シミズテクニカルファクトリーの清水さんが新しくダイアナのスプリング式エアライフルを購入したので、ダイアナ純正のブルズアイZRRマウントを取り寄せました。スプリング式ではスコープに大変大きな負荷が掛かるため、ヘビーリコイル対応のスコープや、衝撃吸収構造を備えたマウントの使用が推奨されているのです。
イギリスのスポーツマッチ製ダンパマウント（DM60～DM80の様な衝撃吸収用ラバーブッシュ内蔵モデル）と人気を二分しているそうですが、清水さんの銃がドイツ製なので、取り敢えずこちらを選びました。ちゃんと DESIGNED FOR HIGH POWER AIR RIFLES と書かれていますね。
このようにコイルスプリングの弾性変形を利用して衝撃を吸収する構造になっていました。思っていたより遙かに上質な作りだったのでちょっとビックリ。もちろん可動部分があるということはある程度のクリアランスが必要ということなので、上下左右方向の遊びは0にはできません。でも清水さんなら、WPC加工等を併用してもっと少ないクリアランスで作動するようなチューニングを施すことも容易でしょう。
リングは1インチと30mmの兼用になっていました。
やはり実際の生産国は中国でした。最近のこの種のアイテムは、ほとんどが中国製になっていますね。
せっかくダイアナのマウントを手に入れたこともあり、スコープの方も予備にダイアナ純正の6～24Xを用意しておくことにしました。もちろんコレも中国製です。
実は20年以上前に購入したリューポルドの36Xを修理に出したので、グルーピングのチェックに使える高倍率のスコープが、一番上のリューポルドの40Xのみという状況になりました。さすがにそれでは不便なので、試しに画像中央の中国製激安タスコ（6～24X） を導入したのですが･･････
･･････何と今回買ったダイアナ純正は、そのタスコと較べても軽～く1/3以下の価格！。リューポルドの正規価格に比べたら1/50以下！！で購入できました。大丈夫か、コレ？。本当に使えるのかな？？。
恐らく皆さんも興味があるでしょうから（笑）、私も自分用に1本購入いたしました。近日中に大口径ライフルに載せて、タスコと対決？せさてみることにしましょう。
このダイアナ製マウントとスコープはどこで購入されましたか？また、使い勝手はいかがでしょうか？
当方スプリングエアライフルの許可待ちでスコープとマウント選定中です。
私はeBayで検索して、価格や評価を比較しながら良さそうなセラーの物を落札しました。
ブログに書いた通り、このスコープ＆マウントは友人の物なので、使い勝手に関しては分かりません。ただ、マウントのハイトがかなり高めなので、ノーマルのダイアナ・エアキング用ストックではチークピースの高さが足りない感じでした。
スプリング式ARはスコープにとって非常に過酷な条件のようで、友人が最初に着けていた某社のスコープは初日にぶち壊れました。
半谷
eBayですか、チェックしてみます。
確かに見た感じかなり高めにマウントされそうですね。
私も40㎜の小さめスコープを考えているので、無難にスポーツマッチなどを付けた方がいいのかな…
こうやって色々と考えている時間が最高です！
そうですね。私も色々考えている時間が楽しいです！。
スポーツマッチのスコープマウント、沢山の種類がありますが、ハイパワー・スプリング式エアライフルには衝撃吸収用のラバーブッシュが内蔵された “ダンパマウント” のモデルが推奨されています。
DM60の様に、モデル名がDM～で始まるタイプですのでお間違いなく。
半谷
またまた有益な情報ありがとうございます。
よく見ると本文中にも記載がありますね、DMモデル！
ちょっと調べてみたら海外からは入手が難しい(日本に送付できない等)感じでしたが、なんとか探してみようと思います。
スコープは、ブログ記載のDIANAのモデルがAliexpressで激安だったので試しに買ってみようと思ってます。
スコープマウントは経済産業省の輸入承認が不要になったので、個人使用特例による申請すら無しで通関できるのですが、海外では日本への発送不可というお店は少なくありませんね。
確かこちらのお店は日本への発送ＯＫになっていたはずなので、お問い合わせしてみてはいかがでしょうか？
https://www.mundilar.net/en/
半谷
サイトを見たら確かに日本へ発送可能となってます！
銃の値段なども少し見てみましたが、通貨の問題で、アメリカで買えるものはアメリカで買った方が安くあがりそうですね。
ここのブログにて色々と課題が解決し、冷凍庫の鴨でも差し上げたい気分ですw
射撃・狩猟関係の情報は少ないので非常に助かります。
確かに情報は少ないですよね。
私も分からないことだらけなので、先輩方や友人達から知恵を借りまくっております（笑）。
半谷
というのもダイアナM 54エアキングでスコープ調整をしに行った射撃場から帰ってすぐにここに辿り着いたからです。と言えば大方の事情は察して頂けるでしょう。
安いスコープは一発で壊れると聞き、さりとてマーチやリューポルドには手が出ないので元ハッコーの技術が反映されているというノーベルアームのシュアヒット41650を採用、マウントは英国ニッコーの縦割マウントをダブルで装着してようやく固定（シングルでは衝撃でスコープが後ろにズレるため）。それでも2シーズンは持ったのですが、3シーズン目の今回の猟期前練習でなんとレティクルが撃つたびに反時計回りにズレ始め、＋だったのが×で固定してしまう事態に。
センターは取れるのでやむなくそのままゼロインしてきましたが50mctcで縦は1インチに収まったものの横は2インチに広がってしまう状態で諦めて帰ってきたわけです。
ハイパワースプリング銃向けのダンパー付きのマウントがこの世に存在するとは知りませんでした。さっそくDM60をゲットしようかと思っています。
気がかりなのはダイアナ純正のスコープの方ですね。いくらなんでも安すぎじゃないかと。でもダイアナの銃にダイアナのスコープで間違った選択になるはずがないという思いも。
実際に大口径ライフルに乗せてみての使用感はどうなったのか非常に関心があります。ぜひレビューを教えてくださいませ！
スプリング式用のスコープ、皆さん色々苦労されているようですね。清水さんの最初のスコープも初日に壊れました（笑）。
私もAR買うなら是非スプリング式にしたいと思っているので、スポーツマッチの “ダンパマウント” には大変興味があります。もし実際に手に入れられましたら、感想をお聞かせ頂ければ幸いです。
ダイアナのスコープの件、試しに６ミリBRで２０発ほど撃ってみたのですが、今の所まだ壊れていません。今度３０８Winで試してから、ブログに書こうと思っていますのでお楽しみに。
半谷