山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

富士山撮影地の下見に出かける 増穂町界隈  平成28年12月4日

2016年12月07日 | 番外編
 昨日は竜ヶ岳に登って白山岳で割れる三ツ星ダイヤモンド富士の撮影に成功したが、さらに距離を離して増穂町界隈まで行くと富士山に対して太陽の大きさが大きくなり、理論的には割れるダイヤモンド富士は撮影し易くなるはずだ。実際に増穂町から白山岳で3つに割れるダイヤモンド富士の撮影に成功した人がおり、写真を拝見したことがある。過去に1度か2度その界隈を訪れたことがあるが、7~8年昔のことでほとんど覚えていないうえに、写真が残っていないということは富士山が出ていなかったのであろう。割れるダイヤモンド富士を撮影するには撮影場所の正確なGPS座標があったほうが圧倒的に有利である。撮影地の下見とGPSログ記録のために現地を訪れてみた。

 まず向かったのは増穂町の高下集落である。ここは正月にダイヤモンド富士になることが有名で、「日出ずる里農村公園」という東屋の立つ小さな公園があり、年末年始はこのダイヤモンド富士を見ようという人でごったがえすため、とても近付けない場所である。しかし年末のまだ早い時期で、かつ白山岳の角から昇るダイヤを狙うのであれば、おそらく場所を確保できるであろうと目論んでいる。


    増穂町高下から見る景色。


    高下から見る富士山。年末年始はダイヤモンド富士のお客様で大渋滞が起こる。


    日出ずる里農村公園の高村光太郎記念碑。


    柿の木と富士山。この場所だと12月17日の7時21分ごろに白山岳から朝日が昇るはずだが・・・。ちょっとネタばらし。


    200㎜望遠レンズで捉えた高下の富士山。


    白山岳は突起が2つ出ているのが見え、太陽軌道が合えば3つか4つに割ることが可能だろう。


    剣ヶ峰も中央寄りの突起が明瞭で2つに割るのはさほど難しくないと思われるが、剣ヶ峰左側の凹凸は竜ヶ岳ほど明瞭では無く、多重分割は難しいように思う。

 1時間ほど下見してログを記録し、また地元の方からダイヤモンド富士の様子やその先の林道情報などを聞き、さらに上に行く林道を進んでみた。


    高下から十谷に向かう林道を右折して進み、さらに集落に出たところで左折すると公園があった。ここを訪れるのは2度目。


    展望地があったはずなので行ってみると、立派な東屋が立っていた。その下にはログハウスが立っていたが、あまり使われている様子は無かった。


    展望東屋はベンチが設置されている。


    東屋から見る富士山。なかなかの眺望だが、残念ながらここからはダイヤモンド富士にはならない。

 さらにその先の林道を進む。高下の上に抜群に眺望が良い場所があると複数の方から情報をいただき、この林道も一度見に来たことがあるが、写真が残っていないところを見るとやはり富士山が見えなかったのであろう。途中から左に下りる細い林道を下りたところ、とんでもない悪路で生きた心地がしなかったのを良く覚えている。


    ここが高下の上にあるという富士山展望地。標高は1,100m近い。


    レンズ雲が出た。


    林道展望地の右端から見る富士山。


    林道ゲートに突き当たる。死ぬかと思った悪路はこの左手の林道では無かったと思うが・・・怖いのでここから引き返す。


    ゲートの先に伐採地があり登ってみると・・・


    保護ネットに囲まれていて中には入れなかった。


    ネットから離れれば富士山は撮影出来るが・・・そこまでしなくとも良いのでは?いずれまたもっと上のほうまで登ってみよう。

 林道沿いは何ヶ所か富士山の眺望が得られるものの、最初の場所の展望地以外は林の中の隙間から垣間見る富士山であまり良い眺望とは言えなかった。

 林道を戻って、今度は平林集落に至る林道を走ってみた。悪路かと思いきや、以外にもこの林道は全面舗装だった。途中には富士山の大展望台あり、さらには赤石温泉ありと、なかなか楽しめる林道だった。しかし、この林道沿いもダイヤモンド富士にはならない。


    平林に至る林道沿いにこんな展望台があったとは知らなかった。


    かなりのカメラマンが来ても十分な広さがある。


    展望台から見る富士山。なかなかの眺望。


    赤石温泉


    その近くの富士見台展望地


    平林の集落と富士山

 さて、展望地のデータ収集は完了。そして良さそうな日をカシミール3Dで計算してみると・・・年内中はどの場所も良い日はほとんど平日ばかり。さあ、どうしましょうか??
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白山岳で割れるダイヤモンド富士 竜ヶ岳  平成28年12月3日

2016年12月03日 | 山梨百名山
 昨シーズンの冬に朝霧高原で再三チャレンジしてきた割れるダイヤモンド富士だが、満足に割れたものは2回くらいしか無かったが、かなりの良い感触をつかめるまでに至っていた。カシミール3Dのソフトをインターネットから取り込んで新しいバージョンに更新してからは、太陽の出る位置がより正確に割り出せるようになり、さらにガーミンGPSとの座標交換の手法もわかり、あとは実際の写真とのずれがどの程度あるのかを確認すれば良い状態までたどり着いていた。朝霧高原で試し撮りの予定を立てていたが、朝起きられなかったり、精進湖まで行って雲が多くて引き返したり、早朝に会議が入ったりと様々な事情があって試し撮りを行えないうちに、もう竜ヶ岳のダイヤモンド富士の季節を迎えてしまった。

