酷い破壊です。
ファイブ・ゼロ・ジャパン（00000JAPAN）が発動中です。
災害用統一SSID「00000JAPAN」の運用状況 無線LANビジネス推進連絡会
運用は基本的に「72時間」とあったのですが、まだ終了予定日が「未定」となり、運用中みたいです。
臨機応変に対応していくようです。
ファイブ・ゼロ・ジャパン「00000JAPAN」というのは、災害用の統一SSIDであり、日本中にあるWi-Fi（ワイファイ）スポットに接続する時のIDです。
通常のWi-Fiスポットでは、電波の入る圏内でSSIDとパスワードの二つを入力して接続するわけですが、この「ファイブ・ゼロ・ジャパン（00000JAPAN）」のSSIDにはパスワードの入力は必要なく、無償で回線を利用できます。
これが今回の熊本地震で、初めて注目されたわけですが、実際に利用した方の記事が下記です。
本当にWi-Fi接続できるのか？--熊本地震で開放された「00000JAPAN」を検証
この記事ですと、まだ必ずしも「00000JAPAN」と明確に表示されるわけではなく、別の名前で表示される場合もあるようです。
運用面では過渡期という感じです。
ただ誰しもいつ大災害に見舞われるか分かりませんので、こういったものもあると知っておいた方がいいでしょう。
地震によってWi-Fiスポットを提供している店舗なり、建物が崩壊されていれば使えませんが、特に都会では至るところにWi-Fiスポットがありますので、便利と言えば便利でしょう。
送電システムが破壊されている場合も使えませんが、電気は最も早く復旧します。
それまでは被災地の人は、ラジオかワンセグを中心に情報を集めていく以外にないのではないか。
マクドナルド、スターバックス、モスバーガー等のファーストフード店、デニーズのようなファミリー・レストラン、駅や空港、ショッピング・センター、ローソン等のコンビニ、ドコモやソフトバンクの店舗等々、至るところにWi-Fiスポットがあります。
スマートフォンにしろ、タブレットにしろ、ノートパソコンにしろ、端末があれば、大震災に遭遇してもネット環境を失わず、メールや情報収集ができるというのは、便利だと思います。
ネットにさえ接続できれば、携帯やスマホ、固定電話がつながらなくても、災害用掲示板を利用できますし、連絡のやり取りが可能となります。
電話の復旧期間はNTTによれば、大体2週間だそうです。
災害用伝言ダイヤルは、覚えやすいように「（知人・家族等が）いない」から「171」となっていますが、今はこのウェブ版である「災害用伝言板（web171）」があります。
これは契約している電話会社に関係なく利用でき、もちろん無料です。
頭の隅にでも置いておけば、役に立つ時がくるかもしれません。
