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貞観時代、再び

2016-04-19 | 自然災害

今年の2月から大地震が続いています。

2月には台湾地震があり、3月2日には、インドネシアのスマトラ島沖でマグニチュード7.8の地震が発生しました。

4月3日には、バヌアツ付近でM6.9の地震が、連続して発生しています。

アフガニスタンでは4月10日、M6.6の地震が起こり、4月13日には、ミャンマーで、M6.9の地震が発生しています。

その翌日の4月14日、熊本でM6.5の前震が起こり、16日深夜、M7.3の本震が起こっています。

その翌日の4月17日、エクアドルでM7.8の巨大地震が起こっています。

死者は「413人」に達し、負傷者は「2700人」にものぼっているようです。

世界的には、熊本の地震よりもエクアドルの地震の方に関心が集まっているようです。

あまり熊本の地震には関心を持たれていないようです。

何か政府とダブります。

熊本の地震では、現時点で死者が「47人」に達しています。

ここで避難者の避難状況をいつも見ているのですが、水と食料、そしてトイレの問題が多く見受けられます。

熊本地震 避難所情報 西日本新聞

政府は、まだ激甚災害の指定をしていないようですが、少し遅いのではないか。

最近の激甚災害の指定状況について 内閣府

あまり報じられませんが、大分県も深刻な事態になっているようです。

何かカバーアップの地震のような気もしますが、一連の地震は貞観時代と酷似してきたという記事が散見されるようになりました。

869年の貞観地震(M9クラス)は、2011年の東日本大震災と同じ震源域であり、9世紀には貞観地震の2ヵ月後に肥後国(ひごのくに)に地震津波の被害があったと記録されています。

肥後国とは、今の熊本県です。

ここですね。

ソース

9世紀は2ヵ月後でしたが、今回は5年後に起こりました。

熊本での地震ーー869年奥州地震の直後の地震と似たパターン

貞観時代は、864年に貞観大噴火と言って富士山の大噴火まで起きています。

この9世紀の貞観時代に何があったかを知れば今後、熊本地震ののちに何が起こるか参考になるかもしれません。

『熊本地震、9世紀の貞観時代に酷似?阿蘇山噴火も関東大震災も来る!』

・744年:熊本/大分の肥後地震(M7.0)

・772年:大分の豊後鶴見岳噴火

 

・864年:富士山噴火

・864年:熊本の阿蘇神霊地噴火

・867年:熊本の阿蘇山噴火

・868年:京都で地震(M6.5~7)

★869年:東北の 【貞観地震】 (M8.3):津波遡上高さ40m、東日本大震災と酷似

・869年:熊本/大分の肥後地震

・869年:奈良で大和地震(奈良盆地東縁断層帯):桜井市で6m隆起、断層が露出

・874年:鹿児島で薩摩開聞岳噴火

★878年:【南関東大地震】 (M7.4)

・880年:京都で地震(M6.5~7)

・885年:鹿児島で薩摩開聞岳噴火

・886年:伊豆新島噴火

★887年:【南海、東海地震】 (M8.0)

年代は多少前後するかもしれませんが、熊本地震後は、大体可能性としては、こういった地震が起こると見ておいていいかもしれません。

貞観時代には熊本と大分に地震が起こり、鶴見岳も噴火しています。

鶴見岳はここですね。

阿蘇も噴火しておりますし、鹿児島の開聞岳(かいもんだけ)も噴いています。

また同じ年の869年、奈良県桜井市で大地震が起こっています。

京都にもM7クラスの群発地震が起こっていたようです。

熊本地震(肥後国地震):貞観地震(869年)以降の9世紀の大地動乱に酷似か 矢本真人の声

つまり熊本県と大分県に地震が起こった後は、奈良県、京都、そして南関東にその可能性が出てきます。

貞観時代は、鹿児島県をも含む超地殻変動の時代だったようで、この時代と現代は酷似しています。

そして最後の方で東海・東南海・南海の巨大地震である南海トラフ地震へとつながりそうな雰囲気です。

今の疲弊しきった日本で、これだけの巨大地震が襲ってきますと、国も地形も変わってしまいそうです。

取りあえず過去の歴史から予測するに、次は京都や奈良の関西方面の地震を警戒していた方がよさそうですね。

もちろんその前に九州ですね。

 


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