 竜ヶ岳のダイヤモンド富士は山頂まで行くともう白山岳よりも内側でダイヤモンドになる。剣ヶ峰から昇るダイヤモンド富士は冬至の頃になっても残念ながら山頂からでも撮ることは出来ず、端足峠側の笹薮の中から撮ることになる。今回狙うのはダイヤモンドのいちばん外側、白山岳から昇るダイヤモンドである。白山岳は山頂こそなだらかな隆起に見えて割ることは出来ないが、白山岳の右側に突き出ている尖った岩がある。この岩の角で割ることが可能である。カシミールで再三シュミレーションし、座標を3ヶ所GPSに登録しておいていざ出陣!だが、起きた時間が朝の3時50分、山頂まで2時間はかかるので、ダイヤモンドの時間が7時20分ごろで5時から歩き出さないと間に合わない。コンビニに立ち寄る時間を入れると4時に甲府を出発してももはやギリギリの時間になってしまった。そして本栖湖キャンプ場に5時到着、5時15分に出発するが果たして間に合うのか?休憩無しで中間点の東屋まで1時間5分でたどり着いた。ここで三脚とカメラをセットし、いつでも撮影開始できるように担いで登る。


    中腹の東屋から見る朝富士。精進湖や本栖湖の湖畔は霧が巻いていたが、昇って来ると雲ひとつない好天となった。


    竜ヶ岳上部の斜面で御坂山塊に朝日が射し出したのが見えてきた。現地まであと少し、急がねば!

 休憩したのは東屋で三脚をセットした時間だけであとはひたすらに歩き、7時10分に撮影現地に到着した。本日の撮影地は山頂から100mほど手前の笹薮の中。登山道からでも富士山の山頂は見えるが笹が邪魔していまいちなので、笹薮の中に踏み込んで良さそうな場所を探し、GPSとにらめっこしながら座標点と軌道が一致する場所の真上にまず1本目の三脚をセット、こちらにはボーグ300㎜に2倍のエクステンダーを装着し、600㎜の焦点距離で白山岳を狙う。さらにもう1本はそこから左に2mほど離して設置する。白山岳のダイヤが7時22分と記憶していたので7時20分から1台のカメラはタイマーリモートコントローラーで1秒インターバルで撮影を開始、もう1台はシャッター手押しの連写モードでひたすら切り続けるが・・・なかなか太陽が昇ってこない。5分ほどが経過して先にシャッターを切り始めたカメラはそろそろメモリーカードがいっぱいになってしまいそうだ。急いでメモリーカードを交換して再びシャッターを切り始めると、その数秒後から剣ヶ峰に太陽が昇って来た。あと数秒遅れたら危うかった。


    600㎜レンズの試し撮り。この構図で最初は構えていたのだが・・・


    もうすぐ陽が出そうだが、ここでメモリーカードがいっぱいになり、あわてて交換する。


    カード交換の際に若干位置がずれてしまい、この構図になってしまっていたが、もう修正している余裕は無かった。


    来た!!白山岳の岩の右側が光っている。



    こちらが200㎜レンズに光が現われたところ。まずはひとつ。


    ふたつ目が現われたところ。


    さらに割れて、三ツ星ダイヤモンド富士。


    ほんの数秒の出来事だが、見事に割れてくれた。


    600㎜だともっと劇的に割れているのが見える。


    4つに割れているように見える。


    おそらく4分割。


    本日の撮影地はこんな笹薮の中。

 前回の冬の間にトレーニングしておいた成果が実ってくれて、今期最初の竜ヶ岳で見事に三ツ星ダイヤモンド富士をゲットできた。撮った画像をモニターで確認し、心の中で『どんなもんじゃ~!』と叫んでいた。

 山頂に立ち寄り、さらにその先の笹原を今後の撮影のために下見して、久しぶりに北側の本栖湖湖畔に下りるルートを下りた。


    竜ヶ岳山頂。この広場で剣ヶ峰ダイヤになると楽なのだが、座標を確認したところ、ここでは剣ヶ峰ダイヤにはならない。


    裏側斜面から見る南アルプス


    八ヶ岳


    帰路で見る西湖と河口湖にはまだ霧が湧いていた。


    本栖湖湖畔側の登山道には立派なブナの木がたくさんある。

 まだ割れるダイヤモンド富士への挑戦は始まったばかり。これからが本番である。
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夕暮れの甲府盆地 甲府市白山  平成28年12月2日

2016年12月03日 | 山梨無名山
 好天となったこの日、早朝の剣ヶ峰から昇るダイヤモンド富士を撮影に行こうと意気込んではいたものの、2日前の当直疲れが全く抜けず目覚ましが鳴ったはずだが止めたのも覚えていない。夕暮れの頃に月齢2.6の細月が山中湖の大平山からちょうど富士山頂に沈むはずだったので、花の都公園界隈の夕暮れダイヤモンド富士を絡めて出かけたのだが、体がだるすぎる。御坂の峠に差し掛かったあたりで空に雲が出始めてしまい、それを理由に大平山を中止して引き返すことにした。何かと理由をつけて山に行かなくなるのは年をとった証拠なのだろう。

