半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

パナソニック汐留美術館で、『開館20周年記念展 中川衛 美しき金工とデザイン』を観ました。

2023-08-31 22:28:08 | 美術館、展覧会
カミさんと二人で パナソニック汐留美術館 に行きました。




現在開催されている企画展はこの『開館20周年記念展 中川衛 美しき金工とデザイン』です。中川衛さん、元々伝統工芸の作家の道を歩まれたわけではなく、金沢美術工芸大学で工業デザインを学ばれた後、松下電工(元パナソニック)で家電製品のデザインをされていたそうです。その作品が私達がイメージする一般的な伝統工芸の彫金と大きく異なっているは、やはりそのベースが工業デザインにあるからなのでしょうね。






今回は一部写真撮影可の展示があったのですが、中川衛さんの作品だけではなく、普段あまり見る機会のない他の作家さん達の作品も一緒に見ることが出来る展示になっていました。








あれっ、何でここに舘鼻則孝さんの靴が?と思っていたら・・・




この部分を中川衛さんが制作したコラボ作品だっんですね。



この展覧会の会期は9月18日までとなっております。尚、この企画展をご訪問の際には、是非ロビーで放映されている紹介映像を観ることをお勧めします。金工の技術の高さに驚かれると思いますよ。
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カエル好きには堪らない?。ロイヤルコペンハーゲンの蛙のフィギュリン付き小皿。

2023-08-30 18:00:00 | 陶磁器、銀器、カトラリーなど
以前にもちょっと書きましたが、私は生き物のフィギュリンが付いているお皿みたいなヤツが結構好きです。決してコレクターという程じゃないけれど、手頃な価格の品物を見付けた時にポツリ、ポツリと手に入れています。元々カエル好きということもあり(笑)、このロイヤルコペンハーゲンの蛙のフィギュリンが付いた小皿、#2477もお気に入りのアイテムの一つです。




この#2477の原型はロイヤルコペンハーゲンやビング・オー・グレンダールのフィギュリンを数多く手掛けているエリック・ニールセン (1857-1947) が制作した物。ニールセンのデザインには他にも私好みの作品が沢山あるんですよ。




バックスタンプを確認したところ、私の所有してるアイテムはどちらも同じペインターの手によるものでしたが、色の薄い方のアイテムではHの文字の下にアンダーバーが入っていたので、1967年の製品で・・・






色の濃い方のアイテムはGの文字の下にアンダーバーが入っていたので、1969~73年に作られた製品でした。同じペインターでもかなり雰囲気が異なりますね。





次回もこのカエルと同じエリック・ニールセンが原型を制作した製品に登場してもらうのでお楽しみに。


■本日のオマケ
これはロイヤルコペンハーゲンじゃないけれど、私が一番大切にしている蛙のフィギュリン付きの作品です。ちょっと分かりにくいものの、ヒキガエルが2匹向かい合って座ってますね。反対側を見ると・・・




えっ、金運ガマ!?。




実はこの作品、今から13年前、息子がまた小学生の頃に作ってプレゼントしてくれた作品でした(笑)。



きっといつもビンボーな私を不憫に思ってくれたんでしょうね。
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アンティーク家具のリフォームで疑問があったので、佐倉マナーハウス まで見学に行きました。

2023-08-29 18:00:00 | 食べ歩き
アンティークの椅子の張り替え作業をしていたら、ちょっと疑問に思ったことがあったので、お馴染み 佐倉マナーハウス まで他の椅子がどうなっているのか?、見学に行くことにしました。






もちろんただ見るだけでは申し訳ないので(笑)、まずはティールームの方で一休みさせていただきました。









店長のNさんにアンティークの椅子を自分で張り替えているという話をした所、いくつかヒントになるお話をうかがうことが出来ました。いつもありがとうございます。その後、いつものように店内を一通りみていたら、ある品物を使えばちょっと面白そうなこと(まだ秘密!)が出来るのでは?と思いつきました。次に訪問するときにはちゃんと寸法を測っておくことにします。
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東京国立近代美術館で、『ガウディとサグラダ・ファミリア展』を観ました。

2023-08-28 18:00:00 | 美術館、展覧会
カミさんと二人で東京国立近代美術館に行きました。現在開催されている企画展は『ガウディとサグラダ・ファミリア』です。




ガウディの創造の原点として、その手法やサグラダ・ファミリア以前の作品を紹介している展示室もありましたが、その多くの部分がサグラダ・ファミリア関連の展示によって占められていました。






