半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

シャワーのホースとヘッドを交換しました。

2024-05-31 18:22:59 | 機械/道具/生活雑貨
我が家は築35年の昭和のお家なので、色々な所が順番に壊れます。風呂場に関しては風呂釜と換気扇を1回交換した程度で使い続けてきたものの、ついにこのシャワーホースがお亡くなりになりました。




風呂掃除をしていたら、ご覧の様にヘッドの所からホースが切れてしまったのです。もちろん私がずぶ濡れになってしまったことは言うまでもありません(笑)。でもまぁ35年もの間、ほぼ毎日使い続けてきたんだから、むしろ今までよく頑張ったと褒めてあげることにしましょう。




さすがにシャワーなしで過ごすわけにはゆかないので、AmazonでポチってこのSANEIのシャワーホース&ヘッドのセットを買いました。最近は色々と高性能な製品が出ていますが、我が家の風呂場には似合いそうにないし、何よりMADE IN JAPANで2324円!という価格が決め手になりました。




交換作業は簡単です。まずは混合栓の下からこの壊れたホースを取り外します。




次に新しいホースを取り付けます。シャワーのホースには色々な規格があるので、5種類のアダプターが付属していていたけれど・・・




我が家の混合栓(ノーリツ)の場合はアダプターなしで装着することができました。




次にその反対側に付属のシャワーヘッドを取り付けます。




ここも手でねじ込むだけです。




はい、完成。固着していた古いホースを外すときにはモンキーレンチを使った程度で、他には工具も必要ありませんでした。



作業時間は正味10分も掛からない簡単な作業でしたよ。でもこの次にこれを交換するのは、恐らく風呂場をリフォームするときなんでしょうね。
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シャーシとボルトから見るアキュラシー・インターナショナルL96A1とAW以降の比較。

2024-05-30 18:00:00 | ライフル射撃、ライフル銃
アキュラシーインターナショナルのライフルに関して、私がAW以降より旧いPM/L96A1の方が好きだというと、不思議に思う方が多いようです。「なんで改良されている新しいモデルより、古臭いモデルの方が好きなの?」という訳ですね。でも・・・本当に新しいモデルの方が無条件に優れているのかな?。というわけで、今回は実際に比較しながら、その辺りを探ってみることにしましょう。




皆さんご存じの通り、このシリーズのルーツであるPM/L96A1もAW以降のモデルも、アルミのシャーシに4本のボルト(この時代はM6)+接着でアクションを固定しています。緑色がL96A1用、黒色がAW用で、もちろん共にアキュラシーインターナショナル純正品です。基本的な構造は同一で、メインのシャーシの部分の幅は1.25インチ、ストック部分は1インチで、これは現行モデルのATでも変わりません。つまり、特に命中精度向上のための変更は行われておりません。






全体の作りを見ると、パイロンインダストリーがOEMで製作していた頃のPM/L96A1の方が、AW以降より遥かに丁寧であることが分かります。AW以降になるとより量産化に適した変更とコストダウンが実施され、ご覧の様にセンターセクションも削り出しから鋳物へと変更されてしまいました。AW後期型になるとさらに大きく変更され、センターセクションこそ削り出しに戻ったものの、前後セクションは溶接ではなくピン止め+エポキシでの接着になりました。












これは現行モデルのAX用のボルトとPM/L96A1時代のボルトの比較。AW以降ではボルトが黒染めでボディの後部に凍結防止用のスロットが彫られているのに対し、PM/L96A1の頃はシンプルなデザインである上に擦れて艶消しになってます。でもこれ、決して仕上げが悪いからじゃなくて、精度を追及してアクションとボルトのクリアランスをギッチギチに詰めちゃってるからなんですよ。実用のための銃としてはダメダメだろうけど(笑)、競技銃としては惚れ惚れするポイントです。



現実にはアキュラシーインターナショナルのライフルはPM/L96A1の時代から別に命中精度が向上しているわけじゃないし、ボルトが凍結しなかろうが、ストックが折り畳めようが、マズルブレーキが付こうが、銃身交換が簡単になろうが・・・改良といわれている部分は別に射撃用としてのメリットには繋がらない事ばかり。少なくとも私にとっては最新=最善ではなく、むしろ競技銃としての血統を色濃く残しているPM/L96A1の方がより魅力的な存在であり続けているのです。


■本日のオマケ
AWのストック、ここに穴が開いているのは純正で採用されているアキュショット(Accu-Shot)のモノポッドをボルトオンで装着するためなんですよ。




でも個人的には、このGTKプレシジョンのAIモノポッドの方が気に入っています。

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庭のラズベリーとブルーベリー、収穫を開始しました。

2024-05-29 18:00:00 | ガーデニング
自宅の庭に植えているラスベリーとブルーベリー、ポツリ、ポツリと色付いてきたので今年も収穫を開始しました。






