どこもかしこでも風邪をひいている。マスクの弊害がここになって現れたのだと本当に思う。そして、インフルエンザウィルスは湿度に弱くないということも判明した。
ウィルスも進化を遂げているということだろうか。
今週始めは中3の息子の塾の面談で、夏期講習代に心臓が止まりそうになった。
正直、息が出来ないほどの金額だ。成果があれば少しは救われるのだけど、我が息子、どうしてっていうくらい出来ない。というか成績が良くない。公立中学は、テストと同時に提出物(宿題、課題)があって、多少出来が悪くても、それさえきちんと期限内に提出できていれば、ある程度の成績がつくのだが、それをどうやらちゃんと出せていない。そういったことについて口出ししようものなら、烈火のごとく反抗する。どうやら、そこは一番触れてほしくないスイッチのようだ。ならば、ちゃんと出す、それだけのことなのに、出来ないのだ。
本当にこんなに大変なんだなあ、と中学生の母になって正直楽しいと思えないでいる。
最近では、塾に行かせてるけど、実際受験するかどうか迷っているママ友には、中学受験おすすめだよ、と話してさえいる。中学に入ると、それはもう脳の構造上仕方ないようだが、どうしても親が鬱陶しくなり、でも甘えたいところもあり、罵倒されるは、甘えてるは、どっちなの!!!それはもう親の我慢大会。とここまで、ネガティブなことを書いているうち、今こそが、親として大きく成長できる絶好のチャンスなのかも、とちょっと思えてきた。
もちろん、反抗しない子もいる。そういう子の親を勝手に研究しているんだけど、まあ反抗しない子の親は、普段から口うるさく言わないタイプだ。
私は、余計なことまで言ってしまう口は災いの元タイプ。ママ友からのほっとけアドバイスのお陰で、だいぶほっとけを実践しているけど、結果は、このザマでもあるのだから、どこまでほっといて、どこまでそっと介入できるかは非常に難易度が高い。
思い通りに行かないから、子育てって面白いのかな、でも実際は、不安でいっぱいだ。
夏期講習について、息子に74コマ受講するのかと尋ねると、「やるしかないでしょ、」との返事。息子、塾は大好きなのだ。(塾の先生は本当に偉大)親からは、常日頃、塾代についてぼやく私に、「子供に使わないで他にどこに使うの?」と言われているのだから、今回もその言葉を噛み締めて、期待の梯子をかけてみる。何回肩透かしを食らったことかわからないのに、と夫婦で苦笑する。それでもやっぱり子供に希望を持ち続けるのだ。