、二輪のみ
木道から届かない中にもいくつか咲き始めていたようです
いつみても美しいなぁ



山野草園に戻って



エゾリンドウ・ハクサンフウロ・フシグロセンノウ・ユウスゲ・ヤマハハコ



レンゲショウマ



先まで降りて行くと”恋人の聖地”なんて名のついた展望台があった
いつも最後は急いでいるから知らなかった





風に揺れるたくさんのマツムシソウに見送られ



ゴンドラで下山
さーっと雨が降って、下界を見下ろすと虹が出ていた


今年も暑い 暑いあつ~い夏でした。
暑いのは大嫌いだし、暑い時の山登りも大の苦手だけど
なんとなく秋を感じるようになると、あの焼けつくような日差しも眩しい青空も
それはそれで良かったな、と思う。
この先予定していた山行もあったけど、雨模様のお天気で延期 
そうこうしているうちに8月も終わる・・・
夏の終わりはどこか淋しいものですね

夏は短い。





【行程】新宿6:05ー6:50 高尾7:06-8:38 甲府8:51ー富士見9:51  無料シャトルバス 行き10:00 帰り15:00 




にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へにほんブログ村






山恋しくて北アルプス 後編

2024-08-17 | ヤマのこと

続きです

8月10日(土)


夜中に目覚めたら星がいっぱい見えたので天気予報は当たり、針ノ木岳山頂へ行きましょう
小屋の前からは槍ヶ岳、人気の尾根にはいくつもの灯りが見えた



4:50 ゆっくり出発 風もないので全然寒くない



ザックの重みが無いからラクチン~ウキウキ気分で登っていく



振り返れば雲海と今日の朝日



日が登ったらたちまち暑くなる、アウターを脱いで進んでいくと



斜面が黄色一色~♪
みんなお日さまに向かって開いてる、ウサギギクとミヤマダイコンソウのお花畑



ヨツバシオガマ・ヤマハハコ・ミヤマダイモンジソウなども一緒に咲いてる



剱岳が見えてきた



見上げる先に人の姿が見えてきたら



ヒュ~ 針ノ木岳山頂着いた、すごい眺めだよ~



山頂まで来ないと見えなかった山々が見えた
いちばん近くは立山雄山、そこから五色ヶ原~薬師岳、眼下の黒部湖、影針ノ木岳



奥右から赤牛岳・特徴的な水晶岳、鷲羽岳、野口五郎岳、槍、奥穂、前穂、大天井、燕岳
手前左から北葛岳・七倉岳・船窪岳
拡大画像



針ノ木サーキットと呼ばれる尾根
その向こうに爺ヶ岳・鹿島槍・五竜・白馬三山など



遠くに八ヶ岳、富士山、南アルプスも見えた
こんな素敵な眺めをありがとう、ひと月前から決まっていたこの日に快晴なんて嬉しいね



山頂にいた人たちで写真を撮りあいっこして
離れがたいですが下山しましょう



山頂ではトウヤクリンドウ・タカネヒゴタイ・イワツメグサ



尾根にはイブキジャコウソウ


ウスユキソウ


イワギキョウ


ミヤマクワガタソウ


タテヤマリンドウ など
蓮華岳方面とは目と鼻の先なのに、咲いているお花の種類は結構違っていて面白い



小屋に戻って



小屋から見える山々を再確認して下山
楽しかったね~



あれ?まだ8時前なのにもうガスが上がってきたの?



モミジカラマツのお花畑
この日は三連休の初日なので、登ってくる人が多い
場所によってはすれ違いに時間がかかります



すっかり真っ白、まあ日焼けしなくて済むから嬉しいけど それでも日焼けしてたけどね



”雪渓は自身の判断で慎重に”
せっかくなので少しでも雪渓歩きしたいなぁ・・・なんて思っていたけど





右岸から左岸に渡ってから昨日辛かった鎖の急斜面から見た雪渓
ん?昨日より穴が大きくなった気がする?



素直に秋道をきて良かったのかもね



ロープの張られた場所で涼んで、



雪渓尻のあたりまで来ると青空が復活して、登ってくる人たちから写真を撮ってと頼まれたり
登山道の様子を聞かれるようになる
どうやら登山口の登山案内所では雪渓が通行止めになったという情報は届いていないらしい
まあ、私たちも昨日登る時は紅ガラ通ってください、と言われたけどね



雪渓尻の橋を渡り



積みあがった草鞋、シブい!



雪渓を離れてじわじわ暑くなる



沢沿いを見下ろしたらニッコウキスゲがたくさん
ソバナ・ヨツバヒヨドリ・アザミ・トリカブト・ギボウシ他

針ノ木峠から扇沢の間では


フウロ・オトギリソウ・ミヤマママコナ・ウメバチソウ・ミヤマコゴメグサ



ヨツバシオガマ・ミヤマキンポウゲ・サマニヨモギ・オオレイジンソウ
他にもエゾシオガマ・テガタチドリ・アキノキリンソウなど



下界近くなるとやっぱり暑い
ほっかむりでゴ~ル



登山口から扇沢BSがすぐなのがとても良いですね
自販機でコーラを一気飲みして、水道で顔洗ったらまたバスに乗り



大町温泉郷にある日帰り”薬師の湯”で汗を流しました
館内、冷房がなくてビックリ!
確かにじっとしていれば暑くないとは思いますが、山降りてきてからの冷房ナシはちょっぴり辛かった・・・