ご覧の様にアスパラガスも一緒に収穫しているけれど・・・




こちらは冷凍保存はできないので、朝食にいただいています。



ラズベリーもブルーベリーも1日の収穫量はほんの少しですけど、毎朝コツコツ収穫して冷凍保存しておけば、シーズンの終わり頃には結構な量のジャムになってくれるんですよ。ブラックベリーも元気なので、どうやら今年もジャムを買わなくても済みそうです。
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ポーラミュージアムアネックスで、『久保寛子 鉄骨のゴッデス』を観ました。

2024-05-28 18:00:00 | 美術館、展覧会
ちょっと面白そうな展覧会をやっていたので、カミさんと二人で ポーラミュージアムアネックス に行きました。






その展覧会とはこちら、『久保寛子 鉄骨のゴッデス』です。鉄骨やブルーシート、コンクリート、型枠材・・・等々、工事現場等で見られる身近にある素材で立体作品を制作されているんですね。






展示室に入ったらいきなりブルーシートの尖底土器がずらり。これは期待できそうです!。




工事現場で見慣れてているような素材で、こんなに色々な表現ができるとは思ってもいませんでした。










今回、カミさんが一番気に入っていた作品がこの ≪ホモエレクトス≫ 。見ての通り素材は軍手!です。今回の作品とは直接関係ないですけど、もうピテカントロプスという呼び方は使用されていないんですね。




展覧会を見終わって、帰り際に1Fのショーウィンドウに飾られている作品を見ていたら、その足元にこの作品、≪路上のタヌキ≫ を発見!。我が家の近所でも、しばしば同じような "作品" が路上に "展示" されているのを見掛けます(笑)。



優れた造形センスさえあれば、たとえ一見アートの対局あるように見える素材でも、素晴らしい作品になりえるということを再確認させていただきました。観に行って良かったです。この企画展、会期は6月9日までとなっております。
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今が見頃! 八千代市、京成バラ園 に行きました。

2024-05-27 18:29:23 | 動物園、水族館、植物園
カミさんと二人で八千代市の 京成バラ園 に行きました。3年前に訪問した時、既に春バラのシーズンがほぼ終了していて満足に楽しむことができなかったので、いつか再訪したいと思っていたのです。




今回はバラもちょうど見頃でお客さんも沢山いらっしゃいました。広い敷地がバラ、バラ、バラ・・・で覆われていて、途中でお腹一杯?になっちゃいました(笑)。香りをお伝え出来なくて残念。










バラの香りに誘われて、クマバチも飛び回っていました。大きくて毛むくじゃらの恐ろし気な外見であるものの、実はマルハナバチの仲間の大人しいハチです。『みなしごハッチ』でも悪役だったけど、決してスズメバチみたいに狂暴じゃありません。




敷地の奥には前回訪問時にはなかったライド型のアトラクションが追加されていました。




園内にジェラートのお店が出ていたので、冷たい物を頂いて一休みしました。



私はバラは好きなんですけど、面倒臭がり屋なので立派なバラを育てるのは無理です。というわけで、これからもこういう場所に出掛けて楽しませていただくことにします。
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大多喜町、アンティーク・アルビオンで、ビンテージのUSA製ツール/タックル・ボックスを買いました。

2024-05-26 17:55:22 | 機械/道具/生活雑貨
果樹園での作業が早めに終わったので、少し足を延ばして大滝町のアンティーク・アルビオンに顔を出すことにしました。オーナーのIさんが仕入れ旅行から戻ったというので、帰国前にインスタにUPされていたちょっと気になる物(まだ内緒。いずれ公開することになると思います)を見に行ったのです。決して捜して手に入れることができる種類の物じゃないこともあり、取り敢えず購入を決め、受け取りの段取りを済ませて帰ろうとしたら・・・




あっ、入口の横に無造作にこんなものが置いてある!。こりゃビンテージのツール/タックルボックスですね。恐らく前のオーナーが自分で色を塗って絵を描いたのだと思いますけど、これはこれで中々良い雰囲気だよなぁ。ちなみにこの品物は、Iさんがカナダから手荷物で持って帰ってきた物だそうです。




魚の絵が描いてあるし、ご覧の様に中身も綺麗だったので、恐らく工具箱じゃなくてタックルボックスとして使われていたんだろうな。もちろん箱フェチ?のカミさんが即決で購入したことは言うまでもありません(笑)。




家に帰ってからよく確かめてみたら、メーカーはアメリカの ユニオン・スチール・チェスト社でした。最近、この手の品物は軒並み某国製となっているけれど、この品物はまだアメリカ本国で製作されていた頃の物です。




この絵、中々雰囲気あると思いませんか?。凹みも少ないし、ずっと大切にされてきたんだろうなぁ。




飾り気のない質素な作りであるものの、ガタが全くないし動きもスムーズでした。ジッポのライターやバック#110ナイフのように、良き時代のアメリカ製の道具の魅力に溢れています。



このツール/タックルボックス、案の定カミさんは何に使うか考えずに購入したようですけど・・・裁縫箱にでも使おうかしら?とのこと。確かにサイズ的にはちょうど良いかもしれません。
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我が家の果樹園、草刈りをしてウメを収穫しました。