今回は撮影可の展示室もあったので、いつものように少しだけ会場の雰囲気を御覧に入れることにしましょう。














サグラダ・ファミリアといえば、今から13年前に家族旅行で実際に訪問したことがあります。バルセロナに行ったのは娘から ”ガウディの建築を実際にこの目で見てみたい” というリクエストがあったから。こうやって当時の写真を見ると、今とはかなり違っていますね。ちなみに、その年の息子の希望は ”イギリスのマン島で機関車に乗る” だったのですが、それではあまり食事に期待が出来ないという理由で却下されました(笑)。



残念ながら私達夫婦はこのサグラダ・ファミリアが完成した姿を観ることはできないでしょう。しかし、工事のスピードが予定よりかなり早くなっているとのことなので、もしかしたら子供達はそれを観ることが出来るかもしれませんね。
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アンティークの椅子、DIYで張り替えできるかな?。夏休みの宿題? その3。

2023-08-27 18:00:00 | アンティーク家具
我が家のダイニングで使用しているテーブルと椅子は、このイギリス製のアンティーク家具です。今から26年前、当時目黒通り沿いにあったキーウエストというアンティーク家具のお店(現在は閉店)で購入しました。これを手に入れるまでには、勝どきや木場、有明等にあった倉庫のように大きいアンティーク家具の専門店をいくつも見て探し回ったんですよ。今じゃどのお店も無くなっちゃいましたけどね。




ドローリーフのテーブルとそれと揃いになった椅子が6脚というセットだったこともあり、他の同種の商品よりかなり高価だったけれど、今でもあの時に思い切って買って本当に良かったなぁと思い続けています。キーウエストからは他にも後に写っているキャビネットや私の書斎のデスク等、数点のアンティーク家具を購入しています。




最初から揃いだったのでご覧の様に足も全く同じデザイン、アカンサスのバルボスレッグです。後から買い揃えようとしてもデザインや高さなどがピッタリというのは中々見付からないし、それを6脚揃えるなんてまず不可能です。




でもこのセット、さすがに26年も使い続けてきたので、結構傷んできてしまいました。椅子なんか座面が凹んで生地が破れちゃったヤツまであります。そろそろ何とかしないとなぁ・・・と、いうわけで、この夏休みの間に自分で張り替えに挑戦することにしました。




このタイプの椅子、補修時のことを考慮しているためか?、座面の部分だけ木枠ごと取り外すことが出来ます。中身は2種類の綿のような素材を重ねてあり、麻のベルトで吊るという構造になっていました。座面が凹んでしまったのは、その麻のベルトが切れてしまったからだったんですね。




裏地を剥がして中身を出したら、座面の生地を剝がすために、ネイルを1本1本抜きます。根気のいる作業だよなぁ。




それが終わったら、麻のベルトを取り外します。座面の生地を留めていたネイルよりも長くて折れやすいので抜くのが大変でした。




折れてしまったネイルはハンマーで叩き込んでおきました。この木枠を見ると、今までに何度も張り替えられていることが良く分かります。やはり抜けずに叩き込まれているネイルもチラホラ。




これが今回抜いたネイルの一部。この段階で挫折してしまう方も少なくないそうですよ。実際にやってみると、その気持ちも良く分かるよなぁ(笑)。




これで生地もネイルも全部外れて、木枠のみになりました。実際に作業を開始する前には全然気づいていなかったのですが、この木枠、座り心地を良くするために丁寧に曲げてありますね。しかも前後でRが異なっています。もしかしたらこの家具、私達が考えていたよりも上等の品物だったかもしれません。



というわけで次は組み立て作業なのですが・・・実は当初考えていたのとは別の方法にチャレンジしてみることにしました。どんな方法で修理したのか?に関しては次回をお楽しみに。
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ダイハツ・ムーヴ(L902S)、気になる傷をタッチアップしました。

2023-08-26 18:25:34 | ダイハツ・ムーヴ
我が家のダイハツ・ムーヴ(L902S)、いつも薄汚れているので商用車のようなソリッドのホワイトだと思っている方が多いのですが・・・実はスーパーパールホワイト(メーカーのカラーコードはW16)という名称のメタリックなんですよ(笑)。実は先日、コストコでカートをテールゲートにぶつけてちょっと傷が付いたので、アマゾンでホルツのタッチペン(メーカーの正式名称はカラータッチ)を購入。自分でタッチアップすることにしました。




