龍王石風の酸処理。


 こんばんわ。
 今日、二回目のエントリーです。

 前々回の記事でも書きましたが、最近、アクア関係のことを何かしたいという欲求があり、色々と考えておりました。
 新しい生体を導入することも考えたのですが、とりわけ欲しい生体がいるわけでもないし、いい加減な気持ちで飼うと、後々、飼いきれないって思うのは嫌なので諦めました。
 そうそう、我が家の30cmキューブ水槽で飼っていた2匹のアベニーパッファの内、一匹がダイブして☆になりました(泣)。2匹の間で争いがあったのか、息子が水槽をバンバン叩いていたのが原因なのかは定かではありませんが、今は1匹だけとなってしまいました。

 そんなわけで、アクア欲に耐え切れなくなり、思い付いたのが、現在、山谷石のショートヘアーグラス単植水槽をリセットして、新しい水槽を作ろう計画。今度は、山谷石ではなくて、龍王石風石組みにチャレンジです(笑)。
 えっ!? お前のセンスでは無理だって言わないでくださいよ。私には自己満足だけで十分なんですから。
 ではでは、今日はその準備編です。

 購入したのは、チャームさんで「石組みセット」という名で売られていた石たち。見た目は、龍王石(批判を恐れずに言えば、青龍石)風の石ですが、正式には、どんな名前の石なのかは分かりません。ここでは、あえて龍王石風としましょう。
 名も無き石を購入するのは、勇気が入ることでしたが、実はこのセットを購入するにあたり、ZERO-FACTさんの「ZERO-AQUA」のこちらの記事を参考にさせて頂きました。改めて、貴重な情報を発信してくださいましたZERO-FACTさんに感謝です。

 で、購入したのは、こちら。



 ここに写っているのは、30cm水槽用のセット2つ分で、9つの石があります。
 1セットだけでは心許ないので、2セット購入しました。ただの石コロに1万円近くの出費なんて、絶対に妻には言えません。しかし、私にとっては、宝。

 届いた石を手にして見ましたが、非常に龍王石(もしくは青龍石)に酷似しておりました。もし、龍王石に近いの石ならば、酸処理したら、一皮向けた石本来の色を拝むことができるのではないかいってことで、今日、早速ですが、塩酸で石を処理してみました。
 
 なお、今回の酸処理の方法については、「WaterPlantsWorld」さんの「WPW Premiumu Report 青龍石を磨く」と、38brainさんの「Aquamind 2」のこちらの記事を参考にさせて頂きました。先駆者の方々のレポートは大変参考になります。

 上記の写真では、すでにタワシと金属ブラシによるブラッシングをした後の石たちなのですが、まだまだ石の表面には白い膜が張っているような感じがしますし、所々茶色い付着物があり、かなり気になります。

 実際の酸処理の手順ですが、5Lの水道水に対して、市販の濃塩酸(だいたい35%-38%程度)を200mlぐらい加えた後、よく混合して、最終濃度が1.4%程度になるようにしました。使用する塩酸濃度については、あまり気にすることは無いと思いますが、できれば、薄い濃度で試してみて、表面が綺麗にならなかったら、再び処理をするというように繰り返したほうがいいと思います。高濃度で処理すると、予想外に酸処理が進んでしまう可能性もありますし、ましてや危険性が高くなることにもなります。

 では、実際に、塩酸を希釈した水に、静かに石を沈めていきました。



 私も初めての経験で驚きましたが、石を入れて数分も経たないうち、透明だった水が灰色に変色していきました。化学反応って、こえー(笑)。




 水面には、無数の泡が上がり、見えませんが水面下で化学反応が起こっていることが伺えます。水面には、黒いゴミが浮いておりますが、これもブラッシングでは取り除けなかったゴミが剥離してきたんでしょう。劇的な反応に、ちょっぴり感動。



 1時間後。灰色だった水が、真っ黒に。泡立ちは勢いが弱まっていますが、まだ発生しています。一生懸命、タワシでゴシゴシしたにも関わらず、こんな汚れていたなんて・・・。腕が攣りそうにながら、こすったのはなんだったんだと思わずには居られません。化学反応バンザイ。