 しかしこのまま退散するのも折角の天候がもったいないので、富士山も見えていることだし先日も訪れたばかりの千代田湖の上にある白山を再訪した。


    千代田湖越しに見る茅ヶ岳・曲岳・黒富士山塊。雪を被った山は八ヶ岳。


    休憩東屋が立つ白山展望台。


    展望台から見る南アルプス。午後3時半を回るともう太陽は大きく西に傾いている。


    林の中に遅咲きのヤマツツジが1本。


    白山山頂にある八王子神社


    八王子神社から見下ろす甲府盆地とその向こうに立つ富士山。


    市街地越しに富士山が立つこの構図がこの山の素晴らしいところだ。


    南アルプス

 三脚を担いで写真を撮り歩きながらゆっくり歩いても、25分ほどで富士山の展望台に到着できる。湯村山の尾根に夕陽が当たって赤く染まるのを期待していたのだが、雲が出てしまったために赤い夕陽にはならなかった。紅葉の見ごろは若干過ぎて葉が茶色くなりはじめているが、それでもまだ十分に楽しめる。


    夕映えの尾根。西に出た雲のためあまり染まってくれなかった。


    夕映えの富士山。市街地はもう陽が射さなくなっている。


    200㎜望遠レンズで捉えた夕映えの富士山。


    あまり染まらずに日が暮れる。


    町灯りが灯る頃


    夕焼けもいまひとつ。


    西の空の雲は綺麗に焼けた。やはり山中湖界隈だったかな?

 真っ暗になるまで撮影するつもりだったのだが、レンズバッグの中を見るとヘッドライトが入っていない。先日の鳥ノ胸山で使ってから車の中に置きっぱなしになっているのを忘れていた。足元が見えるうちに撤退する。

 霞がかかることが多い甲府盆地はなかなかすっきりとした富士山は姿を現してくれない。今日はかなり良く見えたほうだろう。先月は2度の雲海が甲府盆地に広がったはずだが、いずれも逃してしまったのはもったいなかったと思う。紅葉の尾根と雲海と富士山がひょっとしたら見られたのかも知れない・・・。   
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夕暮れのダイヤモンド富士を撮影に行くが・・・ 鳥ノ胸山  平成28年11月28日

2016年11月29日 | 山梨百名山
 予定では前日の27日に訪れるはずだったのだが、天候が思わしくなくこの日の午後に登ることに当日のお昼に決めた。登山口の道志までは移動距離が長いうえに山頂午後4時という時間の制約もあるので、急いで登山口まで行かないと間に合わない。高速道路を使って都留まで行き、峠を越えて道志村に入るがなにせこの山を訪れたのはもう10年も前のこと、どこの林道を走ったのかも良く覚えていない。とにかく林道を行けるところまで奥へ・・・と進むが、確か登山口のところに建物があったと記憶していたのだがそんな建物など見当たらず、車で行ける一番奥まで行ってしまった。ここはどこ?明らかに以前に来たところとは場所が違うが、カーナビの地図ではその奥に鳥ノ胸山が表示されているし、途中にルートを示す案内板も付いていた。間違ってはいないはずだが?

 GPSの電源を入れて場所を確認すると、そこは予定していた林道よりも1本西側の林道で、予定では林を登った途中で通過するはずだった林道だった。予定地よりもやや上まで登って来たことになる。10分ほど短絡できただろうか?おそらく山頂までは1時間少々で到着できるはずだ。準備して午後2時35分に歩き始める。


    沢の先まで林道が続いているが、RV車とはいえ、さすがにこの沢を強行突破する気にはなれない。


    突破したとしてもそのすぐ先は落石があって通行不能だった。


    曲がりくねった林道を短絡して斜面を登り、林道終点に到着したが・・・ルートが見つからない。

 林道を短絡して杉林の中の細い道を上の林道まで登り着いたまでは良かったが・・・林道終点のところで登山ルートが見つからない。GPSで位置を確認すると、どうやら登山道は林道の途中から尾根に取り付くらしい。時間は午後2時45分、林道を戻るのは時間がかかってしまうので、杉林の斜面を尾根に向かって直登する。


