半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

趣味の弾作り? ハンドロード(リローディング)の話 その3

2012-11-06 19:57:07 | ライフル射撃、ライフル銃
さて、 ハンドロードの話の3回目は、予告通りプライミングについて書くことにしましょう。

銃用のプライマー(雷管)には様々なサイズや形式があります。しかし、現在国内で流通しているライフル銃に使用されているのは大半がボクサー・タイプと呼ばれる形式で、サイズはスモールかラージのいずれかとなっています。通常はこのようなパッケージで、100個単位で販売されています。




大抵のリローディングプレスには、アタッチメントとしてこんな感じのプライミングツールが付属しています。使い方は以下の通り。




まず最初に、ケースをプレスに装着します。




次にプライマーをプライミングツールの先端に載せます。




レバーを下げてからプライミングツールを押し込み……




レバーを上げればケースの底にプライマーが押し込まれるという寸法です。




はい完成。まぁ理屈の上ではケースのリサイズをしながらプライミングできるわけですね。でも実際には、このアタッチメントでプライミングする人はあまり見掛けません。何故なら・・・・・・




・・・・・・こういう専用のプライミングツールを使った方が遥かに楽だから(笑)。私の使っているのは、大昔に銀銃のセールで買ったリーの安物です。ある意味、消耗品に近い道具であるものの、私程度の使用頻度では中々壊れません。




これもプレスと同じように、使用する弾種によってシェル・ホルダーが異なります。私はどんな口径の銃を買っても大丈夫なように、色々入ったセットを買いました。






使い方は簡単。まずトレイの部分にプライマーを入れて・・・・・・




・・・・・・軽く振ると全部上を向いてくれます。一個づつ向きを合わせる必要はありません。




このように、斜めにするとプライマーがシェルホルダーの中央まで自動的に送られるようになっています。




後はケースを装着して、レバーを押すだけ。それほど大きな力は必要ありません。プレスに装着できるような自動式のプライミングツールも昔から存在していますが、日本では法規上1日に製造できる弾数が100発以下なんで、この程度のツールでもお釣りが来ちゃう性能でしょう。



例によって次回はいつになるか分かりませんが、恐らく火薬の計量について書かせていただくことになるでしょう。


■関連記事
ハンドロード (リローディング) の話 その1

ハンドロード (リローディング) の話 その2

ハンドロード (リローディング) の話 その4

ハンドロード (リローディング) の話 その5

ハンドロード (リローディング) の話 その6

ハンドロード (リローディング) の話 その7

ハンドロード (リローディング) の話 その8

ハンドロード (リローディング) の話 その9

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« フタバ食品の 『マロングラ... | トップ | またまた紅玉、今度は何を作... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ライフル射撃、ライフル銃」カテゴリの最新記事