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半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

趣味の弾作り? ハンドロード(リローディング)の話 その9

2020-05-02 17:41:21 | ライフル射撃、ライフル銃
私の場合、様々な数値がすべて規定値内に収まっている場合でも、再使用しない薬莢があります。例えばコレは使いません。どうでしょうか?。理由が分かりますか?。ちょっと画像を拡大してみると・・・・・・




・・・・・・ケースの下の方にグルッと一周、白い筋のような物が見えるのが分かりますね。メーカーがケースを生産するときには中々均一の厚さにはできず、種類によっては部分的に薄い部分ができてしまうそうです。口径やメーカーによって異なるとのことですが、このラプアの308Win.では、この辺りに薄い(=弱い)部分ができるようです。



ホットロードで何度も使用しているとそこから破断することがあり、その前兆として薬莢の周囲に筋が現れることがあるとのこと。別にそんなの全然気にしないという方もいらっしゃいますが、私は薬莢切れが怖いのでその薬莢だけでは無く、それと同グループ ( 以前にも書いた通り、 使用銃と使用回数毎にグループで管理しています )の薬莢は全て迷わず廃棄します。


薬莢切れといえば・・・・・・実はこんなツール 、 “ブロークン・ケース・エキストラクター” も持ってます。万が一薬莢が千切れてエキストラクターが掛かる部分がなくなってしまっても、これを薬室に差し込めば先端のキザギザの部分がケースマウスに引っかかって排莢できるというわけです。私の所有しているのはECHO製でかなり昔にBrownellsで購入しました。パーツを組み替えれば、現在私が所有している全ての口径に使用できるようになっています。



私のと同じタイプは既にかなり以前に生産が終了しているようですが、現在でもPacific Tool & Gaugeでは同種の(というよりは、もっと使いやすそうな)ツールが販売されています。幸いなことに今までこのツールの出番はありませんでしたが、できれば一生使いたくないなぁ・・・・・・


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ハンドロード(リローディング)の話 その8
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趣味の弾作り? ハンドロード(リローディング)の話 その8

2020-04-22 17:06:00 | ライフル射撃、ライフル銃
使用した薬莢はケースレングスやDL(=DATUM LENGTH)が規定値内であっても、色々な部分が傷んで使用できなくなります。例えばプライマーポケット(雷管の入る部分)に関しては、徐々に穴が広がって雷管が抜けるようになります。チェック方法はいくつかありますが、私はコレ、バリスティックツールズのプライマーポケットゲージを使用しています。一般的なライフル用プライマーの大きさは基本的にスモール、ラージの2種類なので、この2個だけで全部兼用です。




使い方は実に簡単。ゲージの両側に突起があり、四角い溝が掘ってある方が “GO” で、V字型の溝が掘ってある方が “NO GO” となっているので、それを差し込んでみるだけ。規定値内であれば、この “NO GO” 側を差し込むことはできませんが・・・・・・




・・・・・・規定値を超えているとスポッと入ってしまいます。この薬莢、もう使えませんね。



まぁ発射するときは後からボルトフェイスで押されているので雷管だけ後ろに飛んだりすることがありませんが、ここが規定値を超えていると、排莢するときに雷管がポロッと抜けたりします。実は以前、誤って廃棄する予定だった薬莢を使ってしまったとき、射場で雷管が抜けて挟まり、ボルトの閉鎖が出来なくなったことがありました。トホホ~。皆さんもお気を付けて下さいね。


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ハンドロード(リローディング) の話 その9
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旧~いターゲット・ライフルが欲しい?

