ちょっと前の話になってしまうんですけど、以前私がこのブログにUPしたこの画像を見た方から、”この写真のスコープは本物なのか?。それとも市販品をベースにしたレプリカなのか?” 尋ねられたことがありました。

このスコープのことですね。L96A1のことはある程度知られているけれど、確かに今までこのスコープについてはあまり詳しく書かれている記事を見たことがなかったよなぁ。というわけで先に結論ですが・・・


もちろん本物です。アキュラシー・インターナショナルがPM/L96A1用として設定したPM 6×42、英軍がL13A1として正式採用したスコープです。一般ユーザー向けの販売はされていないものの、私は運良く払下げ品を入手することができました。これは初期モデルなのでフォーカスリングがアルミですが、後期モデルではプラスチックに変更されました。


鏡胴径は26mmで、チューブの材質はアルミじゃなくてスチールなので、ご覧の様に磁石がつきます。丈夫なのが嬉しい半面、サイズの割には重くてマウント込みで663gもあります。

このノブがL13A1の証だと思っている方もいらっしゃるようですけど、当時のシュミット&ベンダーでは他のターゲットスコープにも使用されていたので、別に専用品というわけじゃありません。この6×の他、10×や12×、2.5~10×等様々なバリエーションがあり、10×や12×はSAS等でも使用されたそうです。

レティクルはいくつかの種類があります。私が入手したのはご覧の様にファインクロスとポストを組み合わせた物でした。でも射撃にはL17A1みたいなタクティカル用のレティクルよりずっと使い易いんですよ。

スコープマウントはL17A1以降に採用されたスポーツマッチ製ではなく、L96A1のシャーシやアクションを製造していたのと同じパイロン・インダストリーがOEMで製作していた物です。でも、これの輸入が予想外に大変なことになったのは以前に書いた通りです(笑)。

これはアキュラシー・インターナショナル社のPM用ユーザーマニュアル。スコープに関する記述はあっさりしたものです。


これは英軍がL96A1用に作ったパーツカタログ。スコープに関してはアッセンブリーでの供給で、修理やメンテナンスなどのサービスに関してはシュミット&ベンダーに丸投げしているのだとばかり思っていたのですが、ネジ一つに至るまですべてにパーツ番号があったので驚きました。パーツの供給を受けて自分達で対応していたということなのかな?。





最後はL96A1用のトレーニング・マニュアル。

スコープの調整にはご覧のような専用のツールが用意されていました。


これが欲しくてずっと探しているけれど、今まで一度も見たことがありません。まぁ手に入れても実際に使うことはないでしょうけどね(笑)。

このスコープのことですね。L96A1のことはある程度知られているけれど、確かに今までこのスコープについてはあまり詳しく書かれている記事を見たことがなかったよなぁ。というわけで先に結論ですが・・・


もちろん本物です。アキュラシー・インターナショナルがPM/L96A1用として設定したPM 6×42、英軍がL13A1として正式採用したスコープです。一般ユーザー向けの販売はされていないものの、私は運良く払下げ品を入手することができました。これは初期モデルなのでフォーカスリングがアルミですが、後期モデルではプラスチックに変更されました。


鏡胴径は26mmで、チューブの材質はアルミじゃなくてスチールなので、ご覧の様に磁石がつきます。丈夫なのが嬉しい半面、サイズの割には重くてマウント込みで663gもあります。

このノブがL13A1の証だと思っている方もいらっしゃるようですけど、当時のシュミット&ベンダーでは他のターゲットスコープにも使用されていたので、別に専用品というわけじゃありません。この6×の他、10×や12×、2.5~10×等様々なバリエーションがあり、10×や12×はSAS等でも使用されたそうです。

レティクルはいくつかの種類があります。私が入手したのはご覧の様にファインクロスとポストを組み合わせた物でした。でも射撃にはL17A1みたいなタクティカル用のレティクルよりずっと使い易いんですよ。

スコープマウントはL17A1以降に採用されたスポーツマッチ製ではなく、L96A1のシャーシやアクションを製造していたのと同じパイロン・インダストリーがOEMで製作していた物です。でも、これの輸入が予想外に大変なことになったのは以前に書いた通りです(笑)。

これはアキュラシー・インターナショナル社のPM用ユーザーマニュアル。スコープに関する記述はあっさりしたものです。


これは英軍がL96A1用に作ったパーツカタログ。スコープに関してはアッセンブリーでの供給で、修理やメンテナンスなどのサービスに関してはシュミット&ベンダーに丸投げしているのだとばかり思っていたのですが、ネジ一つに至るまですべてにパーツ番号があったので驚きました。パーツの供給を受けて自分達で対応していたということなのかな?。





最後はL96A1用のトレーニング・マニュアル。

スコープの調整にはご覧のような専用のツールが用意されていました。


これが欲しくてずっと探しているけれど、今まで一度も見たことがありません。まぁ手に入れても実際に使うことはないでしょうけどね(笑)。