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カミさんと上野で待ち合わせをして、東京都美術館に行きました。お目当てはもちろん『ボイスマン美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展 16世紀ネーデルランドの至宝 ‐ボスを超えて‐』です。
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ブリューゲルの《バベルの塔》というと、一般にはウィーン美術史美術館に収蔵されている作品を指すことが多いのですが、今回来日したのはボイスマン美術館に収蔵されている方の作品でした。5年前にユーロスペースで『ブリューゲルの動く絵』という映画を観たとき、ラストでウィーン美術史美術館の館内に《十字架を担うキリスト》と《バベルの塔》が並べて展示されているシーンが出てきました。あの映画を観て以来、いつかは訪問してみたいと思い続けています。
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今回のもう一つの目玉はヒエロニムス・ボスの作品が2点も初来日しているというということ。私を含めて、《バベルの塔》よりそちらの方に興味があるという方も少なくなかったと思います。今までに見たことのある本物のボスの作品は、2年前に三菱一号館美術館で開催された『プラド美術館展 スペイン宮廷 美への情熱』で観た《愚者の石の除去》のみだったので、これだけでも十分に訪問した価値がありました。
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話は戻りますが、ブリューゲルの品に描かれたバベルの塔の高さ、推定で510mだそうです。さすがに東京タワーも小さく見えますね。現代の技術を用いれば、実際にこのサイズの建造物を創ることが出来るのかな?。
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■本日のオマケ
妙なオブジェが置いてあったので何かと思ったら、何と公認マスコットキャラクターである “タラ夫” の着ぐるみ!。完全にカミさんのツボだったようで、写真を何枚も撮っていました。で、どこが気に入ったのか聞いてみたところ・・・・・・
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・・・・・・「このエラのカーブが良い!」
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「えっ?、そっちですか!!」
カミさんと知り合ったのはまだ十代の頃のことなので、もうずいぶん長い付き合いなのですが・・・・・・未だに “ツボ” がよく分かりません(笑)。