谷塚のワイルドシングに整備に出していたダイハツ・ムーヴ・エアロダウンカスタム(L902S)、整備が終わったので引き取りに行ってきました。
今回のメインの目的だったエンジン・マウント交換、ご覧のように千切れてこそいなかったものの、さすがに20年落ち、走行9万3000kmなんでそれなりにヘタっていましたね。劇的に・・・・・・とまではいいませんが、やはりアクセルオン/オフ時のスナッチングもアイドリング時の振動も体感できるくらい少なくりました。
どう見ても外せそうに見えない後ろ側のマウント、メーカーのサービスマニュアルによると、フロントメンバー(メーカーでの呼称はフロントフレーム)を降ろして交換と書かれていました!。でも坪田メカニックはメンバーやステアリングラックを緩めて何とか交換したそうです。ご苦労様でした。
ステアリングラックやドライブシャフトのブーツの破れはどうせ修理しなくちゃならない部分なんで、今回一緒に片付けることが出来て良かったです。
ATF、メーカー指定では10万kmまで無交換になってます。でも予想通り結構汚れちゃってますね。元々銀色だったはずのストレーナーもガンメタになってました!。
長期間無交換だったのでちょっと心配していたものの、現在の所は滑り等の症状は出ず、シフトショックも若干減少したような印象です。ヨカッタ、ヨカッタ。
ベルト類はいずれにしても消耗品なんで、ここまでやっておいて交換しないで済ませるわけには行きません。冷間始動時に微かに鳴きが出ることがあったのに、今回の整備後にピタリと消えました。
正直、プラグはもっと悲惨な状態かと思ってました。でも交換したらアイドリングはさらに安定したので、やはり換え時だったのかな?。
この時代のJB-DETエンジンには、贅沢にもマグネシウム合金製のカムカバーが奢られていました。普段は見えない部分だし別に性能的には大した意味はないけれど、このエンジンを開発した方々の心意気が伝わってきます。こういうの、嫌いじゃありません。
このエンジン、4気筒で鋳鉄ブロック、チェーン駆動のDOHC 16バルブ+インタークーラーターボというスペックで、私のような人間にとっては最近のお利口さんになった軽自動車のエンジンよりずっと魅力的に見えます(笑)。あちらこちらから悪魔の囁きが聞こえて来ますが・・・・・・次はポルシェ911の整備が控えているし、まだまだ我慢しないとね。
■現在の走行距離
(2020年02月21日現在) : 9万3048km
■前回からの走行距離 (02月10日~02月21日) : 202km
■今月の維持費
■部品代
プラグ (K20TNR✕4本) : 2800円
オルタネータ用ベルト : 1580円
エアコン用ベルト : 750円
ベーンポンプ用ベルト : 1210円
ミッションオイルパン、ガスケット : 1210円
同 ドレインガスケット : 160円
同 ストレーナー : 5900円
同 ストレーナー Oリング : 140円
エンジンマウント (左) : 8300円
エンジンマウント (前) : 6400円
エンジンマウント (後) ; 1万1800円
ステアリングラック ブーツ (✕2個) : 4300円
ドライブシャフト (リビルト、左) : 1万200円 ※1
ドライブシャフト (リビルト、右) : 1万200円 ※1
ATF (ルーカス、4 ℓ ) ; 8800円
■工賃
エンジン・マウント交換 一式 : 4万8000円
ステアリングラックブーツ交換、グリスアップ等一式 (左右) : 8000円
ベルト交換 一式 : 1万8000円
プラグ交換 一式 : 1万2000円
ATF/ストレイナー等交換 一式 : 3万6000円
ドライブシャフト交換、トー調整など一式 : 3万4000円
■その他
消費税など : 2万3-18円
■合計 : 25万3198円
※1 コアチャージなので、使用済みドライブシャフトは返送
■本日のオマケ
某月某日のワイルドシング。もはやなんのお店か分かりません(笑)。この前お店にいたら、飛び込みで国産コンパクトカーのお客さんがやって来ました!。