    杉林の斜面を尾根筋に向かって直登。急斜面に息が上がる。


    こんなところにもミヤマウズラが生えている。低山なのに・・・。


    要害山でも見かけたが、このヒトツボクロのような葉の正体は何? 葉の裏は薄緑色だった。


    尾根道に出た。あとはこの道をひたすら登るだけだが・・・。


    急斜面に突入。道はジグザグにつけられているのでさほどきつくはないが・・・。


    その上はさらに急斜面。低山なのに・・・。


    急斜面を登り着くと目の前に鳥ノ胸山の山頂が迫って来た。あと少し、しかし・・・。


    また急登。低山なのに・・・。最後のこの急登は距離は短く、すぐに緩い登りになる。


    山頂に到着。10年ぶりだろうか。


    この山頂の山梨百名山標柱も新しいものが立てられて、新旧2本が立っていた。

 急登だったのはなんとなく覚えていたが、思ったよりも長かった。時間は3時40分、予定通り1時間少々で山頂に到着した。ダイヤモンド富士になる時間は午後4時ごろ、場所によっては白山岳の角に夕陽を沈めて割れるダイヤモンドが見られるはずだったのだが・・・その場所は樹林帯の中で眺望がいまひとつ、その前に都留を通過した時にはしっかり見えていた富士山が完全に雲の中に隠れてしまっている。あと15分ほどでダイヤの時間、しかしこの状況ではほぼ絶望的だ。


    あの輝く太陽のすぐ下に富士山が居るはずだが・・・。


    雲がいっぱい。


    わずかな雲の隙間に山頂だけでも見えないかと期待したが・・・


    とうとう富士山は姿を現さず。


    山頂のブナの木。左のどっしりした山は御正体山、右の遠くに見える山は三ツ峠。


    裏側には雲の下に綺麗なアースシャドウが出た。

 天気予報の雲画像から見て夕方には空が晴れるだろうと予想していたのだが、残念ながらあてが外れてしまった。

 この山から見るダイヤモンド富士は『望の富士山』ののぞむ先生が撮影に成功している。標高1,200mという低山ではあるが富士山からの距離は十分にあり、富士山山頂に大きな夕陽が沈んで行く姿が撮影されている。難点といえば、低山であるがゆえに空がまだ夕焼けに染まらないうちにダイヤモンドになってしまうということだろう。しかしそれでも、山中湖周辺の石割山や高指山で見るダイヤよりもずっと大きな夕陽を望むことが出来る。またの機会にトライしたいと思う。

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霞む甲府盆地と富士山 甲府市白山界隈  平成28年11月26日

2016年11月29日 | 山梨無名山
 折角の好天・・・になるはずだったのだが、朝8時に目が覚めて外を見れば霧におおわれていた。天気予報ではそんなはずではなかったはずだ。富士山ライブカメラをチェックすると山中湖も河口湖も本栖湖も綺麗な富士山が見えている。この時間では完全に出遅れだ。午後の西日を利用して今真っ盛りの紅葉を狙って曲岳あたりに行こうと思うが、その前に千代田湖の上にある白山に立ち寄った。

 朝出ていた霧は晴れてきたが太良峠から見下ろす甲府盆地はまだ霞におおわれていた。もう少し早い時間に来ていればきっと雲海になっていたのだろうが、既に時遅し、富士山にも雲が巻き始めていた。千代田湖のほとりに車を止めて三脚とカメラを担いで展望地に向かう。歩いて15分ほどの行程だ。


    鴨が泳ぐ千代田湖。左が羅漢寺山、右は雪化粧した金峰山。


    日当たりの悪い場所はまだ少し雪が残る。


    白山展望台に到着。霞んだ甲府盆地の向こうに富士山が立つ。


    この尾根は紅葉真っ盛りなのだが、霞んでいるうえに太陽の位置が悪く色が映えない。残念。


    霞む甲府盆地と富士山。いまいち、完全に出遅れの上に霞が多い。


    鳳凰山と甲斐駒ケ岳


    尾根の向こうには白根三山。北岳と間ノ岳が頭の部分だけ出している。


    場所を変えて、茅ヶ岳と雪化粧の八ヶ岳


    白山神社に着いた頃にはもう富士山は雲の中に隠れてしまった。


    常緑では無いと思うが、この季節でも葉が残っているカイイワカガミ。

 お昼近くになった頃には富士山は完全に雲隠れしてしまった。これでは曲岳に登っても眺望は得られないだろう。中止。明日も天気が悪い。敗北感の強い週末となってしまった。
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イケてた丹沢の夕暮れ 大室山(後編)  平成28年11月20日

2016年11月21日 | 山梨百名山
 夕暮れのダイヤモンド富士の撮影に丹沢の大室山に登った。この山は道志村から登ると結構な距離があり、標高差こそ900mほどだがアップダウンを入れると累積標高差は1,200mにもなる。4時間半かかって午後3時20分に山頂到着、既に太陽は富士山の山頂に傾き始めており、三脚とカメラを担いで急ぎ足で富士山の眺望がある場所に戻る。しかし、雲に巻かれていた富士山が姿を現したのもつかの間、湧き上がった雲に再び富士山は隠されてしまった。あと30分ほどでダイヤの時間だが、このまま眺望いまひとつの上で待つか、それとも湧き上がった雲に視界を遮られるのを覚悟で眺望が得られる場所まで下りるか?


