床補強について。(120cm水槽導入記)


 こんばんわー。
 もう9月も中旬。ホント!月日が経つのが早いです。

 さて、前回のウイルスネタ記事
 私の予想に反して、このブログ始まって以来の最高閲覧者数を記録いたしました。ご覧くださっている方々、ありがとうございます。このブログを始めて約11ヶ月になりますが、だんだんと多くの方々にお越し頂くようになりました。私としては、大変な励みになっています。
 ただ、前回のウイルスネタの記事が過去最高だなんて、素直に喜んでいいのかどうか・・・。このブログは、いちおうアクアリウムがメインなんで。それと、アクアな話題を期待して来てくださった方が、「ちぇっ!つまんねーな。ウイルスかよ!」って思っていたら・・・(苦笑)


 さて、もう一点ご報告を。
 今週、建築会社とマイホームの建築契約を結んで参りました。正確には工事請負契約ですね。実感としてはそれほど感じておりませんが、定年までローンが付きまとう人生最大の買い物でした。益々、私の自由になるお金が減っていきそうです(泣)。こればっかりはボチボチと返済していくしかありません。

 マイホーム計画に関連して、先日、水槽を設置する際の床補強について、このブログ上で皆さんの知恵をお借りしましたが、その後の進展をご報告します。(ちょっと専門的用語を含んでおりますので、なかなか理解することが難しいかもしれません。左から右に受け流してください。)

 まず、結論から申しますと、床補強をすることにしました。床補強に関する具体的な工事内容としては「大引」と「束」を追加すること。つまり、半間(910mm)間隔で施設する「大引」を455mm間隔に狭めて、水槽が大引に確実に載るようにしました。追加工事料金は5万円。家そのものの値段と比べれば、大したことありません。
 以前の記事の中でも書きましたが、当初、担当設計士は、「床補強は必要ありませんよ。」というスタンスでした。というのも、私の提示した水槽の位置が、2本の大引の上にしっかりと載っかる位置だったからのようです。ただ、水槽の位置や向きを変更する場合、場所によっては大引の上に載らずに「根太」の上だけに水槽を設置をしてしまうと、(床が抜けることはないが)いくぶん沈む可能性があるということでした。なるほど、この考え方ならば、これまでに頂いたアドバイスと担当設計士の意見の整合性がつくような気がします。

 「大引」、「根太」、「束」の意味が分からないと、上記の内容はかなり難しいかもしれませんね。素人な私には、なかなか上手に説明することができません。床の強度についてしっかりと勉強をしようと思ったのですが、やはり駄目ね。なんちゃって理系の私には、ハード理系(数学とか物理学系)の計算は難しくて、早々に諦めました。
 そんな中、大型水槽を設置された先駆者の方々のサイトが大変参考になりました。当然ですが、サイトを見て分かったのは、マンションと一戸建てでは、床下の構造がそもそも違うので、参考にならないってこと(苦笑。当たり前?)。120cm以上の水槽のことは、アロワナやガーなどの大型魚を飼育されているマニアなサイトが充実しているってことが分かりました。
 そこで、参考にさせて頂いたサイトの中で、最も分かりやすいところを(真に勝手ながら)リンク貼らせて頂きます。

 山陰龍魚会さんの寄せ書き「大型水槽設置の注意点」です。

 先述の「大引」「根太」等々の意味が図解入りで大変分かりやすく、素人の私でも納得できます。大変、いい勉強になりました。
 最後に、床補強に関して、コメントをお寄せ頂きました方々に改めてお礼を申し上げます。同じ部屋の中でも、水槽を設置する場所や向きによって、床補強が必要などうかが変わるようですので、人それぞれケースバイケースだということが分かりました。「水平であることにこだわるアクアリスト」の気持ちと、「生活に支障のない範囲で多少の沈みを容認する建築士」の相違もあり、問題を複雑にしているのかもしれません。
 ちなみに、先述のリンク先の記事によれば、たわみの生じない重量は、600kg/m^2だそうです。この計算だと、標準的な水槽、標準的なキャビネット、標準的な設備を有する高さ45cmまでの水槽なら問題はなさそうです。ただし、水槽の2段重ねや、オーバーフローろ過槽の設置、高さが60cm以上の水槽を設置する場合には、それなりの対策があったほうがいいのかもしれません。

 さて、我が家は・・・というと、床補強をお願いしたことで、これで一安心。当初は120x45x45サイズの導入を考えていましたが、床補強による余裕か120x45x60サイズを視野に考えています。ただ60cmの高さになると、今持っている流木だと水面を突き出せない・・・うむー悩んでいます。

 それと、すっかりと忘れておりましたが、天井補強について。メタハラを天井から吊るすつもりでいるので、天井補強もしておこうかと思っています。天井補強に関しては、アクア関係者の情報がなかなか少ないような気がします。こちらについては、具体的な補強工事の内容が決まってからご報告いたしますね。

 またまた、テキストばかりのエントリーになってしまい、ごめんなさい。
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