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読むことと書くことは裏表の関係にあることを実感した

  第85期文演(24/2/7~24/4/20)アンケートです。

   きょうは、20代男子のKさんです。

   2024-04-12「いい顔しているね」と言われた日すらあります(笑)」のKさんです。

    今年7月から、司法試験予備試験に挑戦します。




        K
さんの文演アンケート




 
Q.1 当講座をどんな目的で受講しましたか?
 
A.1  ・読み書きを楽しむことで残りの人生を豊かなものにするためです。その副次的な効果として、資格試験の短期合格目標へのよい影響も期待しました。また、普段の速読授業を受けて、読書の技術(国語教育)をここまで科学的(定量的)に鍛える仕組みを揃えていることに驚嘆していた頃、ちょうど松田先生から文演の話を振っていただき、そんなクリエイトが提供する文章講座は今のうちに受けておかないと後悔するなと感じたことも大きいです。


  Q.2 「文演」を受講して文章への印象で変わったことがありますか?
  A.2 
【文章は誰もが書くべき】  文章を書くために覚えなければならない作法が沢山あって、文演後は、容易に文章を書けなくなると恐れていたが、間違いでした。その人にしか書けない文章があるため、個性の発露さえ意識することで、文章は誰でも書いて良いものだし、誰もが書くべきものだと今では思います。授業ではそのための武器を揃えていますので、怖がらなくてよいし、自信をもって書けるようになった人もいるよ。とお伝えしたい意図です。

   【文章を評価するものさし】  正確で分かりやすく読みやすい文章とは何か? の理解が深まり、普段接する文章から受け取る情報量が変化しました。以前は論理的客観性と語彙の豊富さを追求すれば正確で分かりやすい文章になると考えていたが、それは文章の世界を矮小化させる未熟な考えでした。正確な文章には、難解な文章と平易な文章が含まれると思うが、文演に登場する文章たちは、難解であっても読みやすいし、平易な文章であっても稚拙な印象を与えることなく達意の文章でした。小手先の文章テクニックでは分析しきれない奥行きが文章にはあるのだなと思いました。


 
Q.3 宿題の「要約」はどうでしたか?
  A.3-1 「授業前」 受験や文章の書き方についての本を読み返して、要約の作成自体は、安全運転できたと考えています。ただ、一文ごとに重要度の濃淡をつけて、グラデーションの境目となる文章で格闘する気概で臨みたかったのですが、納得のいくまで自分の脳を追い込めなかったことだけは悔やまれます。致命的なミスがあれば、それほどに自分にとってはレベルの高い戦いに挑めたことを誇りに思うと同時に、これまでの授業で学びきれていないこと(気付けてすらいないポイント)も多いのだろうとひどく反省すると思います。たとえ授業で致命的なミスを指摘されることなく、標準的な(あるいはそれ以上の)要約として片付けられても、それは、自分の努力が至らず、見せ場のない試合になってしまったと悔やむしかありません。


 
A.3-2  「授業後」 授業前の感想(↑)が恥ずかしくなるほど、大反省をしなければならない授業でした。少なくとも要約として拾えていない重要箇所はないだろうというおごりが周知された気分です。松田先生がおっしゃった重要箇所を拾えていないことはもちろん、致命的ミス(授業では「最悪」の一言でした)までも犯してしまいました。最後の詰めの甘さによるものですが、確かに幼少期から詰めの甘さによる不利益を度々被ってきたので、要約で自分が丸裸にされるとは、こういうことなのかと思った次第です。
   また、試合終了後の帰路で食べたぼんごの味は一生忘れません。胃袋まで掴まれるとは、最後の最後までいっさい手抜きのないクリエイトにただただ脱帽しました。イメージ記憶ではないけれど、ぼんごを食べることで、この先ずっと文演の日々を思い出せることが幸せでたまらないです。どうか無理してでも、ぼんごを食べる文化は続けてほしいです。