    山頂に登る途中で見た雲の上に立つ富士山


    しかし、山頂まで行って戻ると、同じ場所からは既に富士山は見えず。

 考えた末に、まだ時間もあることだし、どうせ見るなら眺望の良いところのほうが良い。隣に見えるピークは樹林の中で眺望はいまいちだが、そこから少し下れば眺望の良い場所がある。さらに下にはもっと良い場所があるのだがどこまで下りられるか、雲の様子を見ながら判断することにして隣のピークの下まで降りてみることにする。


    隣のピークを過ぎて富士山の眺望が得られる場所まで行く。少しずつ雲が晴れて富士山が見え始めた。


    もう少し下へ。樹林の間が大きく開けて良い眺望が得られる。前景になる木のバランスも良さそうだ。ここで日没を待つことにする。


    もうすぐ富士山の山頂に夕陽が来るが、まだ黒い雲が飛ばない。しかし富士山はしっかりと見えるようになった。


    そろそろ富士山頂に夕陽がやって来た頃だ。丸い夕陽にはならなかったが、オレンジ色の夕陽が富士山の山頂に立ち昇った。


    まるで富士山が噴火しているような夕陽。


    富士噴火雲


    同上


    また雲が富士山上を覆い、夕陽が隠れてしまったが・・・


    200㎜望遠で捉えると噴火雲が棚引いているような面白い画像になった。


    もうそろそろ太陽が富士山の裏側に沈んだ頃だろう。


    陽が沈んで夕焼けの空を待ったが、あまり焼けずに日が暮れた。

 なんとか富士山が姿を現してくれた。雲が多くて抜群の画像とは言えないが、その雲のおかげであまりお目にかかれない富士山山頂が噴火しているような夕焼けの空に出会うことが出来た。登って来るのは大変だったがそれだけの価値があった夕空だった。

 さて、ヘッドライトを点灯して下山だ。帰り道も長い。足元に気をつけて転倒と滑落に細心の注意を払いつつ、ゆっくり下山。帰り道の登り返しは辛かったが、7時半に駐車場に到着した。


    前大室山付近から見る夕暮れの富士山


    ひときわ明るい金星が輝いた。林越しに撮影したが富士山は藪の中でうまく撮れず。加入道山山頂付近から。

 朝の端足峠が標高差約400m、こちらの大室山が累積標高差1,200mで、今日は累計1,600mも登って下りたことになる。さほどの筋肉痛にもならず、う~ん、やれば出来ると自画自賛したが、調子に乗っているとそのうち痛い目に遭うのだろう。決して体力的に十分では無いので、慎重に山を選んでこれからもチャレンジして行きたいと思う。
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イケてた丹沢の夕暮れ 大室山(前編)  平成28年11月20日

2016年11月21日 | 山梨百名山
(写真が多いので前編と後編の2部に分けて掲載します。)

 朝の端足峠ダイヤモンド富士は撮影場所がGPSに登録しておらずイケてないダイヤになってしまった。しかしこの日はまだ夕暮れダイヤのチャンスが残っている。石割山か平尾山あたりでもダイヤにはなるのだが、富士山との距離が近過ぎてあまり面白いダイヤモンド富士にはならない。10年前の登山を始めたばかりで山梨百名山踏破を目指していた頃、丹沢の大室山に登った。この時も夕暮れのダイヤモンド富士を狙っていたのだが、素晴らしい夕焼けの空になったにもかかわらず、カメラがまだ初心者だったために撮影した画像は絞りが強過ぎて回析現象が現われていまひとつの画像しか撮れておらず、日没後の真っ赤な空も登山初心者だった故に下山を急いで撮影が出来ずに終わってしまっている。あの時の夕空をいつかまた眺めてみたいと思いつつも、もう10年が経ってしまった。この大室山はルートが長く、登るのがなかなか大変な山なのだ。この日はダイヤモンドにはならないが、富士山をかすめて右側に太陽が沈む。この山の位置まで富士山からの距離が離れると、夕陽は赤く円く写るため、富士山の山頂に赤い太陽が写るようになる。薄雲が出ると光が拡散されて、これまた情緒深い夕暮れの富士山を見ることが出来るはずだ。

 朝は雲ひとつないスッキリした富士山だったが、日が昇るにつれて薄雲が広がり始め、10時に山中湖を過ぎた頃には富士山中腹に雲が出始めてしまった。気温が上がって雲が出てしまったようだ。道志村の登山口に到着した頃には空にはだいぶ雲が出てしまっている。携帯電話のライブカメラで富士山を見てみると、山中湖では既に雲の中、しかし河口湖と本栖湖ではまだスッキリと富士山が見えている。これは登ってみないとわからないし、今後の撮影のため山頂付近の展望場所のGPSログをマークしておきたいという狙いもある。山頂まで4~5時間はかかるので、夕暮れの富士山を狙うならば11時を過ぎると難しくなる。ギリギリの10時45分に出発する。


    登山道の入り口。この界隈は横浜市の水源保安林になっており、横浜市が管理している。


    保護柵で囲まれた保安林は入り口と出口に矢倉が組まれている。


    紅葉は真っ盛りをやや過ぎて、落ち葉が積もった登山道を進む。


    1時間ほど歩いて、東屋休憩所を過ぎた上に富士山の展望地がある。


    木の枝が伸びて以前ほど展望は得られなくなった。さらに、この日は雲が増えて富士山は全く見えなくなってしまった。

 1時間少々歩いて中腹の富士山展望所に到着したが、すっかり雲が増えて富士山は全く見えなくなってしまった。上空の雲も厚みを増している。これで富士山が見えるようになるのか?この場所であきらめて下山も考えたが、再度富士山ライブカメラをチェックしてみると本栖湖では綺麗に富士山が見えており、河口湖でも中腹に雲が巻いているものの富士山は見えている。ひょっとしたら見えるかもしれない、と一発勝負をかけるようなつもりで先に進む。