【歩行】針ノ木岳ピストン4:50~7:00 針ノ木峠7:55⇒扇沢BS12:00
【行程】扇沢BS12:30-大町温泉郷BS12:45~14:45ー信濃大町駅15:05 信濃大町駅15:43ーあずさ46号ー新宿19:06 

☆累積標高差=登り下りとも峠まで1500mくらい それぞれ山頂までは300mくらい


にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へにほんブログ村







山恋しくて北アルプス 前編

2024-08-13 | ヤマのこと

2004.8.9(金)~8.10(土) 北アルプス・針ノ木岳へ


近頃の夏は暑すぎて山選びも大変だけど、やっぱりひと夏に一度は北アルプスに行きたーい。

我が家の山行はまず登山口への足、電車バスを確保することから始まる
一ヶ月前に夜行バスを予約できたので、当初は白馬へ行くつもりでした
が、大雪渓が結局この夏通行止めになってしまった為別の山を検討することに。

暑いのが大の苦手な私、少しでも涼しく登れそうな山・・・
そうだ、このバスを利用して行ける針ノ木雪渓なら少しは涼しいかも??



以前は扇沢まで夜行バスがあったと思ったのだけど、今は信濃大町駅で乗り換え
観光客も多い中、久しぶりの扇沢駅に着いたのが7時ちょっと前 調べたら11年ぶりだった!
登山届を出していざ、初めての山へ



何度か林道を横切ったり歩いたり
あそこに見えるのがこれから行く稜線かな?・・・当たり前だけど遠い



こんな沢とゴーロも何度かわたりながら



樹林帯は陽射しが遮られるので安心して歩ける
美しいブナ林を通って



”大沢小屋”に着いた
今期も人手不足の為営業していないそうです、ここでもぐもぐタイム



大沢小屋まではウォーミングアップとのうわさ通り
小屋を過ぎると登山道は一変



いよいよ登りにかかるのかな?



沢を高巻く感じで進む
雪渓尻に橋がかけられていました



雪渓尻からはザレやガレ、ガラガラ崩れる道をこれ以上崩さないように足の置き場を考えつつ登っていく
もうこの辺りで既に大汗かくは、夜行バスで眠れない疲れでしんどいは、で
ダンナにおいていかれる(目視できる範囲で)

雪渓の脇はめちゃくちゃ涼しい!左から右へ渡るここでクールダウンしようとひとり休憩
登山道整備の方たちが高巻に登っていくのを見ていたら、ソロのお兄さんがロープを越えて雪渓を登って行った



ハタザオ系?
ここから雪渓歩き?ベンガラもないし取りつきはまだ上かな?
と思いながら秋道を登っていくけど
鎖がかかっていたり、両手を使って登るような段差が大きい岩を越えたりと、なかなか体力削られる



アカバナ?
足元の小さな花が癒してくれる・・・のは一瞬
お花を可愛く撮ろうとか構図をとか構える余裕もなし



だけど私にとって幸いなことに、ガスが上がってきてすっかり日差しを隠してくれた
登りがガスってくれると「ありがとう!」と言いたくなるほど嬉しい~



傾斜は更にきつくなる
あとどのくらいかな・・・と位置を確認したくなる苦しい時間帯
レンゲ沢という文字がみえて



更に登ると”最終水場”の案内板
ここで持っていたボトルに汲んでがぶ飲み・・・冷たくて泣ける!



地図の記憶では確かこの先が最後のジグザグ急傾斜
もう休んだら立ち上がるのが嫌になりそうだから、ここは根性だせ!
とゆっくり歩みを止めず、先に歩いていた人たちもクリアして



小屋見えた!先に着いてるダンナも見えた



着いた~ザック下せる~ビール飲める~♪
眠くて辛かったけどほぼ予定時間で登れた私、痛い膝も大丈夫だった、素直に嬉しい 日帰りで歩く人も多い山ですが(;'∀')
・・・あれ?そういえば雪渓は?

外のベンチで昼食&休憩している時に、たまたま携帯の電波が入って知った情報
「今日から雪渓は通行止めになりました」

えーーー!

途中で会った登山道整備はそのためだったのか・・・
実は出発当日の朝、数年ぶりに出してみた6本爪アイゼンのゴム部分が劣化してバラバラに切れていた、
ふたつとも。
大慌てで買いに行って、重たいの持ってきたのに~~ すごい値上がりしてたから悲しい・笑



まあ涼しかったから良いか。
一休みしてどっちに登ろうか考えていたところ、夕方までは雨は降らなそうな予報
でもガスがあがって来ているので、針ノ木岳は明日にして今日は蓮華岳へ行こうと決めた