2020-04-17 19:01:28 | ライフル射撃、ライフル銃
私が好きな銃は射撃競技専用の単発式ライフル銃です。15歳で射撃競技を始めた頃からずっと変わりません。銃声も反動も嫌いだし、紙の標的に穴開けられればOKなんでパワーも全然必要ありません。ガチの競技選手だった頃は銃その物に対する関心は薄くて、“良い銃” = “試合で勝てる銃” だったため、最新の競技銃にしか興味がありませんでした。しかし、事実上現役を引退してからはもっと古い時代の銃に興味を持つようになり、以前はこんな資料を集めていたこともありました。












やはり旧い銃には旧いサイトが似合うだろうということで、そういった関係の資料も買いました。バーニア・サイトを使った射撃、昔からの憧れです。ずっとマイクロサイトに慣れ親しんできたので、実は光学照準器はあまり好きじゃありません(笑)。でも日本にはこんな旧い銃が参加できる射撃競技はありませんし、それ以前にボルト式じゃないと日ラ推薦が下りないので、もし実際に所持しようとしたら狩猟用として許可を受けなくちゃなりませんね。





実は昔からお付き合いさせていただいている某銃砲店の倉庫に、フォーリング・ブロックでセット・トリガーのバラード№.5が眠っているのですが、口径が大き過ぎてそのままでは所持許可を受けることができません。何とかあのアクション(機関部)をベースにクラシカルなターゲット・ライフルが作れないかなぁ。
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趣味の弾作り? ハンドロード(リローディング)の話 その7

2020-04-14 16:53:32 | ライフル射撃、ライフル銃
さて、今日は4月3日のブログの続きです。

私がウィルソンのゲージを使わなくなってしまった理由は、代わりにコレ、レディングのインスタントインジケーターを使っているからです。




最初はリローディングダイのセットティングが正しいかを確認するためのツールとして購入したのですが、実際にはケースのDL(=DATUM LENGTH)だけじゃなくて、ケースレングスやブレットシーティングデプス等々、色々な数値を計れるし、インスタントの名の通り凄く簡単なんですよ。リローディングに関する数値はインチ表示のことが多いので、ダイヤルゲージは新しくインチ規格の物を買い足しました。




ケースのDLがヘッドスペースの適正値内に収まっているかどうか?確認するときは、ダイのボディの中にショルダーコンタクターというパーツを組み込み、上部にダイヤルゲージを差し込んでリローディングプレスに取り付けます。




次にこのセットアップゲージをシェルホルダーに取り付けて、ダイヤルゲージの数値を0にセットします。今回は撮影のために仮留めしてしまいましたが、実際にはもう少し測定子を押し込んだ状態で0を出すようにセットしています。








セットアップ・ゲージの長さはDLのミニマム値に合わせてあるので、この状態で使用済みの薬莢を取り付けて計ってみると・・・・・・




・・・・・・ご覧の通り。どの位伸びたか一目瞭然ですね。この308Win.のDLは、ミニマムが1.63インチでマキシマムが1.64インチ、つまり0.01インチまでの伸びは許容範囲ということなので、このケースはまだフルレングスリサイジングせずに使用できるということになります。リミット針を使えば沢山のケースの計測もあっという間に終了です。



ケースレングスだけではヘッドスペースが適正値かどうか分からないのはもちろんですが、私のように同一口径で複数の銃を所持している場合には、不注意で薬莢が混ざっちゃったときの識別なんかにも便利なんですよ(笑)。DLに関しては掲載されているリローディングマニュアルもありますが、SAAMIのサイト等でも調べることが可能です。


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趣味の弾作り? ハンドロード(リローディング)の話 その6

2020-04-03 20:16:37 | ライフル射撃、ライフル銃
大口径ライフルを撃たない方は不思議に思うようですが、銃の薬莢は使うと伸びます。伸び過ぎると様々な弊害が出るので、リローディングの前には毎回チェックが必要です。30カービンの様な真っ直ぐな薬莢であれば、全長だけノギスで測って基準を超えた分だけトリマーで削れば解決です。しかし、一般的なボトルネックの薬莢の場合はそう簡単には行きません。たとえネックを削って全長を調整しても、ケースのボディ側が伸びたままだと、ヘッドスペースが詰まってしまうからです。




というわけで、リローディングをされている方の多くは通称 “ヘッドスペースゲージ” と呼ばれるツールでチェックしています。私が所有しているのはウィルソンの製品で、恐らく国内ではこのタイプが一番普及しているはず。種類も豊富で、一般的な口径であればまず入手に困ることはありません。