    ヒノキ林の林床には綿毛になったキッコウハグマがあった。こんなところにも・・・とちょっと驚き。


    加入道山稜線直下の崩落地。以前に比べると通り易くなったが、帰りの夜道は要注意。


    稜線に抜ける。ここでルートの半分くらいか?まだ先は長い。


    加入道山山頂ベンチと避難小屋。水場とトイレがあれば快適なのだが、いずれも無し。

 加入道山から先はアップダウンのある登山道となる。しかも丹沢の山らしく、超苦手の階段道になっている。一気に息が上がり、ヘロヘロ状態に突入する。林の間から見えるはずの富士山を振り返りながら進むが、雲に巻かれて富士山は見えない。しかし・・・!


    この山は格好の良いブナの大木が林立する。星を入れても月を入れても絵になるだろう。向こうに見えるのが大室山山頂方面。


    富士山を振り返るが、相変わらず雲の中。しかし、雲がだいぶ小さくなったようにも見える。


    大室山の最後の急登に差し掛かった頃、遂に富士山が姿を現した。


    まさか見えるとは・・・しかし雲が湧いたり消えたり、この先どうなるのか?


    またしても隠れてしまった富士山。


    山頂直前にある木道。


    犬越路分岐付近で再び姿を現した富士山。雲の湧き上がる中に顔を出した富士山は幻想的。今回のベストショットとも言うべき1カット。


    ようやく山頂に到着。2度目の大室山山頂はやはり遠かった。

 4時間半かかって3時20分にようやく大室山山頂に到着した。やはり遠かったが既に太陽は富士山に傾きかけており、休んでいる暇は無い。山頂には眺望が無く、ここでカメラと三脚をセットして担ぎながら急ぎ足で富士山の展望地に戻る。


    犬越路分岐部に戻った頃には雲が湧き上がり、富士山は消えてしまっていた。さて、どうするか?

 犬越路分岐部では湧き上がった雲で富士山は見えなくなってしまっていた。雲の湧く様子を見ていると、左の谷から斜面に沿って下から湧き上がって来るように見える。富士山が見える最高地点がこの場所だが、隣のピークと木が邪魔で眺望はいまひとつだ。しかし、高度を下げると雲の中に入り込んでしまう危険もある。さて、どうするか?(後編に続く。)



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イケてなかったダイヤモンド富士 朝霧高原端足峠  平成28年11月20日

2016年11月21日 | 番外編
 先週の雨ヶ岳に続いて朝のダイヤモンド富士撮影に出かけた。先週は雨ヶ岳山頂だったが1週間過ぎると場所は雨ヶ岳と竜ヶ岳のコルの部分、端足峠(はしたとうげ)まで移動する。端足峠展望地あたりでちょうど富士山の真ん中あたりのダイヤになる計算だが・・・今回狙うのはあえて中央を外して剣ヶ峰から昇る割れるダイヤモンドを狙う。カシミール3Dで綿密にシュミレーションして座標をGPSに転送しておいたはずだったのだが・・・???

 早朝5時20分ごろに朝霧高原根原から出発する。端足峠までは1時間少々かかるので、ダイヤモンドになる7時には十分に間に合うはずだ。暗闇の中を黙々と歩き、6時半に端足峠到着した。もう明るくなって富士山の左斜面に朝日の昇り出す明るみが見えている。雨ヶ岳側に移動して笹薮をかき分け、展望地に行ってGPSで座標を探すと・・・登録したはずの座標が入っていない。転送し忘れたか、それとも転送に失敗したか??これは大失敗。数日前にカシミールで見てあった場所はこの辺だろうということで適当に三脚とカメラをセット、もう1台はそこから30mほど雨ヶ岳側に寄った場所で構えて、1台はインターバル1秒のコントローラー任せで撮影、もう1台は手押しでシャッターを切る。


    6時半の端足峠展望地から見る富士山。左斜面が朝日で輝き始めている。


    雨ヶ岳側の笹薮の斜面にカメラをセット。こちらは雨ヶ岳に近い側のカメラ。


    絞りとシャッタースピードを調整して準備完了。あとはダイヤを待つばかり。

 ダイヤになる時間もGPSに記憶させておいたはずだったのだが、データが転送されていなかったので時間も不明確だ。確か7時10分ごろだと記憶していたが?リモートコントローラーのカメラは7時5分からシャッターを切り始めたが、なかなかダイヤにならない。7時15分ごろになってようやくダイヤモンドの光が現われたが・・・剣ヶ峰を外れて右から出てしまった。完全に失敗。