こちら方面も初めてエリア
この稜線を歩いていくと裏銀座へ繋がっているんだね



ちょっと登ると山の雰囲気は変わり、広く優しい尾根が広がっていた



コマクサもまだ咲いてる



イワツメグサ



色付き始めたウラシマツツジ



天空の散歩道



ガスっているので周囲の様子はわからないけれど、そのかわり



雷鳥さん天国で、ヒナたちも元気に歩き回っていました







蓮華岳、良いね~
切り立ったところが無い、私の大好きなタイプ♪



まだ咲いてたゴゼンタチバナ


ミヤマホツツジ
チングルマも一杯咲いていたみたい



ゆっくり楽しんで、小屋へと降りて今日の行程は終了

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



針ノ木小屋 外のベンチから正面に槍ヶ岳が見える


テント場は二段


こじんまりとした小屋ですが、整理整頓、とてもキレイにされてます


一階は2段ベット、二階は大広間(らしい)
入口の土間が自炊場、左が畳敷きの食堂、右が宿泊場所・乾燥室・トイレ
夕食はサバの味噌煮、シウマイ、高野豆腐の煮物、デザートにゼリー
どれも美味しかったです(朝食は自炊の為写真なし)
水場は無いけど、小屋泊の人には1リットル無料
docomoの携帯は圏外

この針ノ木小屋は途中建て直されたけど創設100年近いそうです。
創設者百瀬慎太郎が詠んだ「山を想えば人恋し、人を想えば山恋し」
という句は一度はきいたことのあるフレーズですね。

快適な小屋で、夕食頂いたらすぐに夢の中~


翌日へ続く






【行程】バスタ新宿23:05-信濃大町駅BS5:02 乗り換え 6:15ー扇沢BS6:55 
【歩行】扇沢7:00⇒大沢小屋8:20⇒最終水場11:10⇒針ノ木峠12:00   針ノ木峠13:00⇒蓮華岳⇒針ノ木峠15:30


にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へにほんブログ村






高尾山歩・6th

2024-08-04 | ヤマのこと

2024.8.1(木) 高尾城山~高尾山へ・単独


紅葉台からの富士山・・・見えない

行きたいお山はいろいろあるけど、一人で日帰りとなるとこの暑さの中出かけるパワーが湧いてこない
でも歩かないとまずいのよ、といつもの高尾へ



小仏バス停から城山を目指します
登山口に向かって歩いていると、車道を横切る鳥さん2羽
つがい?はて?この鳥さんはだあれ? 
全然慌てる気配もなく、ゆっくり横切っていきました。



こっちは下りたことはあるけど登ったことなかったかも?
殆ど記憶のない道をゆるく登っていく。
森の中なので気温は高くないけど、沢沿いの湿度で汗びっしょり~



お花はぽつんぽつん



小仏峠に着くと、ちょうど風が通り抜けるのか?気持ちの良い風に思わず深呼吸
すでにびっしょりな身体を冷たい風が冷やしてくれた

城山山頂はどうかしら、と登っていくと同じように冷たい風が通り抜ける、サイコー♪
あまりの気持ちよさに、ここで3時間ぐらいぼーっとしてきた道を帰ろうか、と思うほど・笑
まだ9時だったせいもあるのかわかりませんが、クーラーの冷たい風とは違う
この自然のひんやりした空気の気持ちよさは天国~



涼しすぎてかき氷を食べる気にならず、持ってきたおにぎりで朝食(なめこ汁は製造中みたいでした)
行きたいような行きたくないような気持ちで高尾山方面へ歩きだす
一丁平への道はギボウシに彩られ、木陰は暑さを感じず歩ける
でも確認したい場所の為に巻道は通らず、尾根を登って行ったらやはり陽射しがジリジリ

高尾山頂の木の下で一休み
山頂写真を撮ることすら忘れてました・・・



その後は薬王院へ
この辺りから人も増えるせいか、下界が近いせいか、暑さを感じるようになる
あっつい、と思うともう身体がイヤイヤモードになり、お花の写真とかもうどうでも良くなって、



陽射しから逃げるように最短の琵琶滝コースで下山
ぎりぎり、イワタバコを見ることが出来たので良しとしましょう。



車道に出たらお腹が空いてたけどソフトクリームすら寄るパワーなし。
陽射しを避けるほっかむりで一目散に”高尾山温泉”へ

平日なので空いているし、暑い日でも露天のつるすべのお湯は気持ち良くて何時間でも入っていられそう
温泉上がりには冷房の効いた食堂で朝ドラ見ながらランチ
うん、夏の高尾山温泉・極楽湯は文字通り極楽じゃ~


ーーーーーーーーーーーーーーーーー

<今日のお花>
アオフタバRAN






もう枯れかけてて遅かったけど、いつも葉っぱばかり見ていて花を見れたのは初めてかな?
前回に引き続き小さい花に、自分の眼とカメラのピントを合わせるのが大変でした


暑い暑いって言ってたら8月になっちゃいましたね。
2024年のカレンダーも残り5枚(*_*;






【行程】小仏BS7:30⇒城山8:50⇒紅葉台10:00⇒高尾山頂⇒琵琶滝11:30⇒高尾山温泉


にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へにほんブログ村





猛暑にお雛様

2024-07-27 | ヤマのこと

2024.7.26(金)お花に会いに・単独


曇り予報だったのに晴れてるではないですか・・・



しかもギラギラの陽射しが容赦なく全身に降り注ぐ
都内より5℃ほど低い気温なのに、この草原、陽当たりが良すぎて暑いのよ、ホントに。
毎回、もうこんな暑いとこ歩きたくない、と思っているのに一年経つと忘れるのだろうか・・・また来ちゃった



ちょっとの日陰を見つけては休む→水分補給→休む→水分補給
キキョウとタチフウロの薄紫が涼しげ



カワラナデシコ花盛り



アキノタムラソウ・マツヨイグサ・オカトラノオ・ウツボグサ
タカトウダイ・コナスビ・クサレダマ・イヌゴマ など 名前違うかもです



尾根に乗り、日陰を見つけて休憩
見上げた空に飛行機雲と、その影

さて。



オオナンバンキセル
咲きたての綺麗な子みっけ



ハナハタザオ



今日の目的、白とピンクのお雛様





何度見てもカワイイ~





昨年見損なったシロバナ、今年は会えた
アップにすると黄身餡みたいで美味しそう・笑

花を探して夢中でシャッターきっている間だけは暑さを感じないから不思議 気の持ちよう?