中央には穴が開いていて、上面には溝が切ってあります。実際に計っているのはDL=Datum Lengthで、溝の下の面がミニマムの長さ、上の面がマキシマムの長さを表します。




ケースを挿入するとこんな感じ。ケースの底面がゲージの上下の溝の間に収まっていればDLは規定値内ということになります。




専用のツールもありますが、私はこんな感じでシックネスゲージを使ってチェックしています。引っかかることなく、スッと通せるようだったらDLはOKなので、ネックリサイジングだけで大丈夫。もし引っかかるようだったら、フルレングスリサイジングが必要です。




裏側はケースレングスゲージになっています。




リサイズ後、マキシマムの長さより伸びていたら、トリマーで削って調整します。



このように、大変シンプルで便利なツールなのですが・・・・・・実は私はもうこれは使っていません。なぜなら、もっと簡単で分かりやすいツールを使っているからです。そのツールにに関しては、次の機会にご紹介させて頂くことにしましょう。

■本日のオマケ
私の使っているノギスです。インチ/ミリの切り替え式のミツトヨは国内では販売されていないので、仕方なくアメリカから逆輸入しました。RCBSはまだ中国製になる以前、スイスの Kunststoffwerk AG Buchs がOEMで製作してた頃のモデル。実は日本の某社のノギスもこちらのOEMです。プラ製なので精度はそれなりですが、動きがメチャメチャ軽くサムローラーも使いやすいので、沢山の物を計るときに凄く便利だし、重量も軽いので海外遠征のお供はいつもこちらでした。




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ハンドロード(リローディング)の話 その9
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西富士ライフル射撃場まで、今年の初撃ちに行ってきました。

2020-01-31 16:57:56 | ライフル射撃、ライフル銃
先日のこと、神奈川の射撃仲間と二人で静岡県内の某所に出掛け、帰りに西富士ライフル射撃場に寄りました。




今回持っていったのは、アキュラシー・インターナショナルの大口径ライフルを二挺。6mmBRのスタンダードと308Win.の1000ヤード競技用ライフルです。利用者は最初から最後まで私達二人だけでした。



でも友達が撃っていたのが300と338のマグナム・ライフルだったので、頭がクラクラしちゃいましたよ(笑)。


備忘録代わりに、308Win.、100mでの結果を貼っておきます。まずは今回の結果、その1。




中央の5発が昨年の暮れに金子銃砲店で買ったラプアのマッチ弾。私のミスで一発すっ飛ばしちゃいましたけど、これくらい当れば、個人的には十分満足です。




周囲の4箇所に撃ったのは以前にターナー用に作ったシェラの168Grs.HPBT、IMR4895 42Grs.の残弾、各3発。ブッシングのサイズもターナーのままで、FL掛けて絞っちゃってますけど、ご覧のように普通に当りますね。




今回の結果、その2は初挑戦のシェラの155Grs.パルマとVergetの組み合わせ。取り敢えず44Grs.のスターティング・ロードでの結果。



ご覧のような結果ですけど、ま、最初はこんなもんでしょう(笑)。これから少しずつ煮詰めてゆきますね。


■本日のオマケ
今回はニホンカモシカには遭遇しなかったものの、射場の近所でキジに出会いました。





撃たれないと思って安心しきっている様子。素手で捕まえてやろうかと思いました(笑)。
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西富士ライフル射撃場で大口径ライフルを撃ちました。

2020-01-03 16:43:48 | ライフル射撃、ライフル銃
話は前後してしまうのですが、昨年の暮れも押し迫った30日、私は神奈川の射撃仲間と一緒に静岡の某所まで行き、帰りにその足でこちらに寄りました。西富士ライフル射撃場です。




