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クリエイト速読スクールブログ
一筋縄ではいかない「歩きタバコ」
公務員を志望する人のほとんどは、歩きタバコに対して「NO!」と意思表示をするだろう。
だが、それを実行するのは本当に難しいのだ。先月の「歩きタバコ禁止運動」に参加してみてつくづくそう感じた。
目の前に歩きタバコをしている人には、「条例」のことを話せば大方理解してくれる。しかし、公道と隣接しているところでタバコを吸っている人や、公道にある灰皿でタバコを吸っている人にはどう対処するべきだろうか。
公道と私有地が隣接しているところでタバコを吸ったら、公道に煙が立ち込めるのでこれは受動喫煙に該当する。受動喫煙に該当するという理由だけで、その人からタバコを取り上げるわけにはいかない。私有地でタバコを吸う行為は別に違法行為でもない。むしろ、喫煙する自由は成人した人ならば合法的行為である。しかし、受動喫煙という観点からは放置できない。だが、公務員が安易に権力の乱用をして、人々の自由や権利を侵害してはならない。
では、一体どうすればいいのだろうか。考えれば考えるほど、この問題は簡単なようで難しい問題なのだ。
意見のぶつかり合いには、双方の価値判断基準が大きく影響を与えている。いくらこちらが説得しても、残念ながら耳を貸してくれない人もいるのが現実だ。
これは歩きタバコに限った話ではない。様々な利害が対立するなか解決策を必ず見つけなければならない、それが公務員の仕事なのだろう。 大西隆
コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )
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悪かろうに…、と思ってしまいます。
自分は喫煙者ではありませんが、タバコ自体は
嫌いではありません。学生時代、煙渦巻く雀荘に
入り浸っていたからでしょうか?
受動禁煙はたしかに難しい問題だと思います。
吸おうが吸うまいが、タバコは体に害を与える
もののようです。ただ、吸うことによって、
精神的効果を得られる方がいることも一方で
事実でしょう。タバコを作って生計を立てている
人もいます。一概に害ばかりとは言えないと
自分は思っています。
マナーが悪い人はもっての外で、全く弁護に
値しないのは間違いないありません。
ただ、そこで自分が思うのは、周囲に迷惑を
かけるものって、タバコだけなのかな~?と
いうことなわけです。
吸わない人が吸う人をやっつけるような論評を
することは簡単だと思います。でも、その人は
他の人に迷惑をかけるようなことは全く
していないのかな~?
ひねくれた考えだなぁ~、と自分でも思いつつ、
ちょっと釈然としない自分もいてしまいます。
よくありませんね。
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