どんな変化をしながら巾着になるのかも気になりますが



小指の第二関節くらいの大きさなので、肉眼で花弁などの造りはほとんどわからない
このかわいさを最初に見つけた人、凄いなぁ



お雛様は焼けこげそうな斜面がお好きみたいなので、
目を凝らして探していると自分の眼が目玉焼きになりそう
たまに日陰の緑みて眼を休めないとチカチカしてくる



ギボウシ・タケニグサ



オミナエシ
目的は果たせたし、他の花にはまだ早く咲いていなかったので速攻下山



1時間に1本のバスに時間が合わなくてバス停で待つつもりで降りてきたら、
10分ほど遅れていたバスがちょうど来て乗れた。
避難する場所もないバス停で待つの辛すぎるから、バスに乗れた時の冷房は天国でした




身体のクールダウン、外からだけでは足りず
電車の待ち時間に思わずフジヤマソフト食べて中からも冷やす 次の駅で待ち合わせ時間にアイスコーヒーも飲んだ


移動時間:往復7時間
行動時間:3時間

カワイ子ちゃんに会うための猛暑我慢が年々辛くなりますね・・・





☆大好きな山形、遊佐町 酒田市 大変な豪雨被害を見て胸が痛いです。
昨年もお世話になった酒田の居酒屋さん、遊佐町の運転手さん、皆さん大丈夫でしょうか。
どうかこれ以上の被害がありませんように。


にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へにほんブログ村



真夏の金時山

2024-07-21 | ヤマのこと

2024.7.19(金)


あけてしまいましたね、梅雨
気温35℃になると朝JOGも出来ないし、近くの山は暑いけど遠くの山には日帰りでは行けないし・・・

今週は仕事が忙しくて行けるのはこの金曜日だけ
では軽く歩けるいつもの箱根へ



朝ゆっくり目に家を出て、登山口9:30
この日は曇り&風が強い予報 てんくらC
金時山の最短ルートなら風が強くても問題ない、いや、風があってくれた方が逆に嬉しい
登山口の気温は24℃ 涼しいーーー!



シロバナイナモリソウ

イナモリソウと言えば高尾で見る薄紫のを思い浮かべますが、こちらは白
でも、イナモリソウの白花ではなく 別の種類だそう



アカネ科 イナモリソウ属 日本固有種 花期は8~9月
暑いこの時期、林の中で真っ白な花は涼しげで良いですね
あちこちたくさん咲いていました



ノギラン キンコウ科 ノギラン属 花期は6~8月



コナスビ サクラソウ科 オカトラノオ属 花期は5~6月 一瞬イナモリソウが黄色くなったのかと思った(;'∀')



ホタルブクロ・ネジバナ・コウゾリナ・ミズヒキ 



ギボウシ・シモツケ・ヤマブキ?ショウマ・ノコン?キク



大好きシモツケソウ



曇り予報だったのですが時折陽が差して
陽が差すと空気が澄んでいるせいか?肌がビリビリ焼けこげそうなくらい熱い

ほんのちょっとの登りでも大汗かくは、身体は重いは・・・こんな状態で夏山行けるのかしら



と、休み休み登ると山頂
見れないだろうと思っていた富士山がくっきり 
今日もたくさん登っているんでしょうね



大涌谷と仙石原
山頂は風が冷たくて天国~♪
日陰を探しておにぎりタイム、下界に戻りたくなくなるほどの涼しさで1時間もゆっくりしてたら
急に雲行きが怪しくなって、辺り一面真っ白け~
涼しいを通り越して寒くなったし、小学生の遠足で居場所がなくなったので下山します



ハコネコゴメツツジは終りかけ



暑いのに体が慣れていないので無理せずさくっと下山、ミッションクリアできたし。
ヤマユリはあちこちで良い香りをはなっていました


ーーー今日のミッションーーー


カッキィ~ 見つけた





初見だったのでとても嬉しい♪
まさか金時山で見れるとは。



こちらは予想していなかった つっちー
数年ぶりにお目にかかりました


涼しいと思っていたけど標高下げ、バスを降りたら暑い暑い・・・



いつもの小田原温泉⇒箱根ビール⇒漁港で地魚 で〆ました





【行程】
新宿ー小田原ーバスにて仙石BS 仙石BSー風祭(入浴&ビール)ー早川漁港ー小田原ー新宿



にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へにほんブログ村













ふるさとの山歩き again

2024-07-15 | ヤマのこと

2024.7.13(土)岩手県の早池峰山へ


初めての早池峰山は12年前、雨と強風と寒さの登山だった
いつか晴れの日にリベンジしたいと思っていたのに、あれからもうずいぶん経ちました




前泊した盛岡駅から東北本線でJR花巻駅へ
完全予約制の小ぶりなバスに乗ると、次の新花巻駅からどっと乗りほぼ満席になった




冷房の入っていないバスに乗るのは久しぶりだけど、窓から入る風が心地よい
周りには大きな山が見えないから、あれが早池峰山かな? 違うかも

うとうとしながら約1時間半、峰南荘のバス停に着くと駐車場からのシャトルバスに乗り切れず待っていた登山客を
補助席にのせてさらにぎゅうぎゅう満席 もう10時とっくに過ぎているのに。