帰省渋滞を避けるために中央道を通って行ったら、途中こんな景色になっていたので焦りましたが・・・・・・




幸い射撃場の周辺には積もっていませんでした。射撃場に行く途中、生まれて初めて特別天然記念物のニホンカモシカを見ました!。お友達のSNSで周辺にいることは知っていたけれど、まさか自分が遭遇するとは思ってもいませんでした。射撃場に到着してその話をしたら、近所だけで四頭位はいるとのこと。危険がないことが分かっているので、銃声がしても全然気にしないそうです(笑)。




今回はアキュラシー・インターナショナルのフリーとターナーを持って行きました。




西富士には監的壕はないので、射撃を中断して標的交換を行います。この50mの標的の横を通り・・・・・・




この橋を渡り・・・・・・




階段を下りた所の的枠があります。こういう場所を歩いてみると、100mが結構遠い距離だということがよく分かりますね。




久々に買ったラプアのファクトリーロード、初めてアキュラシーインターナショナルのフリーで撃ってみたらこんな感じでした。これが最初の10発。銃の特性上、1発目はどうしても上に行くので、その分はノーカウントでご覧下さい。




その後、狙点を少し変えてさらに5発。



早く帰りたかったこともあって結構ラフに撃ってしまった結果なので(笑)、本当の精度はこんなもんじゃないでしょう。現状ではまだ自分で作った弾の方がほんの少しだけ良く当たるような感じですが、もしこのレベルの弾が以前のように安く手に入るような状況になれば、もうハンドロードする気なんか起こらなくなるだろうなぁ。
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板橋区、金子銃砲火薬店へ弾と火薬を買いに行きました。

2019-12-29 18:01:52 | ライフル射撃、ライフル銃
年末、急にライフルを撃ちに行くことになりました。しかし、残念ながら弾を作っている余裕がなかったので、板橋の金子銃砲火薬店までひとっ走りして・・・・・・これ、ラプアの308Win.155Grs.のマッチ弾を買ってしまいました。私は貧乏なんで、高価なファクトリーロードのカートリッジなんか滅多に買えません。なんだか身分不相応な凄い贅沢をしちゃったような気分です(笑)。




ついでなんで、火薬も買いました。ホッジドンのVERGETはIMR4895等とかと同じく、6mmBRでも308Win.でも使えるので私にとっては凄く便利。




そして今回はコレ、初めてホッジドンのトレイルボスを買ってしまいました。今年の春、友人が某マグナム・ライフルでこのパウダーで作った減装弾を撃っているのを見て私も興味を持ったのです。どうせ最近は無風の100m射撃場ばかりなので、軽めの弾頭と組み合わせて、お遊び用の弾でも作ってみようかな?。



コレに関しては色々テストしてみようと思っているので、結果はまたこのブログに書かせて頂きますね。
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アキュラシー・インターナショナルの1000ヤード(約914m)競技用ライフル、撃ちました。

2019-12-03 16:59:49 | ライフル射撃、ライフル銃
いつもポルシェの整備でお世話になっている清水さんと一緒に、千葉県射撃場にライフルを撃ちに行きました。

今回私が持っていったのはコレ、アキュラシー・インターナショナルのパルマ・マッチ、つまり1000ヤード(約914m)競技用ライフルです。ストック形状はISSFのスタンダード規格適合のワルサーUITマッチ風(実際にワルサー社がOEMで製作していたそうです)ですが、銃身長が29.5インチもあるのでスタンダード種目には出場できません。



この銃の銃身、ボーダーとかじゃなくて、何とオリジナルのオーストラリア製マドコウ(Maddoco)でした!。昔から噂には聞いていたものの、この銃がやってくるまでは一度も本物を見たことがありませんでした。


アクションはアキュラシー・インターナショナルの競技用ライフルがクーパーマッチ・シリーズになるより前、つまりPM(L96A1)とかと同じ3ロッキングラグ、セイフティなしの角形ボルト・スリーブという一世代前の物です。




この銃のチャンバーは通常のISSF競技用よりタイトに作られています。手許にある使用済みの薬莢でハンドロードする場合、通常のFLダイで絞ったケースでは装填できないため、レディングのスモール・ベース・ボディ・ダイでもう一度絞ってから使用しました。精度に関しては次回お見せしますね。