2024-05-25 20:06:14 | ガーデニング
カミさんと二人で我が家の果樹園の手入れに行きました。カミさんが菜園スペースの手入れをしている間、私は敷地北側の草刈りをしました。こちらが草刈り前で・・・






こちらが草刈り後。






カミさんが2年前に植えたクラピアK7、ここまで広がりました。今のところ期待通りですね。




今回はこの小梅を収穫しました。




ビワも少しずつ色づいてきました。



次回はビワの収穫ということになりそうです。


■本日のオマケ
裏山の崖の中腹にこんな物を発見!。



元々は食料などの保管用に開けられたのだと思いますが、我が家の果樹園の敷地(元々は12軒分の分譲地だった場所を道路を含めて一括購入)を造成するときに山を削っちゃったら、崖の中腹のアクセスできない場所になってしまったんですね。もちろん誰も使っていない(というより、我が家の敷地からでないとたどり着けない)ので、我が家で使わせていただこうかな?。
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初見の個人蔵作品が一杯!。松濤美術館で『没後120年 エミール・ガレ展 奇想のガラス作家』を観ました。

2024-05-24 18:00:00 | 美術館、展覧会
カミさんと二人で渋谷区立松濤美術館に行きました。




現在開催されている企画展はこれ。『没後120年 エミール・ガレ展 奇想のガラス作家』です。




松江北堀美術館の収蔵作品に関しては2010年に八王子市夢美術館で開催された『エミール・ガレの陶芸 日本への憧れ』で見たことがありましたが、今回は個人蔵の初めて見る作品も沢山あってちょっとビックリしました。






ロビーに展示されていたこのネコのみは写真撮影可になっていましたよ。



関東地方で開催されたガレに関する展覧会はほぼすべて見てきたので、今回はどうしようかな?と思っていたけれど、スルーしなくて本当に良かったです。

この企画展、会期は6月9日までとなっておりますのでお見逃しなく。
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四街道市、 ボースィエル でケーキを買いました。

2024-05-23 18:12:12 | ケーキ、洋菓子
我が家では相変わらず数カ所のパン屋さんを回遊?してパンを買っています。四街道市の ボースィエルもそのうちの一つなのですが、他の用事もあってたまたまいつもよりかなり早い時間に訪問したら・・・えっ、早めの時間だとこんなに混んでるの?。全然知りませんでしたよ(笑)。さらに、いつもほとんど空っぽだと思っていたケーキのショーケースにも色とりどりのケーキが並んでいるじゃありませんか!。こりゃ買わずに帰るわけには行きませんね。




というわけで、今回買ったのはこのようなケーキ。









普段食べているケーキに比べると素朴な感じですけど、これはこれでありだよなぁ。ボースィエルのケーキ、今までガレット・デ・ロワサン・トロペポワソン・ダブリル位しか買ったことがなかったけど、チャンスがあったらまた買わせていただきます。
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資生堂ギャラリーで、『ブタデスの娘/岩崎宏俊』を観ました。

2024-05-22 18:50:03 | 美術館、展覧会
話は前後してしまうのですが、先日、パナソニック汐留美術館に『テルマエ展 お風呂でつながる古代ローマと日本』を観に行ったとき、資生堂ギャラリーにも寄ることにしました。現在、『ブタデスの娘/岩崎宏俊』というちょっと面白そうな展覧会が開催されていたのです。




この展覧会は例の現在は新進アーティストを応援する公募プログラム、"shiseidi art egg 17th" の一環として企画されている展覧会です。一人目である林田真季さんの『Water & Mountains : エコロジーと社会をめぐるワンダーランド』がとても興味深い内容だったこともあり、本当は3人共観たかったのですが、スケジュールが合わなくて野村在さんの作品は観ることができませんでした。残念!。






岩崎さんの作品は、ロトスコープという写真をトレースしてアニメーションを制作するという手法が用いられています。タイトルの『ブタデスの娘』というのは、ガイウス・プリニウス・セクンドゥスが『博物誌』に記した絵画の起源に関する逸話・・・ギリシャの陶工であるブタテスの娘が、戦地に赴く恋人の影をトレースしてその姿を写し取った・・・に由来しています。




もちろん、ラスコーの壁画の例を挙げるまでもなく絵画の起源はそれより遥か以前であり、現存する最古の絵画はギリシャ時代より遥か以前、4万数千年前に描かれた物であるけれど、絵=像を写し取ろうとする行為の源となる衝動は、その頃からずっと変わっていないのかもしれませんね。







人の記憶は時の経過と共に薄れ、思い出す度に上書きされ、やがてオリジナルとは似て非なる姿へと "改竄" されます。絵画や写真、映像などはそれに抗うための手段の一つに成り得るがと思っていたけれど・・・この展覧会を見ていたら、もしかしたら少し意味合いが違っていたのかな?と思うようになりました。

この展覧会、会期は次の日曜日、5月26日までとなっております。
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