半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

えっ!、これが刺繍?。目黒区美術館で、『青山悟 刺繍少年フォーエバー 永遠なんてあるのでしょうか』を観ました。

2024-06-11 18:00:00 | 美術館、展覧会
ごめんなさい。今日は既に終了した展覧会の話題です。

先日の日曜日、ちょっと用事があって近所まで行ったので、帰りに目黒区美術館に寄りました。




現在開催されている企画展はこちら、『青山悟 刺繍少年フォーエバー 永遠なんてあるのでしょうか』です。




青山悟さんの作品を初めて観たのは2020年に練馬区立美術館で開催された『再構築』という企画展のときでした。その時は刺繍作家というよりはモダンアートの作家というイメージが強かったこともあり、今回の企画展が開催されることを知ったときにも、中々イメージ繋がりませんでした(笑)。






青山悟さんの作品、私達が刺繍という言葉でイメージするものとは大きく異なっています。この≪東京の朝≫などは近づかない限り写真のように見えちゃいますね。




この作品、≪About Peinting≫では・・・




新旧の名画たちが刺繍で再現されていました。




どうやら刺繍=平面作品だという認識すら完全に誤りだったようです。








ワークショップルームではご本人が制作のデモンストレーションをされていました。使用しているミシンは1950年代の物とのこと。



この展覧会を観て、私の刺繍に対するイメージは大きく変わりました。刺繍というのは決して平面作品ではなく、インスタレーションを含めて実に多様な表現方法が可能なアートだったんですね。残念ながらこの企画展は終了してしまったけれど、もしまた青山悟さんの作品が展示される機会があったら、是非見に行こうと思っています。
コメント
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