『キャリアが高まる～』が単行本化されました

　 2008年10月に出版されたムック『キャリアが高まる1日15分速読勉強法』が、ついに単行本化されました。

　書店から消えてずいぶん経ちますから、ついに、と言わせてもらいます。

　2009-04-26で、

　ムックとはいえ、『キャリアが高まる1日15分速読勉強法』も、英断をもって増刷していただきたいものです。

  と書いたのですが、「増刷」ではなく、単行本化されることになったと12月初めに連絡がありました。

　きのう土曜午後、日本実業出版社から見本が10冊届きました。

　見た目や手触り感など、驚くほど上品に仕上がっています。

　毎回ですが、こちらの希望の基本は、コケオドシ的表紙にだけはしないでほしいということ。
   
　日本実業出版社にはいつも、　『デザインとかはよくわからないので、知的好奇心旺盛な女性陣がどんな本だろうと開いてみたくなるような、品のよいカバーをお願いします』と、お願いしてきています。
　らくらくシリーズ第1弾『速読らくらくエクササイズ』は、ポスシステムなどによって、初めに若い女性に支持されたことがわかっています。
　中身にはある程度自信がありますので、表紙をコケオドシ的にしてヘンな引きつけ方をしてほしくないという意図がいつもあります。―2008-10-24「ＳＰＥＣＩＡＬ　ＩＮＴＥＲＶＩＥＷ　７Ｐ」より―


　表紙の色は、『エクササイズ』や『ナビ』と同じ明るいイエローにしてほしいとお願いしたのですが、前著と区別化するためオレンジ系になりました。他の本と同じ色にと、お願いしたことなど忘れてしまうほど気に入ってしまいました。

　混ぜた色ではない「特色」なので、全体がクッキリとし、清潔感があります（パソコン画面より遥かにクリアです）。

　編集者もデザイナーも、出来上がった姿をリアルにイメージしているからできるのだと納得しました。プロフェッショナルは違います。

　トレーニングシートなどが載っている紙色も、薄いクリーム色で目が疲れないものに。文字も、少し大きいような。


　この本に関しては、こちらの希望がもうひとつありました。

　それは、表紙の下をくるむ帯を別物としないで、ひとつにして印刷してほしいということ。トレーニングブック（当然、トレーニング部分は一新されてます）ですから、本を繰り返し手に持つもの。そのとき、帯（腰巻）をうるさいとはずされるのは、どうも納得いかないものがあり1枚の表紙にしてもらいました。編集者は、ここは了解してくれました。

　たくさんの人が関わるものは、こちらの意見ばかりは通せません。また自分の思い通りばかりのものなど面白くありません。ある程度譲れるものは譲ってプロの力に頼り、どうしてもヒケないものだけハッキリと主張します。

　成功者続出！ 知る人ぞ知る講座の全貌が明らかに！ など、こちらが一生かかっても出てこないコピーです　素直にありがたいキャッチと思えます（一応『キャリア～』にもありました）。さらに、ビューンとＵＰ！ とダラダラのイラストもわかりやすいです。

　単純ですが、こちらの大きな主張は、今回は「表紙」「帯」一体でありました



　今週の木曜、2月18日から書店に並ぶそうです（早いところは、17日午後～と）。

　
　 
   『キャリア～』を必要な方が、もう、アマゾンのマーケットプレイスで高い値段で買わずに済みます。　　　　　　真







　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　   

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