半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

ケロヨン号レプリカ、エンジンが降りていました。

2024-08-03 18:00:00 | ケロヨン号レプリカ
ノーチラススポーツカーズに顔を出してみたら、古川先生がプライベート・プロジェクトとして進めていたケロヨン号レプリカのエンジンが降りていました。オリジナルのケロヨン号が日本グランプリを走った時に搭載されていたのはトヨタのクラウンエイト用エンジンでしたが、さすがにそれを探してO/Hして載せるのはあまり現実的ではないので、ご覧の様に130系クラウンで再登場したUZ型のV8エンジンが搭載されています。




このクルマ、何もない状態からワンオフで製作されていることもあり、オルタネータを変更したり、ミッションを変更したり、オイルフィルターの位置を変更したり・・・現物合わせで改良や変更を続けながら形にしてゆくという感じの作り方をするしかありません。事前に正確な設計図を書いておいて、その通りに作るなんて絶対に無理です!。



オープンのボディは色々楽だとは言うけれど、やはりこういうクルマを0から形にするためには、どうしても10年単位の時間が掛かってしまいますね。私が昔から考えていた夢のプロジェクト、自分の人生の残り時間を考えると、やはり実現するのは難しいかもしれないなぁ・・・
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ケロヨン号レプリカ、ドナーカーは何?。

2024-07-02 18:00:00 | ケロヨン号レプリカ
ノーチラススポーツカーズに顔を出してみたら、サバンナGTと同時進行中のケロヨン号レプリカの方も作業が進んでいました。ずっと工場に置かれていたのである意味見慣れた存在だったんですけど、フロントカウルが外されている姿を見るのは今回が初めてです。このクルマはオリジナルのケロヨン号のベースとなったデルRSBのレプリカというわけじゃないので、ホンダ・ビートやユーノス・ロードスター、スカイライン等々、色々なクルマのパーツを流用しています。しかし・・・






このクルマの主骨格であるフレームを見たら・・・えっ、1965年のトライアンフ!?。何故そうなっているのかに関しては、もし古川先生からお許しが出たら詳しくご紹介させていただきたいと思っています。




このクルマの制作を開始したのはもう十数年前のことなので、ショックアブソーバーのアッパー側のブッシュが崩壊していました。ちょっとメインテナンスは面倒だけど、こういうクルマなんでやはりここはスフェリカルジョイント(いわゆるピロボール)にしたいそうです。



もし私自身が長年温めているプロジェクトが実現できるとしたら、使用するパーツは空冷のVWビートル用をメインにしたいと思っています。空冷ビートル用であれば、少なくとも私が生きている間に部品で困ることはないでしょうからね(笑)。
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幻のケロヨン号プロジェクト、再開!。

2024-06-08 18:42:13 | ケロヨン号レプリカ
6月4日のブログで、"二つも次のプロジェクトの作業が始まっていました" と書きましたが、そのもう一つのプロジェクトはこちら、68年の日本グランプリに出場したケロヨン号のレプリカでした。他のプロジェクトが忙しくて作業が中断していたけれど、ついに再開となりました。私のブログに最初に登場したのは2011年10月のことだったので、もう13年も前のことだったんですね。




ブログにはUPしていませんでしたが、あの後2016年にはこのエンジン&ミッションが搭載されていました。




で、現在はこのような状態です。古川先生としては、当初の計画通り、これにちゃんとナンバーを付ける予定で作業を進めているそうです。余談ですが、古川先生がこのクルマの制作を思いついたのは、家族で『ケロヨンの自動車大レース』(1968年、岩崎庸徳)を観ていた時、お嬢さんが "このクルマが欲しい" といったからだそうです(笑)。



古川先生としては、プリンスR380リプロダクションはもちろん、中断していた某アニメの劇中車や某レプリカの計画も実現したいとのこと。それらを全部実現しようと思ったら、まだまだ当分は引退できそうにありませんね。
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ノーチラス・スポーツカーズで幻の “ケロヨン号” に遭遇!

2011-10-01 10:00:01 | ケロヨン号レプリカ
昨日、久々に古川先生のノーチラス・スポーツカーズにお邪魔してみました。すると、工場の中にこのような見慣れないクルマが!。68年の日本グランプリにも出場した “ケロヨン号” のレプリカです。誰かのオーダーで作っているのではなく、古川先生がご自分用のクルマとして製作している作品です。




このクルマ、ちゃんと木馬座の藤城清治さんの許可を得て製作されているというオフィシャルのレプリカなんですよ。オリジナルの方は、映画の『ケロヨンの自動車大レース』にも登場しています。もちろんオリジナルのケロヨン号は競技専用車両です。しかし、古川先生はこのクルマに正規でナンバーを取得し、公道を走行できる仕様にするそうです。素晴らしい!。






そしてもう一台、『サーキットの狼』のヤタベRSに続き、某アニメ(まだ内緒)に登場するクルマのプロジェクトもすでに進行中。解禁されたら、私のブログでも紹介させていただきますね。
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