半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

ポーラミュージアムアネックスで、『久保寛子 鉄骨のゴッデス』を観ました。

2024-05-28 18:00:00 | 美術館、展覧会
ちょっと面白そうな展覧会をやっていたので、カミさんと二人で ポーラミュージアムアネックス に行きました。






その展覧会とはこちら、『久保寛子 鉄骨のゴッデス』です。鉄骨やブルーシート、コンクリート、型枠材・・・等々、工事現場等で見られる身近にある素材で立体作品を制作されているんですね。






展示室に入ったらいきなりブルーシートの尖底土器がずらり。これは期待できそうです!。




工事現場で見慣れてているような素材で、こんなに色々な表現ができるとは思ってもいませんでした。










今回、カミさんが一番気に入っていた作品がこの ≪ホモエレクトス≫ 。見ての通り素材は軍手!です。今回の作品とは直接関係ないですけど、もうピテカントロプスという呼び方は使用されていないんですね。




展覧会を見終わって、帰り際に1Fのショーウィンドウに飾られている作品を見ていたら、その足元にこの作品、≪路上のタヌキ≫ を発見!。我が家の近所でも、しばしば同じような "作品" が路上に "展示" されているのを見掛けます(笑)。



優れた造形センスさえあれば、たとえ一見アートの対局あるように見える素材でも、素晴らしい作品になりえるということを再確認させていただきました。観に行って良かったです。この企画展、会期は6月9日までとなっております。
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