ガラにもなくいま何故かロッドがキテます、去年は突如10ccにハマったり自分でもよくわからない(笑)
とはいえ20年くらい前買ったジェフべック・グループだのソロ初期「Every Picture Tells A Story 」のアナログは今も持ってるし、「馬の耳に念仏」も持ってたし初めてロッドを耳にするワケではありませんが
ブラックミュージック好き的には、どうしても”サムクックのそっくりさん”にしか見れなくてぶっちゃけ怒られるかもしれないけど小バカにしてたというか(笑)
まぁロッドだけではなく黒人ソウルシンガーにもサムの影響下にあるシンガーはいくらでもいるんだし、優れたボーカリストであると今更ながら認識を新たにしてます。
で・・・
ソロの1stからフェイセズとか何枚か聴いてたら、ジュリーがカバーしてた曲が出てきたり、同じくロッド好きだった浅川マキさんもカバーしてた「ガソリン・アレイ」とか出てきたり。
特に気に入ったのはフェイセズの2作目71年の「ロング・プレイヤー」。
「テルエヴリワン」に「フィール・ソー・グッド」ジュリーもライブ盤でやってますねぇ、「フィール・ソー・グッド」はスタジオ盤なのにここではライブテイクを使用。
ライブ向けの曲とジュリーも判断したのかもね。
でも洋楽ってさらにオリジナルがあるから疑ってオリジナルなのかライナー読んだらそれについては書いてない。
そんで作者のクレッジットを見ると「フィール・ソー・グッド」に(willie Broonzy)と。
すぐピンときてYOUTUBEで検索したらやはり原曲が、” Broonzy”と言ったら戦前のブルースマン”ビッグ・ビル・ブルーンジー”
”ファーザー・オブ・ザ・シカゴ・ブルース”の愛称の通り、マディ・ウォーターズも影響を受けた大物中の大物。
この人、戦後もかなりの録音を残しており全体像がつかみにくいというか、何枚か聴いたけどコレは知らなかった。
「フィール・ソー・グッド」は中野サンプラの3枚組ライブ盤「ジュリーVII The 3rd リサイタル」の3曲目に収録。
中野サンプラザはとうとう2024年前後に解体が決まったようで、ここ5年ばかりGW中は必ず1回はサンプラでハロプロのライブ見てて今年が最後だ最後だって気持ちで、なんだずいぶん先なんですねぇ今年もGWの中野行くかもね(笑)
でで・・・
昨日の「ミュージックフェア」はユーミンの特集、過去VTRを流すというワリに00年代の映像ばかり、ジュリーと出た78年2月の回はサッパリ流れずじまい。
ここでユーミンはソロで「ハルジョオン・ヒメジョオン」歌ってるハズなんですけど、もしかしてVTR残してないのかもしれない。
「ミュージックフェア」のVTR保存状況は謎に包まれており、最古のが69年のディジー・ガレスピー来日時の物、外タレ来日物は比較的古い年代のもあるようです。
なにしろ過去VTR番組でもあまり使われないから実態がわからない、70年代いっぱいくらいまでは抜け抜けの状態なのかもしれません。
ででで・・・・・・
1974年のジュリー番組を調べてた時どうしてもどうしても見たくなった、しかしまず絶対見れないであろうとあきらめてたのが12チャンの「きんきんケロンパ歌謡曲」「きんレモ歌謡曲まいったタヌキの大放送」、それからTBSの「火曜歌謡ビッグマッチ」。
なによりアナタ、番組タイトルがいいじゃあないですか、ジュリーはこれらの番組に74年何回も出てるんですねぇ。
これもVTRはおそらく壊滅的に残ってないであろうと思われる番組、ところが最近DO~GAサイト見てたらソレらしき番組がUPされていて(歌のわずかな見切れでわかるんだよ)あぁこんなこんな感じの番組だったのか・・・と少しだけイメージが広がりました。
UPされてたのはもちろんジュリーではないんだけども、こんな深い時代でも録画してる人がいるのかと驚きと共にいつの日かこれはジュリーのも手に出来るのではないかという淡い期待が
見れるだけじゃイヤ、「きんきんケロンパ歌謡曲」のジュリーを手に出来るとあえて書く(笑)
そしたらさらに「どこを切っても沢田研二 まるで金太郎飴」、そんなオープンリールのテープがあっても絶対おかしくないハズだろとの確信を持たせるもの凄い”昌子マニアさん”の動画を見つけ・・・
「これがジュリーのだったら」、過剰な妄想と共に何度も何度も見入ってしまう今日この頃の四方山話なのでした。
あと、「ステージ101」の発掘VTRを4回に渡り紹介するって、たぶん・・・たぶんジュリーが出た回も出てくる予感。
さて??