先日電車に乗ったものですから。
SUICAチャージに余裕がございました。
朝のひと仕事を終え、コーヒーを買うためにと自販機へ向かいました。
屋内にある自販機の前へとたどり着きましたが、設置場所は薄暗く、灯りが必要な状況。
照明のスイッチは、入ってすぐ脇の、自販機とわずかな隙間を隔てた壁に設置されていました。
もう何度もアクセスしているので、特に注意することなく、SUICAを持った右手をスイッチに向けて動かしたところ。。。
スポッ! ( ´_ゝ`)ノ ---=== ...
後で冷静に振り返り考えてみると、そうですよね
寒い日が続いていますからね。
そんな日は、乾燥しますからね。
そして、歳を重ねるごとに、うるおいが失われ、カサカサですからね、手。
壁に向けて、すーっと振り上げた勢いそのまま、私のSUICAはまるで、自我に目覚めたのかの如く、私の手からスポッと勢いよく離れていき、自販機と壁の隙間の、薄暗い奥の方へ向かって、宙を舞っていました。
そして、
ペタッ
そんな乾いた音と共に、SUICAの表面を上に向けて、床へと着地したのです。
手を伸ばしても届かない場所。
埃まみれの場所
そのままでいっかな。と一瞬思ったのですが、如何せん、表面を上にしてますからね。
名前が見えるです。
このまま放置しても
あの人、SUICAを自販機の合間の隙間に落として、あきらめた人だわ( ´艸`)
クスクスクス
そんな日々を想像してしまったものですから、何とかしないと。
直ぐに周りを見渡し、何か使えるものはないか探しました
キョロ キョロ ( ̄д ̄*)))(((* ̄д ̄) キョロ キョロキョロ
ごみ箱の脇に置いてあった、空になった2リットルのペットボトルを手に持ち、隙間へと突っ込みましたが
SUICAまで届かず。
くそー。
細長いものでないと、届かないなぁ
細長いもの・・・あ、ほうき!
ほうきを探そう!
界隈でほうきがありそうな、ごみ箱設置区画周辺をウロウロしてみましたが、ほうきを見つける事は叶いませんでした。
素手では届かないですから
SUICAを手放すことになるのかorz
朝の通勤時間が終わり、少しだけまだ慌ただしい余韻が残る時間帯。
いつ、だれが自販機へ来てもおかしくない状況。
そんな状況で、自販機の前に、飲み物を買うのではなく、ただ、壁との隙間を見つめる中年男性。
少しずつ、周囲の目が気になり始めますが、まぁ誰も気にしないだろうと。
今は、ただ一つのコマンド「SUICAを取り戻す」に集中だ。
だが、現時点では解決策が見当たらない。
しかし、こういう時こそ、考える事をやめてはいけない!
深呼吸をして、冷静にもう一度当たりを見渡す。
( ゚д゚)ハッ!
廊下の端に設置されている傘立てを発見。。。これだ!!
一本の傘を手に取り、大急ぎで自販機へと戻る
しめた!まだ誰も来ていない。
現着後、傘の先端を持ち、持ち手部分でSUICAを引っ掛けて、手繰り寄せてみたところ
やってみたら、あっさり届いた!
そこから一気に手繰り寄せて、SUICA奪還に成功致しました( ;∀;)
一度は諦めかけた、SUICA奪還
しかし、諦めずに冷静に対処したことで、無事奪還に成功した。
冷静に、落ち着いて行動する事の重要性を、思い知った日となりました。