岳駐車場あたりから路駐も含め、すごい車の数に驚いた。いったい何百人登っているんだろう?
さすが、晴れの三連休



バスは11時前にやっと登山口到着

早い人ならもう下山している時間に登り始めることは滅多にない、もっと早い時間にして欲しいけど
このバスの時間設定はやはり東京からの日帰りに合わせているのかな 我が家にとっては嬉しいかもだけど



仮設トイレを利用し、携帯トイレ(¥500)を購入して11:07 ようやく登山開始



緩い樹林帯を20分も登ればもう森林限界
目の前が開けて完全に岩の山に変わる

「わー!こんな山だったんだ!」

前回は雨とガスで山の姿は足元しか見ていないから新鮮な驚き・笑



ホソバツメクサ・ミネウスユキソウ


ナンブトウウチソウ・ハヤチネウスユキソウ


タカネナデシコ・ミヤマヤマブキショウマ(かな)


イブキジャコウソウ・タカネサギソウ(かな)


ミヤマハンショウヅル


チシマフウロ



ミヤマアケボノソウ・ウメバチソウ・キンロバイ
などなど

足元のお花を見ながら登り、見上げれば



うわぁ~



なんてきれいな山!晴れとガスでは全く違う、山の姿が目の前に。
あの何も見えなかった日から いつか晴れの日の早池峰山に登りたい、という願いが叶いました



こんな美しい山を登れることが嬉しくてぐんぐん登る 風が冷たくて立ち止まると寒かったというのもあるけど 



剣ヶ峰方面



下からはどこにあるのか見えなかったけど、気が付けば梯子の一枚岩へ
自然公園保護管理員の方が右が登り、左が下り、と指示を出してくれています



梯子を登りきれば稜線はすぐそこ



剣が峰との分岐まで登ると山頂だけに陽の光があたっていた、神々しいね



御田植場までくると、木道脇はお花畑に



アオノツガザクラ・咲き残りのチングルマ


キバナノコマノツメ・ミヤマカラマツ・シモツケソウ・コバイケイソウ・イワカガミ


ミヤマシオガマ・ハクサンチドリ


ミヤマアズマギク・ミヤマオダマキ

花に彩られたビクトリーロード・笑



そして無事に晴れの山頂を踏むことが出来ました

前回は雨と強風で寒くて避難小屋に駆け込んだから、山頂でゆっくりできるなんて夢のよう・笑
あちこち周ってみる



山頂の裏?に行くと、鶏頭山への分岐



おぉ~ここを進んでいくのかぁ



こちら側もお花が多そう



登り途中の風の通り道から解放され、風もなく暑くも寒くもない快適な山頂
この日の避難小屋の温度計は15℃
晴れたり曇ったりで遠望はきかないけど、山に居る幸せを噛みしめながらおにぎりタイム



たまたま前日入った居酒屋さんで食べたおにぎりが美味しかったので、持ち帰りを頼んだら
山に行くとも言っていないのに山小屋弁当みたいになってて、美味しかった(一個200円)



一時間ほどゆっくりして下山開始



名残惜しい、ずっと眺めていたい優しい風景



ここが前日に見上げていた門馬コースへの分岐
12年前に来た時は通行禁止だったけど、今は門馬方面なら行けるようです



さすがにもう登ってくる人は少ないので、だいぶ静かになった







梯子は下りの方が気を使います



登山道も下りの方が岩が滑るので気を使います、転ぶと痛そうなんだもの。
正面は薬師岳、キラリと光っている場所まで降りて行きます





少し陽が傾きかけた帰り道





これから開くのか、咲ききっているのか、よく解らなかった花 サマニヨモギ



時期が遅かったのかな、ほんの少しだけしか会えなかったナンブトラノオなど
もう一度お花を愛でながら降りて行きました

楽しい時間はあっという間に終わっちゃった~



小田越登山口に戻ると 最終の駐車場行きシャトルバス待ちの人々の列
結局バスは増発され、三台で降りて行きました

駅行きの予約制バスの私たちは17:12まで自販機も何もないここで待つのみ。
雨でもなく寒くも暑くもない日で良かった、早池峰山の山の神様ありがとう


-----------------------------------------------





ここ、早池峰山でもシカの食害や盗掘が問題になっているそうです。
出来るだけ長くこの美しい山のままでいられるよう、特にYAMAPなどの希少種の位置が明確になるものには注意したいですね。






【行程】
JR花巻駅バス9:20ー新花巻駅9:35ー小田越登山口BS10:54 小田越登山口BS17:12ー新花巻駅18:30 
新花巻18:43(新幹線)ー盛岡18:54~乗り換え~盛岡19:14ーはやて44号ー東京21:23

