教室のこと・速読のこと・受講生のスコア・SEG講習生のスコア等々について書いています。
クリエイト速読スクールブログ
小学生と速読
きのう(土曜)体験レッスンを受けた小学4年生は、お父さんの紹介でした。ロジカルテストがとてもよく出来る女の子でした。
「算数は好きだけど、本を読む習慣がまだないんです。本好きになってもらえたら……」というのが、お父さんの願いのようでした。
小学生の場合は、「本って面白いかも この教室に通うのも楽しいかも」と感じてもらうことが大きな目標です。
スタッフには、クリエイト開校以来、小学生にはいたずらに「速読」のプレッシャーを与えないように、と言い続けています。
お父さん、そしてお兄さんまで通っている小4のAさんには、余計なプレッシャーなどは生まれることはないでしょうが、教室には1人で通う小学生も少なからずいます。
彼らに初めからスピードのプレッシャーを与えるとシートトレーニングなどで、明らかにまだ見えていないのに、こんなに出来ると大きな数字を言ってしまうことがあります。子どもなりの自己防衛意識が働くためです。
スピードのプレッシャーを与えるのは私たちではなく、速読教室に入れたからと、つい期待過剰になってしまう親御さんです。「今日はどうだった? 速く読めるようになった?」 という感じで。
ここ(速読)に通わせたら、本人自身から、本の話でもするまでホッタラカシしておくのが一番です。放任主義が何より子どもをスクスクと成長させます。もっと続けたいなどと言ったら、これから先が楽しみになるばかりです。
子どもたちの気持ち(きっと、たぶん)。
自分なりに精一杯がんばればいいだけー
数字が少なくても怒られたりしないしー
がんばっただけで誉められちゃうよー
あそこに行くと、学校で読む本よりずっと面白い本を読める楽しみもあるしぃ
小学生のうちは、ここまで持っていくのが私たちの仕事かと考えています。
これだけで10回から30回ほど時間がかかるのが通常です(もっとかかる子もいます。子どもが忍耐強く頑張っているんですから、お父さんお母さんも忍耐強く見守りましょう)。
子どもたちにこのこと(叱られもしないけど、怠けられもしない、もっともっといろんなことが良くなるかも)を身体でしっかり確認させさえすれば、あとは、彼らは実にのびのびと頭を働かせはじめます。
目によけいなウロコがついていない分、脳が新しいことを受け入れやすい分、大人が逆立ちしてもできないようなことを難なく達成させたりします。
小学生は、大人よりもずっと長い目で見ないといけないのかもません。
そして、このことは中学生もほとんど同様です。
親(とくにお母さん)は短期間で能力がアップして、学校の成績も良くなることを期待しているようです。しかし、長い目で見た方が、子どもにはずっと将来の可能性が拡がる(※小菅優さん、三好万季さん)気がします。
小菅さん、三好さんのご両親はそうでした。
国語力は読書力です。それは、学習の基本です。
本を読み続けられるような地頭(じあたま)さえシッカリつくっておけば、子どもはその場その場で一人で考え、最良の方策を自分で見つけられるようになるのではないかと思います。
SEG(エスイージー)の子たちと話したりしていると、塾のいい数学の先生、いい英語の先生などは、親の言いなりになっているようで、その実、中学のはじめあたりからは自分で選んでいるのが当たり前のようです。
そして、彼らの大方は「最近は勉強や部活などで忙しいけど、「小学生のときはホントに本を読んでいた」」と言います。
小学生のときは、速くなどよりも、何より読む時間を長くとっていること、ジャンルを問わず量を読んでいることが重要なことです。
スピードなどは4番目か5番目、もっと後かもしれません。
本好きになれないお子さんがいたら、ぜひクリエイト速読スクールの「体験レッスン」を受けさせてみてください。費用対効果が最も高い習い事になるはずです。
最良の教育投資になるはずです。 真
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まぁ、自分の場合、まずは『親』に
ならないと!ってところです。