    出た!と思ったが完全に剣ヶ峰を右に外れた。


    残念。


    こちらが30mほど端足峠側のカメラだが、ここでも剣ヶ峰の右。


    あと30m~50m左のポジションだった。


    残念。


    完全に失敗。イケてなかったダイヤモンド富士。

 やはり座標が正確にわかっていないと撮影は難しい割れるダイヤモンド富士、次はきっちりとGPSを確認して撮影に臨みたい。

 ちなみに今回撮影した場所からの太陽軌道をカシミール3Dで計算してみると、ほぼ正確に軌道計算が出来ていることがわかる。


    雨ヶ岳寄りのポジションから見る太陽軌道


    端足峠側から見る太陽軌道。太陽の出現位置はいずれも撮影画像とほぼ一致している。

 おそらくは場所さえ正確に確保できれば、割れるダイヤモンド富士の撮影は昨年よりも容易に出来るのではないかと考えているのだが、果たしてどうなるか?12月に入ると竜ヶ岳でダイヤモンド富士の撮影が可能な季節を迎える。今年は朝霧高原では無くて山上からの割れるダイヤモンド富士に挑戦したいと思っている。

 あとはGPSログを取りながら撮影ポイントを廻りながら下山した。


    今回の撮影ポイントから見る竜ヶ岳。笹薮をかき分ければ撮影ポイントは確保できる。


    端足峠竜ヶ岳寄りのポイント


    A沢貯水池の端足峠登山口から見る富士山


    A沢貯水池右側(ふもとっぱら側)から見る富士山

 折角の好天となったこの日、これだけではもったいないので、夕暮れのダイヤを狙ってもう1山登りたいと思う。   


 
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雲を透かして昇る金色のパール 富士宮市猪之頭  平成28年11月13日

2016年11月14日 | 番外編
 予定ではこちらではなくて三石山のはずだったのだが、雨ヶ岳で体力を使い果たし、しかも寝不足で眠すぎる。いったん上九の湯まで戻ってひと風呂浴びた後、再び富士宮に戻って撮影場所を探す。この日は三石山からだと日没5分前くらいの残照の時間に富士山頂に月が現われるので、素晴らしい画像になったはずなのだが、問題なのは三石山の山頂から眺望が得られないことで、富士山が見える木の隙間を山頂付近の樹林帯の中で探さなければならない。時間的にも体力的にも無理そうなのであきらめて猪之頭に変えたが、こちらだと日没15分から20分後に月が現われる計算となり、条件はあまり良くない。出来るだけ富士山から離れたほうが良いので林道を奥まで進んでみるが道沿いからは富士山が見える場所は見つからない。そこで、バリアンスルートとも言うべきマイナーな登山道を歩いて登ってみたところ、幸運にも富士山が見える場所があった。こんなところ誰も来ないだろうと思いつつも、一応三脚を立てて場所を確保し、車に戻る。時間は午後3時、まだパール富士まで2時間近くあるので、少しばかり仮眠して4時15分に撮影地に戻ってスタンバイする。朝のパール富士は時間に追われていまいちの撮影になってしまったが、今回は余裕があり、行けそうな気がする。


    マイナーな登山道の脇に撮影好適地を発見。テスト撮影して三脚を立てて場所を確保しておいたが、誰も来なかった。


    4時15分に撮影地に戻ってスタンバイ。こちらは200㎜望遠レンズ。薄雲が出てしまったがこのくらいならば明るい月ならば写るはず。


    こちらはBorg300mmレンズ。ワクワクしながら月の出を待つ。


    日没から10数分が過ぎた頃、富士山の上がピンク色に染まった。


    と思ったら、その直後に月が姿を現した。


    薄雲がかかって輪郭と模様が綺麗では無いが・・・


    光が拡散してこれまた味わいの深い金色のパール富士のお出ましとなった。


    雲を透かして昇る金色のパール


    同上。露出を切り詰めて月を強調。


    金色の美しい輝き。


    月に合わせると富士山は消えてしまう。


    あっという間に月は離れて行く。


    今回も楽しませてくれた月齢13のパール富士。

 撮影を終えた後、朝霧高原まで行くともう月と富士山は雲の中に隠れてしまっていた。

 精進湖の脇を通ると、雲に巻かれた富士山が月に照らされて浮かんでいたのでちょっと立ち寄った。


    月暈と雲に巻かれた富士山


    月光照らす雲上のダブル富士

 翌日のスーパームーンは不発に終わったが、今回の2日間のパール富士もそれなりに楽しめたと思う。また来月、田貫湖で。
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ダケカンバ越のダイヤモンド富士 雨ヶ岳  平成28年11月13日

2016年11月14日 | 御坂・毛無・天子山系
 何度も山頂テント泊でダイヤモンド富士の撮影に出かけている雨ヶ岳だが、まだ撮影に成功していないのが雨ヶ岳山頂にある格好良いダケカンバの幹の間を通して観るダイヤモンド富士である。前日の12日ならば富士山の真ん中から昇るダイヤになったはずだが、当直疲れと仕事の都合でとても登れそうも無く、この日の未明から登ることにした。

 いつもならば静岡側の根原から端足峠を経由して登るのだが、この日は本栖側から登ることにした。何度も歩いている道なのだが、沢を渡ったあたりで登山道を見失い、GPSで確認すると登山道を横切っているはずなのだが落ち葉で道が隠れてしまっているのか見つからない。枯れた沢を少し上まで登って尾根に取り付くと、ようやく見慣れた登山道が現われた。20分ほど時間をロスし、少し急がないとダイヤの時間には危うくなってきた。