傷が付いちゃったのはこの部分。エッジの所なので別にそんなに目立つわけじゃないんですけどね。




ペイントが乾いたらこの通り。パッと見ではどこに傷があったのか分かりません。




私が小さい傷でも直ぐに補修しようと思ったのは、この時代のダイハツ車は防錆処理がお粗末だということを知っているから。このクルマの場合でも、エンジンフードを開けるとフェンダーの内側はこんな状態になっています。黒錆に転換させるタイプの防錆剤でも塗っておいた方が良いのかな?。





カミさんのポルシェ911(930)のボディは錆に強い亜鉛メッキ鋼板ですけが、飛び石の傷等タッチアップした方が良い場所が何カ所かできてしまいました。さすがに純正と同じスレートブルーメタリック(カラーコード661 )のタッチペンは市販されていないものの、現在では特注で純正色と同じ色の補修用タッチペンや缶スプレーを作ってくれる所があるので、いずれはそういった物を試してみようと思っています。


■現在の走行距離
(2023年08月26日現在) : 12万8498km
■前回からの走行距離 (07月18日~08月26日) : 1588km
■今月の維持費
■部品代
ホルツ カラータッチ W16 スーパーパールホワイト : 681円 ※
■工賃 : 0円
■その他
■合計
 681円

※ 税込
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千葉市美術館で、『三沢厚彦 ANIMALS/Multi-dimensions』を観ました。

2023-08-25 18:00:00 | 美術館、展覧会
カミさんと二人で千葉市美術館に行きました。お目当ての展覧会はコチラ、『三沢厚彦 ANIMALS/Multi-dimensions』です。




6年前に松涛美術館で開催された『三沢厚彦 アニマルハウス:謎の館』が非常に面白かったので、この企画展の開催を知った時から大変楽しみにしていたんですよ。展示は ”ANIMALS” シリーズの動物の木彫だけじゃなくて、それ以前に制作していた初期の作品や木以外の素材を使用した作品、平面の作品など盛り沢山の内容になっていました。






三沢厚彦さんの木彫作品はほぼ実物大なので、作品によっては巨大なサイズになります。今回は写真撮影可の展示室があったのですが、作品と一緒にカミさんが写っている画像をご覧いただければ、何となくその大きさがご理解いただけるんじゃないかな?。












作品は企画展の展示室だけではなく、ロビーや常設展示室、図書室、1Fのホール等々、館内のあちこちに展示されていました。訪問するときにはには見逃さないようにご注意くださいね。





制作風景を撮影した映像を見ていたら、「作品を制作するにあたって、実際の動物を取材することはない」と語られていたのでビックリ!。てっきり入念な取材を行ったうえで制作していると思ってました。三沢さんは現実の動物よりも、自分の中にあるその動物に対するイメージの方をより重視するという考え方なのですね。まぁ今回出品されていたキメラの類も、最初から実物を取材することは不可能ですしね(笑)。

尚、この企画展、会期は9月10日までとなっておりますのでお見逃しなく。
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いすみ市の マリンレストラン シーガル で、今回も ”昭和の洋食” を堪能しました。

2023-08-24 18:00:00 | 食べ歩き
先日、ちょっと近所まで行く用事があったので、いすみ市の マリンレストランシーガル を再訪してランチを食べることにしました。




今回は道路側の席に座ることが出来ました。ご覧のようにお店側からはヨット?の残骸が見えるものの、木に隠れてしまって道路側からはほとんど見えません。今では子猫の遊び場ですけど、昔は窓の外にヨットがあるおしゃれなお店だったのでしょう。






で、肝心の料理ですが(笑)、かなり迷った末にカミさんは若鳥のグリエを・・・




私はビーフシチューをお願いしました。




ご覧のようにライスもたっぷり。




ビーフシチューにはサラダも付いていました。




最後の〆、今回は再びプリンにしました。こういうプリン、今では中々食べられる場所はありません。人気メニューになるのも納得です。



メニューにはまだまだ食べてみたい料理が沢山載っているので、また機会を見つけて訪問したいと思います。今度はカツカレーが食べたいなぁ。


■本日のオマケ

シーガルの入り口にはいつも猫が寝ています。



ドアを開けようとしてどいてくれません(笑)。
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自宅の壁にDIYで漆喰を塗りました。夏休みの宿題? その2。