【歩行】
小田越登山口11:07⇒五合目12:20⇒梯子12:43⇒剣が峰分岐12:55⇒早池峰山山頂13:07~14:05⇒小田越登山口15:47

※累積標高差:登り下りとも669m
※小田越登山口:仮設トイレがあるのみ。自販機なし。docomo携帯電波届かず。
※新花巻駅:駅の売店(Newdays?)は18時閉店 駅周辺徒歩圏内にはコンビニも何もない。花巻駅にはある。
☆盛岡ニューシティホテル:東口から徒歩5分の割に静か。部屋もそこそこ広く防音も〇。ツイン@¥5500は安いと感じた、次回もココ(^^♪





にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へにほんブログ村








高原さんぽ 水ノ塔山~東篭ノ塔山

2024-07-07 | ヤマのこと

2024.7.4(木)長野県にある高峰高原へ


気温が30℃を超えるようになると、山歩きも遠くへ行かないとならなくなる
見てみたいお花があったので、新幹線に乗り高峰高原へ



佐久平からバスに乗り、高峰温泉で下車すると別世界に来たような涼しさ
朝は雨予報だったけど大丈夫そう、行きましょう



ここは10年前に一度、逆コースで歩いたことがある
緩やかに登る登山道脇には小さくてかわいらしい木の花たち、クロマメノキ



ツガザクラかな



ところどころで見かけるツートーンのお花がかわいらしくて
ヨウラクツツジ? みんな終わりかけで残念でした



シャクナゲも終わりかけだったり蕾だったりさまざま



森を抜けると



オンタデ見ると富士山を思い出す



ニガナは最盛期?あちこちでたくさん咲いてた



こういう岩の山に登るのは久しぶりで、自分の身体固っ!と思いながら登る
水ノ塔山頂、ここからの眺めが気持ち良くて、ホシガラスと会話?しながらしばらく休憩





樹林帯に入るとぬかるみや濡れた大岩
表と裏ではこんなに違うんだね



赤ゾレ



そしてまた鬱蒼とした樹林帯を交互に進み、頭上が開けると、



東篭ノ塔山頂でした



黒斑の向こうに浅間山の頭だけ見えた



平地を挟んであちらの山、手前が四阿山で奥が根子岳ですって
どちらも過去に一度登ったけど、バス停から登山口までが遠かった・・・なるほどあそこが牧場ね



遠くにうっすら北アルプス
手前の丸いのが湯ノ丸山、その奥のとんがりが烏帽子岳
湯ノ丸山も良かったけど、バスが走らなくなったからもう行けない山になっちゃたな、などなど
歩いた日のことを思い出しながら眺めました



この山頂は周囲が開けててこんなに気持ち良いお山だったんですね!
しかも涼しくて快適すぎて、暑い日はもう毎回ここでいいや、と思うほど・笑
涼みながらゆっくりランチ



空が広いなぁ~~
我が家からはビルの谷間からしか空を眺められないから、これだけでもう感動する



ウスユキソウ



グンバイヅル



あまりの気持ちよさにゆっくりし過ぎて 中途半端な時間になってしまった
あと2時間ちょっとあるから池の平湿原に行き、コマクサ見に行っても間に合うかな?
この時点では西篭ノ塔山にコマクサが咲いてるとは知らなかった、あ~ぁ(*_*;



岩々降りたらまた鬱蒼とした森へ
いかにもお花が咲いていそうなんだけど、範囲が広すぎて急ぎ足では見つけられない



コケモモはちょうどの時期だったみたい



池の平駐車場まで来るとアヤメの青が鮮やか



テガタチドリかな? ピンクの縁取りツマトリソウ、ちょっこっとスズラン



雲上の丘を越えて



柵の向こうのコマクサ 今期初
と、ここで時計を見るとあと30分で駐車場に戻らないと!



ゆっくり観賞する間もなく急いで湿原へ降りて行く
咲き残りのレンゲツツジ



湿原に花はほとんどなし
そして午前中に吹いていた風がやんでしまい、日差しの下ではやっぱり暑い~
さらに駐車場までは木道の登りだった、そのちょっとの登りでまた汗をかく



14時、駐車場に戻り、ここから約45分の林道歩き



今回の林道歩きはゆるく下りなので良かったけど、前方のこれから歩いていく林道が遠く感じる
ホントに15時前までにたどり着けるのか?



またまた焦り気味で歩いて無事スタートの高峰温泉に到着
外来入浴受付が15時までだったので焦っていたのでした。

高峰温泉は3回ほど宿泊したことがあるので、そのお湯の良さは知っていますが
やっぱり汗かいて山登った後の温泉は格別
特に冷泉のほうが気持ち良くて、何時間でも入っていられそうでした。



お風呂上りに休憩スペースで🍺
モニター見たら気温16℃ですって、どおりで涼しいわけだ、
32℃越えの下界に帰るのが嫌になるほど快適でした


---今日の目的の花---


その頃存在をよく知らず、白馬岳で写真にもおさめずに帰ってきてからずっと会いたかったリンちゃん
すごく小さなお花なので、見つけられて良かった♪






【行程】往路:東京6:52ー佐久平8:13 JRバス佐久平8:35ー高峰温泉9:34  復路:JRバス高峰温泉16:18⇒バスタ新宿20:17 (佐久平市内渋滞で20分遅れ)
【歩行】高峰温泉9:50⇒水ノ塔山10:40~11:10⇒東篭ノ塔山11:40~12:30⇒池の平湿原13:00~池の平駐車場14:00⇒林道⇒高峰温泉14:43 入浴¥700
 