    端足峠に4時半到着。明るい星は木星。雨ヶ岳ダイヤの時間は7時少し前なので普通ならば間に合うはず。

 端足峠に4時半到着。ここから普通ならば2時間で山頂に到着できるはずだが、足が遅いうえにカメラ2台に三脚2本で荷物が重い。さらに端足峠で夜の富士山を撮影してみたところ、どうにもいつものように撮影出来ず、何かおかしいことに気付く。設定を変えても画像が明るくならないし、ピント合わせも何かおかしい。レンズを見ると何かの拍子にぶつけたのか、ダイヤルの部分がぐらついて光軸が合わなくなってしまっていた。そんなことをやっているうちに時間が20分も経過してしまい、急がないとダイヤに間に合わなくなりそうになってきた。あとは休憩をそこそこにひたすら雨ヶ岳の急登を息を切らせながら登る。


    雨ヶ岳下の展望地に到着。時間は6時10分。ここからでもダイヤモンド富士は撮れるので、ひとまずは安心。


    山頂直下の展望地。朝焼けに雲が染まった。


    山頂に到着。狙っていたこの構図でダイヤモンド富士を狙う。

 ヘロヘロになりながら、なんとか6時45分に雨ヶ岳山頂に到着した。狙っていた構図の場所にカメラをセットして露出調整し、ダイヤモンド富士の時間の約3分前から1秒のインターバルでタイマーリモートコントローラーを作動させてあとはオートで撮影する。さらにもう1台のカメラに200㎜望遠レンズをセットして撮影を試みるが、こちらのカメラがうまくセットできずに手こずることになる。ピントがうまく合わないうえに露出の調整も出来ない。いじっているうちに太陽が出始めてしまい、結局はピンボケのまま撮影となってしまう。原因は不明だが、レンズとカメラの接続部分のトラブルと思われ、その後の撮影では正常に作動した。しかし、オートで撮影していた肝心のカメラのほうにも設定のミスがあったことを撮影を終えてから知ることとなる。


    ようやく撮影に成功した雨ヶ岳山頂のダケカンバ越のダイヤモンド富士。


    狙い通り・・・と言いたいところだが。


    こちらがピントの合わなかったもう1台のカメラの画像。


    露出ももっと暗くしたかったのだが、いくらマイナス補正しても暗くならなかった。


    別の場所から撮影した雨ヶ岳のダイヤモンド


    山頂から毛無山寄りの場所にも撮影適地がある。


    日が昇り、ダイヤの撮影はこれまで。

 オート撮影のカメラは絞り優先のオートで撮影していたのだが、測光モードが中央重点測光になっていたようで、ちょうど日の昇る山頂の光量に合わせてシャッタースピードが調整されるように設定されていた。そのため日が昇るにつれてシャッタースピードが速くなってしまい、撮れた画像はちょうどダイヤモンドの輝きが一番良い頃には周辺が真っ暗な画像になってしまっていた。ブログ上では良さそうな画像に見えるがこれはソフトを使って明るさを調整しているためで、調整後の画像をプリントしてみるとやはりややノイズの多い画像になってしまっている。これはまた撮影に行くしかないだろう。

 軽く朝食をとって下山するが、折角なのでバリアンスルートの裏側の尾根を御飯峠経由で下りてみることにした。以前に一度そちらのルートを登って来たことがあるので下りるのも問題無いはずだ。


    山頂裏側の笹薮をかき分け、テープに導かれて進む。


    点々とテープが付いているがいい加減なところもある。基本的には右手に本栖湖を見ながら尾根を真直ぐに下りる感じ。


    コルに到着。ここから登り返し、御飯峠まではコブを4つくらい越える。


    コルから見る富士山。


    尾根から富士山が見えるがいずれも林の枝の間からしか見えない。夏は眺望が効かないだろう。


    たおやかな御飯峠に到着。本栖から裏側の栃代に至る道が交差するが、栃代側はかなり不明瞭な感じがする。


    御飯峠。以前は御飯峠と書かれた看板があったような気がするが・・・??


    本栖側の道はテープがしっかり付いている。


    本栖湖展望台。残念ながら富士山は見えず。


    落ち葉で道が不明瞭になっているが、ジグザグに付けられた道が斜面に続いている。


    中腹の紅葉。向こうに富士山が見えるが・・・写らず。


    谷まで下りたところで見上げる雨ヶ岳。かなり厳しそうな山に見える。


    紅葉と落ち葉の路。もうすぐ本栖湖。

 御飯峠側のバリアンスルートは新しい昭文社の地図にも点線ルートで載るようになったらしい。御飯峠の向こう側にある仏峠あたりまでは整備が進んだようだが、御飯峠から先はまだ踏み跡が薄くテープを追いかけて登るルートである。しかし危険個所は無く、歩き易いルートだと思う。

 ようやく撮影に成功したダケカンバ越のダイヤモンド富士だが、今回は失敗と言わざるを得ない。もう少し余裕を持って山頂に到着しないとこのようなミスが起こってしまう。
コメント (4)
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