2023-08-23 18:58:58 | 機械/道具/生活雑貨
実はカミさんと私の二人共、夏休みの直前に相次いで情けない失敗をしてしまって、身体的にクルマを長距離運転をするのが苦しい状況になっていました。トホホ~。まぁ齢のせいもあるのかな?。と、いうわけで、今年の夏休みは自宅で出来ることをしながら大人しく過ごすことにしました。カミさんはというと、以前から少しずつ進めていた室内の壁に漆喰を塗るという作業に集中です。




カミさんが使っている漆喰は昨年1Fのトイレのリフォームでも使用した ”うま~くヌレール” というアマチュア用の製品。もちろんこてでも塗れますが、カミさんがやっているのは手袋を使って塗るというワイルドな方法でした(笑)。




扉などの様に漆喰が塗れない場所に関しては、色味が似ているミルクペイントを使用しました。




この夏休みだけでダイニング、キッチン、廊下、1Fの階段周辺部分などの作業を完了!。





既に作業が完了していた玄関と合わせて、自宅1Fの白い壁の大半をたった一人で塗り替えてしまいました。流石うちのカミさん、ツインターボが付いているだけのことがありますね。

じゃあその間、私は一体何をしていたのか?というと・・・夏休みの宿題? その3 をお楽しみに。
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VWポロGTI(9N)、ブレーキローターとパッドを交換しました。

2023-08-22 18:00:00 | VW ポロ
息子のVWポロGTI(9N)、先日私が借りていた時にブレーキパッドの摩耗警告灯が点灯しました。うまく行けば年末の車検までもってくれるかな?と考えてましたけど、さすがにちょっと考えが甘かったですね。




というわけでお馴染みのBIS(ベストインポートサービス)で点検をお願いしました。




予想通り、今回はブレーキパッドだけじゃなくて、ディスクローターの方も交換時期だったものの、残念ながらBISでパーツのストックを切らせていました。




そこで、パーツは私が自分で手配して持ち込むことにしました。今回選んだのは純正ではなく、以前から興味のあったDIXCEL(ディクセル)の製品です。ポロGTI用ディスクローターには用途によってPD、SD、HD、HSの4種類がランナップされているけれど、息子は別にハードな使い方をするわけではないので、一番ベーシックなPDを選びました。ちなみに、 ”S” の文字はスリット入り、”H” の文字は熱処理が施されたタイプを指しています。




ポロGTIのフロント用に設定されているブレーキパッドは、標準型の ”P(プレミアム)” 、低ダストタイプの ”M”、ハードな走行用の ”ES(エクストラスピード)”、街乗りからサーキット走行までをカバーするワイドレンジモデルの ”Z”、ABS介入を抑えるレース用パッドの ”RE” の5種類。どの程度の低ダストになるのか興味があったので、今回はちょっと奮発してMを選びました。




これが外した純正のディスクローター。直径288mm、厚さ25mmのベンチレーテッドディスクです。クルマのパフォーマンスや車両重量からすれば、ノーマルでも十分な容量があると思います。




こちらは純正のブレーキパッド。左前輪に摩耗警告灯用のセンサーが組み込まれています。




一応ホース類などの点検も行いましたが、特に問題なしだったのでそのまま組み込みました。




念のためリア側のブレーキも確認してみました。




ローターは大丈夫でしたが、パッドの方はもうそろそろ交換時期ですね。




リアのパッドはBISに在庫があったので、この機会に交換してしまうことにしました。




コチラも他に問題がなかったのでそのまま組み込んで終了です。



最後にブレーキ液の液面のチェックとエア抜きをして作業完了。現状気になるような不具合はないし、今回ブレーキ関連の作業をやってしまったので、恐らく年末の車検は消耗品の交換程度で大丈夫じゃないかな?。

■現在の走行距離
(2023年08月22日現在) : 7万2002km 
■前回からの走行距離 ( 05月28日~08月22日 ) : 1971km
■今月の維持費
■部品代
DIXCEL フロントディスクローター(PD) : 2万5630円 ※
DIXCEL フロントブレーキパッド(M) : 2万4970円 ※
リアブレーキパッド : 4500円
■工賃
フロントブレーキディスク、パッド交換一式 : 1万円
リアブレーキパッド交換一式 : 5000円
■その他
消費税 : 1950円
■合計 : 7万2050円

※ 税込。BISに部品持ち込み
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