半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

アキュラシー・インターナショナルの1000ヤード(約914m)競技用ライフル、撃ちました。

2019-12-03 16:59:49 | ライフル射撃、ライフル銃
いつもポルシェの整備でお世話になっている清水さんと一緒に、千葉県射撃場にライフルを撃ちに行きました。

今回私が持っていったのはコレ、アキュラシー・インターナショナルのパルマ・マッチ、つまり1000ヤード(約914m)競技用ライフルです。ストック形状はISSFのスタンダード規格適合のワルサーUITマッチ風(実際にワルサー社がOEMで製作していたそうです)ですが、銃身長が29.5インチもあるのでスタンダード種目には出場できません。



この銃の銃身、ボーダーとかじゃなくて、何とオリジナルのオーストラリア製マドコウ(Maddoco)でした!。昔から噂には聞いていたものの、この銃がやってくるまでは一度も本物を見たことがありませんでした。


アクションはアキュラシー・インターナショナルの競技用ライフルがクーパーマッチ・シリーズになるより前、つまりPM(L96A1)とかと同じ3ロッキングラグ、セイフティなしの角形ボルト・スリーブという一世代前の物です。




この銃のチャンバーは通常のISSF競技用よりタイトに作られています。手許にある使用済みの薬莢でハンドロードする場合、通常のFLダイで絞ったケースでは装填できないため、レディングのスモール・ベース・ボディ・ダイでもう一度絞ってから使用しました。精度に関しては次回お見せしますね。




現在、308Win.だけで用途別に3挺所持しているのですが、口径が同じでも事実上は薬莢の互換性はなく、 “メーカーはどこで、どの銃で何回使ったか” は個別に管理しなくてはなりません。



以前は口径が同じなら色々共用できて便利かな?と思っていたものの、現実にはリローディングダイのブッシングさえ全部別々だし、薬莢は目視で見分けがつかないので間違える可能性もあり、かえって厄介な状況かもしれません。実は最近かなり混乱気味で、この春にちょっとした失敗をやらかしてしまったので、いっそ古い薬莢は一度全部捨てて、ゼロから仕切り直ししようかな?。


話は変わりますが、清水さんが新しく導入したエアライフルの正体はコレ、ダイアナのM54エアキングでした。口径はあまり見掛けない25(6.35㎜)です!。例のダイアナ純正スコープマウントがちゃんと機能しているようで、今回はスコープが壊れちゃうようなことはありませんでしたよ。



最近、私の周りではAR、それもPCPとかじゃなくてスプリング式が流行ってます。皆さん過去に色々な経験を積まれた方々ばかりなので、敢えて難しいことにチャレンジしたくなるのかも知れませんね(笑)。私も大口径を一挺処分して、代わりにARを導入しようかと思っているのですが、出来れば皆さんと被らないモデルにしたいなぁ・・・・・・


■本日のオマケ
我が家から射撃場に行く途中のトンネル、このような様子でした。



復旧にはまだまだ時間が掛かりそうです。

■2024年01月27日
お問い合わせを頂いたので、アキュラシーインターナショナルのターゲットライフルのカタログ画像を貼っておきます。




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2 コメント

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Unknown (semikujira)
2024-01-27 18:31:13
はじめまして、ご教授いただけ無いかと思いまして、コメントさせていただきました。ぶしつけなお願いで大変申し訳ありません。他でもありませんがアキュラシーの競技銃を譲っていただくことになったのですが、平成のはじめに兵林館で購入して、サイトはワルサーがついていたという事しかわかりませんでした。貴殿のお持ちの1,000ヤード銃にストックがそっくりです。所持許可の申請にモデル名とかがわかるカタログをお持ちで無いかと思いコメントさせていただきました。現所持者の許可証には、メーカー名 その他の銃
モデル名 不明 となっていました。
長文で失礼いたしました。
カタログの画像、貼っておきます。 (半谷範一)
2024-01-27 21:56:39
semikujira様

お問い合わせの銃は恐らく300m UIT Standard Rifle だと思います。カタログの画像を貼っておきますのでご覧ください。

半谷範一

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