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第44期文演アンケート(7)司法試験大学生・大学院生編

  第44期文演アンケートのラストです。

 司法試験の論文対策のために受講した大学生・大学院生の4人です。   


  Q.1どんな目的で受講しましたか?
   A.1 文章に対する漠然とした苦手意識があり、論文式の資格試験で、文章力がハンデにならないかという不安があった。そこで、自分の文章力に問題があるならそれはどこなのか、直すべき点をはっきりさせようと思って受講した。-大学3年生-

 
 A.2 文章を書く技術は生涯役立つものだと思うのですが、そもそも書くことに対して苦手意識がありましたその苦手意識を克服したいと考え受講しました。また、ロースクールの受験も見据えて、法律の論文にいかせる技術が身につけば、という期待も少しありました。-大学4年生-

 A.3 文章を正しく書き、理解する方法を学ぶため。正確な要約の方法を学ぶため。-大学院生-

  A.4 新司法試験の論文対策のために受講しました。-大学院生- 


   Q.2文演を受講し、文章への印象が変わったことなどありますか?
 
A.1 教室で様々な文章を検討する中で、普段自分はどのような基準、視点で文章を見ていたのか、気付くことができた。気にしすぎていた所もあれば、全く意識できていなかった所もあったらしい。
 他の受講生の方、そして松田さんの指摘を聞いて、矯正されていく部分が大いにあった。文章に対して漠然とした苦手意識だけがあったのだが、自分の長所、短所をはっきり捉えられるようになった

 A.2 細かな部分に気を遣わなければ、すんなりと頭に入ってくる良い文章は書けないのだと感じました。今まで、文章を漫然と書いていたわけではありませんが、これからは文演を意識しながら書くことを心がけたいと思っています。

   A.3 正しい文章を書くのは難しいと思った。 

 A.4 わかりやすい文章というものの具体的な条件がわかりました。そして、何よりも印象が変わったのは、わかりやすい文章とは、形式面、内容面ともに考え抜かれ工夫されていることを認識しました。奇をてらうことなく、素直な気持ちで文章を書きたいという気持ちが強くなりました。 


   Q.3宿題の「要約」については、いかがでした?
    A.1-1「授業前」松田さんの手による要約を参考にして書いた。自分の言葉を無理に使わない(自分の良くない癖だった)ことを心がけた結果、気を楽にして要約に取り組むことができた。

   A.1-2「授業後」筆者にとって大事なこと、言いたいことは何か? 自分では原文の構成がわかったつもりでいたが、まだまだ自分で勝手に考えてしまっていることが多いと反省した。これまで全部出席していて、最終回途中からの参加になってしまったのが非常に残念だったので、松田さんのおみやげがとてもうれしかった。 

   A.2-1「授業前」要約にどのような意味があるのか、最初は疑問だったが、論理構成をとらえたりするために文章を読み込む必要があり、読む訓練になっていると感じた。読み込む中で、どの部分が重要かをとても考えさせられたが、その判断には迷う部分もかなりあった。

    A.2-2「授業後」どこが重要かということついて、まだ考えきれていなかったなと思いました。字数の制限が少ない状況で滑らかな流れの文章を書くのも難しいことだと感じました。同じ文章を要約したはずなのに人によって内容がかなり違っていて、しかも同じ内容でも表現が全然違うので面白いと思いました。やはり文章には個性がにじみ出てくるものなのでしょうか。ちなみに、僕の要約を友達に見せたら「理屈っぽい」と言われました。 

       A.3-1「授業前」書いてはみたものの正確な要約かどうか自信がありません。

    A.3-2「授業後」要約はとても難しいです。ポイントをことごとくはずしてしまったのは、筆者が最も主張したいことを理解できていなかったためです。 

    A.4-1「授業前」なるべく原文を活かし、筆者の伝えたいキーワードを活かした要約にしたいと思っていました。言い訳になりますが、提出した後に推敲したとき、文章形式、内容ともに授業内容が反映されておらず、赤面してしまいました。

    A.4-2「授業後」欠点として指摘されたところは、とても納得できました。自分の悪い癖を改めて認識しました。そして、宿題は、文章を書く人の心構えなのだということがわかりました。 


  Q.4全体的な感想をお聞かせください。
 
 A.1 巷の作文How toの本を読んでも文章を書くコツを理解することはできるだろうが、コツを理解することと、体得して使いこなすことは全く別の次元の話だと思う。文演は、問題のある文章のケーススタディーという実践的なスタイルだったのがとても良かった。月日が経ってからまた資料を見返して、自分が文演の教訓を忘れていないかチェックしていきたいと思う

   A.2 教材にしていた文章が面白いものが多く、参加していた人たちも鋭い人が多くて、面白かったです。 

     A.3 高校生のときに受講しておくべきでした。

   A.4 大変楽しかったです。全体的な感想は、この一言に尽きます。唯一つ残念だったのは、私事になりますが、もう少し体調と準備を万全にして受講したかったです。これからは謙虚な気持ちで、文章を作成したいと考えています。本当にありがとうございました。
 

 A.1のAさんは2007-09-15 受講70回と57回のレッスンの、Aさんです。本当はイニシャル違うのですが、当ブログではしばらくAさんです。

 A.2のSさんは、Aさんの1学年先輩。クリエイトには、高校2年生から通っていました。明快な文章を書ける人です。ー後記 2011年司法試験合格者清水公一さんですー

 A.3Yさんは、速読に入会するとき、こちらからぜひと勧めた方です。最終回、帰られるとき、「本当に受けてよかったです」と。いまは、速読にときどき見えています。受験生として、とても大事なことです。

 A.4のNさんは、2006-10-18 法科大学院合格のAさんの紹介Nさんと2007-06-17ペン字で記入したロースクール生2人はお友達。こんなところからも、44期の進めやすさがあったのかもしれません。

 第45期文演は、今週末土曜19時からです。 


 


          ※クリエイト速読スクールHP

 

 ※第44期文演アンケート

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コメント
 
 
 
ちょいちょい (空猫)
2014-10-18 05:24:03
後から付け足しがありますよね。
今回の記事のように、「〇〇さんは、~~試験合格の△△さんです」とか……

何年経っても、過去記事の内容覚えてるんだなあと、いつも感心してしまいます。

過去記事に追記ってことは、読者が過去記事を読む前提があるってことで、過去記事読むべしってことですよね。
ががががんばります……
 
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