 累積標高差:登り599m 下り600m 距離9km


にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へにほんブログ村



ニッコウキスゲ咲く大盛山

2024-07-01 | ヤマのこと

2024.6.27(木)長野県南佐久郡にある大盛山へ


昨年ニッコウキスゲが咲くと知り、とても良かったのでまた今年もまた会いたいな、と出かけました。



今回も平沢集落の登山口から
ここの”ロッジ飯盛山”の駐車場はトイレ利用(山中にトイレは無いので)も込みで一日500円 
ワンちゃん連れた優しいご主人とおしゃべり、40年以上も前から営業されているんですって。

木々に覆われた緩い登山道を登る途中、熊出没注意の案内板
油断して熊鈴忘れた~と歩いていたら前方でガサッ!と音がして大きな生き物が逃げて行った!
やばっと思い、その後はスマホでラジオかけながら登りました たぶん鹿

途中の写真は昨年と同じなので省略
飯盛山の山頂は今日はパス、まっすぐ大盛山へ ゲートを開けて中へ



風がびゅーびゅー
さっきまで大汗かいてたのに汗冷えしそうなくらい涼しい~~



向かう途中でふりかえる飯盛山
今日は富士山は見えない



ヤマオダマキの優しい色が好き



咲いてる咲いてる



山頂貸し切り



昨年より2週間早く来たので若干少ない感じ?昨年見た他の花たちも咲いていなかった、
あと1週間ぐらいたつともっと種類も増えるかな?



この日は山頂奥の斜面が花盛りで







風に揺れて全然じっとしてくれないニッコウキスゲたち
でもそれがとても自由な感じがして良かったな

こんなにたくさん咲いていても、今日咲いた子は今日一日で終わりなんですよね、
何気なく過ごす毎日 同じ瞬間同じ一日はないんだな、としみじみ思う



このエリアではニッコウキスゲの黄色とニガナの黄色が一緒になってユラユラ揺れて賑やか
ホントはずっと腰掛けて見ていたかったんだっけど、涼しい通り越して寒くて・笑



動いていないと冷えるので、平沢山へ
大好きなシモツケはまだ蕾ばかりで早すぎた



グンナイフウロとウツボグサ



大盛山から見るとずいぶん登り返すのかと思ったけど、行ってみたら緩やかな道でした



晴れたり曇ったり 日が差すとあったかい
分岐から山頂までは石ごろごろの登りで



あっという間に平沢山



山頂からは今日も八ヶ岳の姿は見れず
国立天文台野辺山観測所のパラボラが目立つ



一旦しし岩方面に降りて戻る巻道の途中、
風を避けられる芝生があったので、そこでおにぎりタイム



小学生の遠足の賑やかな声がして、追い立てられるように飯盛山分岐へ戻ります



オオヤマフスマ?や



ノイバラ咲く道を降りて



来た道を戻ります



短時間であれだけのニッコウキスゲが見れてアクセスが良くて、
夏は涼しくて気持ち良くて大盛山はお気に入りになったのだけど、
スッキリ晴れた日の甲斐駒や浅間山など、周囲の山々は今日も見れなかった・・・また来るよ





清里まで来たら、



清泉寮のソフトクリーム食べたくなる~
やはり独特な味、すぐ溶けるから急いで食べなきゃならないのが残念だけどね


さてさて、今年はどんな夏になるのでしょうか?
あまり暑過ぎずに山を楽しめる夏になればいいなぁ。








【行程】平沢集落⇒大盛山⇒平沢山⇒平沢集落  累積標高差:496m  休憩時間含み一周3時間50分




にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へにほんブログ村









栗駒モンサンミシェル

2024-06-23 | ヤマのこと

2024.6.20(木)~6.21(金) 4回目の栗駒山


今回の一番の目的は”須川温泉”のお湯を楽しむこと。
紅葉の時期は絶対予約がとれない宿・・・あそうか、じゃあ紅葉の時期をはずせばいいのか。
なぜそんな簡単なことに今まで気づかなかったの・・・



冬期運休のバスの運行が始まる6月1日以降ならいける、と予約を入れたのが3月
3ヶ月も前から決まっているこの日の天気予報は、なんと快晴(;'∀')ホントに?
一ノ関駅からバスに乗り約一時間半、登山口でもある須川温泉へ



バスを降りると駐車場から見える白い山、鳥海山~♪



日に一往復しかバスがないから仕方ない、時刻は既にお昼近い10時45分
予定下山時刻は16:30 陽が長い時期とはいえ微妙・・・
気持ちは焦っています、サクサク支度をしてクライムオ~ン



源泉の脇を登っていく
真っ青な空、ホントに快晴だねぇ どうせ山頂付近で曇るんでしょうけど



イワカガミ・ミツバオウレン・ウラジロヨウラク・ミツガシワ・アカモノなど咲く道



”おいらん風呂”の脇を通って”名残ヶ原”



今年は当たり年とのうわさのワタスゲスゲー!
ぽわぽわ天国



苔花台を渡渉し、三途の川を渡り











サラサドウダンツツジ・ツマトリソウ・ゴゼンタチバナ・コバイケイソウなどが咲く中進み、
まだ雪の残る産沼で一休み



ん?
諦めていたヒナザクラちゃんがひっそり笹の中に隠れてた
ヤッタ~ 今年も会えて良かった



いやぁ、それにしてもすごい陽射し
東北も雨が降っていないから、登山道はカラカラ、暑っ



ベニサラサドウダン


ナナカマド越しの鳥海山

このあたりで登山者から「さっき子熊に会いました」という情報を得る。
東北ですからね、普通にいるでしょうと思いつつも、子熊の後ろには親がいるはず・・・



空気はひんやりしてるけど、日差しの強さはもう夏のよう
この辺りから登りだったよね~と汗をかきかき登っていくと上から、

でた!