現在、308Win.だけで用途別に3挺所持しているのですが、口径が同じでも事実上は薬莢の互換性はなく、 “メーカーはどこで、どの銃で何回使ったか” は個別に管理しなくてはなりません。



以前は口径が同じなら色々共用できて便利かな?と思っていたものの、現実にはリローディングダイのブッシングさえ全部別々だし、薬莢は目視で見分けがつかないので間違える可能性もあり、かえって厄介な状況かもしれません。実は最近かなり混乱気味で、この春にちょっとした失敗をやらかしてしまったので、いっそ古い薬莢は一度全部捨てて、ゼロから仕切り直ししようかな?。


話は変わりますが、清水さんが新しく導入したエアライフルの正体はコレ、ダイアナのM54エアキングでした。口径はあまり見掛けない25(6.35㎜)です!。例のダイアナ純正スコープマウントがちゃんと機能しているようで、今回はスコープが壊れちゃうようなことはありませんでしたよ。



最近、私の周りではAR、それもPCPとかじゃなくてスプリング式が流行ってます。皆さん過去に色々な経験を積まれた方々ばかりなので、敢えて難しいことにチャレンジしたくなるのかも知れませんね(笑)。私も大口径を一挺処分して、代わりにARを導入しようかと思っているのですが、出来れば皆さんと被らないモデルにしたいなぁ・・・・・・


■本日のオマケ
我が家から射撃場に行く途中のトンネル、このような様子でした。



復旧にはまだまだ時間が掛かりそうです。

■2024年01月27日
お問い合わせを頂いたので、アキュラシーインターナショナルのターゲットライフルのカタログ画像を貼っておきます。



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スプリング式エアライフルに最適のスコープ&スコープマウントは?。

2019-04-16 17:27:14 | ライフル射撃、ライフル銃


シミズテクニカルファクトリーの清水さんが新しくダイアナのスプリング式エアライフルを購入したので、ダイアナ純正のブルズアイZRRマウントを取り寄せました。スプリング式ではスコープに大変大きな負荷が掛かるため、ヘビーリコイル対応のスコープや、衝撃吸収構造を備えたマウントの使用が推奨されているのです。




イギリスのスポーツマッチ製ダンパマウント(DM60~DM80の様な衝撃吸収用ラバーブッシュ内蔵モデル)と人気を二分しているそうですが、清水さんの銃がドイツ製なので、取り敢えずこちらを選びました。ちゃんと DESIGNED FOR HIGH POWER AIR RIFLES と書かれていますね。






このようにコイルスプリングの弾性変形を利用して衝撃を吸収する構造になっていました。思っていたより遙かに上質な作りだったのでちょっとビックリ。もちろん可動部分があるということはある程度のクリアランスが必要ということなので、上下左右方向の遊びは0にはできません。でも清水さんなら、WPC加工等を併用してもっと少ないクリアランスで作動するようなチューニングを施すことも容易でしょう。






リングは1インチと30mmの兼用になっていました。




やはり実際の生産国は中国でした。最近のこの種のアイテムは、ほとんどが中国製になっていますね。




せっかくダイアナのマウントを手に入れたこともあり、スコープの方も予備にダイアナ純正の6~24Xを用意しておくことにしました。もちろんコレも中国製です。




実は20年以上前に購入したリューポルドの36Xを修理に出したので、グルーピングのチェックに使える高倍率のスコープが、一番上のリューポルドの40Xのみという状況になりました。さすがにそれでは不便なので、試しに画像中央の中国製激安タスコ(6~24X) を導入したのですが・・・・・・



・・・・・・何と今回買ったダイアナ純正は、そのタスコと較べても軽~く1/3以下の価格!。リューポルドの正規価格に比べたら1/50以下!!で購入できました。大丈夫か、コレ?。本当に使えるのかな??。

恐らく皆さんも興味があるでしょうから(笑)、私も自分用に1本購入いたしました。近日中に大口径ライフルに載せて、タスコと対決?せさてみることにしましょう。
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