 今日のところはここまで。このまま、一日待つことにしました。
 撮影はしませんでしたが、この黒い水から、石を取り出し、ちらりと様子を伺って見ました。なんてことでしょう。信じられないぐらいに、鮮やかな色に変身していました。表面の白い膜が取り除かれ、石のブルーと、霜降りの白色が綺麗になってました。処理後も石の様子もまた後日、ご報告できればと思います。

追記。
 酸処理の注意点等をまとめてみました。宜しかったら、こちらもご覧ください。

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アクア通販ショップに思うこと。


 こんばんわ。
 まずは、ご心配をおかけした前回の記事の続きから。

 結局、土曜日の宅急便と妻の競争は、妻が圧勝。
 こっそりと受け取って知らん振り計画は、妻の監視の下で行われました。
 さらにタイミングが悪いことに、その翌日の日曜日にも別ショップの便が到着するというバツの悪さ。小言を聞く絶好のチャンスとなりました。
 今回は、チャームさんとレヨンベールアクアさんの二店に発注した結果なのですが、何はともあれ、どちらの荷物も無事に受け取れました。
 それにつけても、最近のアクア通販界は不便だと思いません?


 ご存知の通り、私はよくネットでアクアグッツを購入しています。24時間、自宅にいながら注文できて、翌日か翌々日には玄関に届くわけですから、通販は大変便利です。
 もちろん、リアルなアクアショップでの買い物は、ドキドキ、ソワソワ。店内に入れば、自分の周囲360度、アクアグッツが並んでいるわけで、それこそ楽しい時間を過ごせるメリットもありますよね。

 で、話を戻して、アクア通販の話。
 私は、昔から、「チャーム」さんを利用させて頂いておりますが、半年以上前から(一年ぐらい前になるのかな?)、ADAの販売特約店から外れたようで、日に日にADA製品のレパートリーが少なくなってきています。
 チャームさんは、注文から発送までがスピーディーということ。取り扱っている販売品目が多いこと。比較的安価であること。ホームページが見やすく、目的の製品が見付けやすいこと。多くの在庫を抱え、欠品が少ないこと。レイアウト製品(流木とか石)を水槽に並べて分かりやすく販売してくれること。などの多くのメリットがあります。しかしながら、前述のように、ADA製品に関しては段々と販売品目が少なくなってきており、私にとっては最大のウィークポイントです。
 
 一方、最近、利用させてもらっているのが、「レヨンベールアクア」さん。
 こちらも、比較的ホームページが見やすく、販売品目も多いと思います。チャームさんに劣らず価格は良心的です。ADA製品もフルで取り扱っていて、非常に頼もしい限りです。ただし、ホームページの表示と在庫の有無が違うことが多く、注文できる状態なのに「カゴ」に入らない(つまり、欠品中で注文できない)ことが多くイライラします。また、チャームさんで慣れている私にとっては、注文した翌日もしくは翌々日には届くと思っていると、レーヨンベールさんでは、商品によっては数日待たされることもあり、これまたイライラします(注・当日発送できる製品には当日発送可能と表示がされていて、日数がかかる製品とは、しっかりと区別されています。ただ単に、私が確認を怠っているのが原因です)。
 余裕を持って、注文するのが正しいわけですが、監視のいない土曜日に荷物を受け取りたいと、木曜日の夜中にニタニタしながら注文する私によっては、例え半日でも到着がズレると、言い訳を考えなくてはなりませんので、重要なファクターです。


 私の願いとしては、チャームさんにはADAの販売特約店に戻ってもらいたいです。
 また、レーヨンベールアクアさんには、在庫数とホームページの表示を連動してもらい、「すみません、欠品中でした」ってことの無いようにしてもらいたいです(ごくたまにならいいんですけど、私は結構経験しています)。願わくば、「取り扱っている製品のすべてを当日発送します」ってなったら最高です。
 ワガママかな?ワガママなんだろうな。便利になればなるほど、さらに要求は高くなっていきますからね。

 他のネットアクアショップはいかがでしょう?

 おっと、前振りのネタが長くなったので、すみませんが独立記事としてエントリーします。本題は、すぐに更新します。
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