”月が登れば”のyakoちゃ~ん♪ かなり前(10年以上?)からblog友だけど今回が初対面
登山開始2時間前にここに来てるって知ったけど、電波が届かず連絡できず
関西と東京からそれぞれ遠征してきて、東北の山で出会うって凄い事よね(゚∀゚)
しばし談笑してyakoちゃんは先におり、私たちは山頂を目指します



今歩いてきた道を振り返る ここ、紅葉の時すごくキレイだったなぁ、と思い出す。
拡大画像

山頂が見えてからが辛いのはどこも同じ
あとちょっと~で、



栗駒(須川岳)山頂
神の絨毯の時期にこの快晴が欲しい・笑



中央コースの宮城県側を眺める

さすがに平日なので登山者も少ない
そして陽射しをよけたくても日陰が無いほどの快晴
風が通る場所でささっとおにぎりタイム、今日もギリギリなタイムスケジュールなので余裕なし
先へ急ぎましょう



いわかがみ平を見下ろし



行ってみたかった天馬尾根へ



今日はこっちを歩いて須川温泉に戻る右回りルート
前方の黒い岩が”天狗岩”



一旦降りたところが天狗平
ここから湯浜へと繋がっているのね



伸びやかで気持ちの道、行く先の尾根が見えている
この辺りは風が通るので日差しが強くても快適 あの青いのは須川湖



眼下に湿原と



神秘的な色の昭和湖
昭和湖のコースはもうずっと立入禁止なのが残念





今日のルートではずっとオノエランが見れたのだけど、
この尾根ではさらに数が増えて、ツマトリソウなんだかオノエランなんだか見分けがつかないほど咲いていた
ムシトリスミレもこの辺りはいっぱい咲いてた



山頂から行く先のルートが見えた時、気持ちよさそうな尾根歩きが出来る~と思ったけど、



実際は背丈ほどの木々に覆われた窪んだ道が結構長くて
風が通らなくて暑いし虫はブンブンしているし、根っこやゴロゴロ石で足グネリそうだし、
早く終わらないかなぁと思ってた・笑 (暑いと言っても気温は16℃くらい)



それでも周囲に山しか見えないこのたおやかな眺め、この静けさ
東北の山にいるんだ、という幸せ感じる

そしてまた木々のトンネル抜けたら・・・



見たかった風景が目の前に現れた



栗駒モンサンミシェル
これが見たかった!





さっきまでの歩きにくい道から~のこの絶景
苦労(?)が報われた瞬間、嬉しさ倍増、もったいぶるよね~





爽やかな風が通り抜ける
急にご機嫌・笑



モンサンミシェルの岩の上に腰掛けて周囲の山々を眺める



周囲には山しか見えないこの感じ、岩手の三ツ石山に似てるねって意見が一致



今歩いてきた道
栗駒山はだいぶ遠くなった気がした



美しい風景に離れがたいけど、時間も迫っているので先へ
ラストピーク、秣岳まではそれほどの距離は無かった



振り返る栗駒山とたおやかな稜線



秣岳(まぐさだけ)
スタートの須川温泉の赤い屋根が見えた その時気づいてしまった、最後の車道が登りだってこと(*_*;



山頂からは一気に降りて行きます



下山途中に咲いてたオオバキスミレに元気づけられ



振り返る秣岳

そして車道に出るまでのこのルートがまたなかなかワイルド
道なんだか?崖なんだか?木の根っこだらけの道とか?
いかにも熊が潜んでいそうな気がする見通しの悪いカーブの連続
この夕方の時間帯はやばい、と熊鈴を手でじゃらんじゃらん鳴らしながら急ぎ足で下る



ふー、緊張と急ぎ足で汗かいて車道に到着 ちょっとだけホッ
でもここからが長い 秣岳登山口から須川温泉まで最後に車道歩き約40分、しかもじわじわ登り
水もほとんど飲み干していたうえに、西陽に背中を炙られ暑い中黙々と足を進め、



16:45 無事ゴール 
最後の車道歩きが辛かった~~



宿にチェックインして念願の温泉へ
食堂で夕食を頂いていたら、陽が沈む時間に 赤く染まる空と鳥海山

私が一日中快晴の山歩きが出来るなんて、年に一度あるかないか?
暑さが辛い一日だったけど、これ、晴れとガスとではやっぱり全然違うよね~ 晴れで良かった・笑

------------------------------------------------------------------------------

<今日歩いたコース>







【行程】
往路:東京6:04ー(新幹線)一ノ関8:35 一ノ関9番乗り場BS 9:00ー須川温泉10:34

【歩行】
須川登山口10:45⇒栗駒山頂12:45~13:15⇒天狗原13:30⇒モンサンミシェル(白銀草原)14:50~15:00⇒秣岳15:12⇒秣岳登山口16:00⇒須川高原温泉16:45

※累積標高差:登り下りとも862m

☆翌日観光編、ちょこっと続きます。


にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へにほんブログ村