  Q.4 全体的な感想をお聞かせください。
  A.4 ・プロの世界の舞台裏に接して、とにかく圧倒されました。文章を洗練させるとはどのような営為たるかを目の当たりにしました。洗練された文章の代表である小説(純文)を読んでこなかった人生に後悔しております。というのも、読むことと書くことは裏表の関係にあることを実感したからです。一方をしつつ他方を意識することで、相乗効果が発揮されるため、洗練された文章を読んでこなかったこと自体、損をしていたのだなと思いました。文章を読みながら作文力を洗練させていく。文章を書きながら、文章の読解力を洗練させていく。このエッセンスが詰まった授業を通して、これからの文章訓練の成果が単純に二倍になっていくのではないかと非常に興奮しています。
   入会当時は、普段の速読の授業が「読む技術の獲得」であれば、文演は「書く技術の獲得」を目的に開講されているものだと思いました。読む技術を鍛えるため教室に通う人が大半で、文章を書くための講座を申し込む人はどういう属性の人か不思議に思いました。ブログを読むと、なぜか速読の強者たちがこぞって文演を受講し、高い評価をしています。松田先生も、何かしらの理由があって速読に意欲的な人には、必ずといってよいほど文演を勧めています。この秘密は全回出席して明らかになりました。
   それは、主体的であればあるほど、相応以上の対価を得られ、自己の能力という資産に蓄積されていくからだと思います。皮肉なことに、勉強の意欲が高まる大人になっていくにつれて、いっさい手抜きのない、全力でぶつかってくる寺小屋的教育を受けられる機会はなくなっていきます。これを求めて教室の強者たちが強者たちを呼ぶ講座として出来上がってきたのだと思います。
   勉強は自分一人でできるかもしれないが、自分の限界に挑戦するのであれば、環境に頼ることを勧めたいです。その環境が揃っているクリエイトは通うほかありません。読み書きにいえばおそらく最高峰の環境が揃っています。と言い切ってしまうことにためらいはありません。周りの受講生やブログがその安心を与えてくれるからです。

   【最後に蛇足】 
文演を通して、今までの食わず嫌いも含めて、興味の幅が広がり購入する本のジャンルが手広くなりました。松田先生には「取り返しのつかないことをされてしまった!」とお伝えしたいです。というのは四割冗談ですが、ほぼ毎回の文演で配られる資料は、その選定や配布タイミングまで名人芸で毎回一本を取られています。配布資料の一つに、松田先生が特に評価された文章があり、内容も今の自分の状況や考えを後押ししてくれて感銘を受けました。文演に参加する中高生が配布資料を読んでくれているのも、とても心強いです。次の世代に武器を渡す。その使命を感じました。
  今後とも、何卒よろしくお願い申し上げます。

  「読書の技術(国語教育)をここまで科学的(定量的)に鍛える仕組みを揃えている」とはたまに言ってくれる人もいましたが大きくはできませんでした

  ユウ代表には、子ども達さえ「早くクリエイトに通える11歳になりたい」と言うぐらいのクリエイトにしてほしいです。


  Kさんの要約は、さすがに最初からポイントをよく取っていました。ただ工夫の凝らしすぎの部分がありました。

  Kさんの文章では、最初に提出した受講10回目アンケートに目を剥きました。話が逸れていかない文章は、こういう人が司法試験をサッサとパスしていくんだよなと経験上感じました。

  今回のKさん文演アンケートは、褒め殺し気味という印象もあります。ただ、速読への体当たりの仕方をみると本気が伝わってきます。



   Kさんは、1/29()の第59回初級朝トレを受けました(受講6回目)

  その後、すぐに第41期平日朝トレと第34期土日朝トレ、第42期平日朝トレと第35期土日朝トレを連続受講しています。

  さらに、来月、6月の第43期・44期平日と第36期・37期土日朝トレを申し込んでいますレバレッジMさんと2人だけ)


  司法試験予備試験の短答式試験は、7月14日()。

  成算があってのことでしょうが、のめり込み方が半端ないです。

  司法試験合格者体験記、実名執筆を予約します。
 
 

   




        ※クリエイト速読スクールHP  

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