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SHIN-GEN-SAI 【箴・言・彩】

珠玉の名言・箴言をイシューします。

ザックの言葉。

2011-05-28 17:11:07 | 仕事

「大切なのは、過去ではなく未来だ」

6月に開かれるキリン杯の日本代表選考に同席したアルベルト・ザッケローニ監督の言葉。
そう、G大阪から19歳の宇佐美を選出したり、
昨季まで目立たぬ存在だった何人かのJ2からの移籍組を選出はさすがだ。
やはり指導者は見るべきところをちゃんと見ているという事。
そして極め付きがこの言葉。
過去の実績ではなく、内に光る試金石を見つけることが大切なのである。
そういう伸びしろをしっかり見れるものがよい指導者、というのはどこの世界も変わらない。
見習いたいものである…。


内田篤人の言葉。

2011-05-07 05:10:55 | 仕事

「準決勝まで来て良かったと思っているのは、周りの人だけでいい。やっている方とすれば、勝ちたかった」

欧州CLで決勝進出を逃したシャルケ・内田篤人の言葉。
長友にしても、日本人もここまで来た、
ここまで出来るようになったんだ、という感じだが、
ここにあるように、それだけでは駄目なんだよな。

彼らの想いは、そんなところに留まっていられない。
素晴らしいことである。
我々理学療法士の世界もかくあるべし。
これでいい、と思ったらそれはそこまで。
思考停止が一番怖い。
あくまで、走り続けられる気持ちを強く持ちたいものである。


ダブル・フェイス その3

2011-02-26 06:23:00 | 仕事
誰だって、セコクってずるくって、
信じていたより案外ちんけな自分を知って。
うんざりすることもあって、
ただ、それを知ってからどう振る舞うのか、で、
その人間の価値が決まるんじゃないかなぁ?


細野不二彦 ダブル・フェイス第14巻より。
迷える交通課の婦警・田町にアドバイスするDrWHOOこと春居筆美。
極限にある困難から脱出できたからこそ言えるセリフである。
本当にできる男は、ひけらかすようなことはしない。
さりげなく心の琴線に触れる一言が胸を打つ。
こういう男になりたいものである。

スズキ・メソッド

2011-02-12 06:03:04 | 仕事
「私はバイオリンだけを教えているつもりはない。その子の能力を引き出したい、美しいものの心がわかる子に育って欲しいと願っているんです。全ての子供が、教育次第で高くよく育つ。そのことをバイオリンを通じて証明したいんです」

バイオリンによる能力開発『スズキ・メソッド』創始者・鈴木鎮一氏の言葉。
これの「バイオリン」を「理学療法」に変えてみよう。
まさに今、それを実践している(といいたい)。
よい理学療法はよい人格の上に育つ。

そばもん その2

2010-11-27 06:54:34 | 仕事
あんたの修業はもう始まってる。
そういう心でそばを打てば、きっといい職人になれるよ。
それが修業の第一歩だ。


山本おさむ著「そばもん ニッポン蕎麦行脚」第1巻より。
本当にうまい手打ちそばを打てるようになりたい。
片岡の土下座しての弟子入り懇願に応える矢代稜。
まずは自分の未熟を率直に受け入れ、反省することから進歩は始まる。
蕎麦打ちでも理学療法でもそれは同じ。
寛容な心にこそ、成長の芽は育つのである。

そばもん その1

2010-11-20 16:47:31 | 仕事
練習だからって甘えてんでねぇかい?
本当はプロには練習なんてねいんですよ。
一打一打が真剣勝負なんですから。


山本おさむ著「そばもん ニッポン蕎麦行脚」第2巻より
名人と謳われた祖父より江戸蕎麦の技術を伝授された主人公・矢代稜の蕎麦打ちをめぐる物語。
今回の「ずる玉と切らず玉」では、
脱サラしてそば職人の修業をしている田中さんに対して、
彼の店の主人は彼の練習の手つきを見てこう叱った。
すべてマニュアル通り作れば蕎麦は打てるわけではない。
そしてそれは蕎麦に限らずなんでもそうである。
そう、理学療法のテクニックをしても同じ。
一手一手が真剣勝負であることを忘れてはいけない。

三浦カズの言葉

2010-10-30 06:11:14 | 仕事
「自分を60歳まで使ってほしい」

サッカーのキング・カズこと三浦知良の言葉。
兄の泰年氏の出版記念パーティにての言葉だが、
兄に監督になれというのもすごいが、
さらに自身も還暦まで現役を続けるとは・・・。
しかし、彼ならあるのではと思わせるところがすごい。
自分も格好よく、こんなふうにさらっと言えるようになりたいね。

星野監督再び。

2010-10-23 05:58:25 | 仕事
「野球がしたい。やはり私は野球人なんだなと」

阪神タイガースのSDを退任し、東北楽天イーグルスの監督に就任する星野仙一氏の言葉。
今まで、北京五輪の時といい、いろいろ言われてきたが、やはり燃える男の真骨頂か。
いずれにしても、プロ野球が面白くなることは間違いない。
しかし、私も現場主義なのは同じ。
「理学療法がしたい。やはり私は理学療法士なんだなと」
一度言ってみたい言葉である…。

加賀恭一郎の言葉。

2010-06-19 07:45:38 | 仕事
「でも、刑事の仕事はそれだけじゃない。事件によって心が傷つけられた人がいるのなら、その人だって被害者だ。そういう被害者を救う手立てを探し出すのも、刑事の役目です」

東野圭吾「新参者」より。
心やさしき加賀恭一郎は、ガリレオこと湯川博士とはまた違ったキャラクター。
この言葉は特に印象に残った言葉だが、
これ、このまま理学療法でもいえるかも。
被害者を対象者の家族に置き換えればわかるよね。
こういう心意気が大切。

「犠牲」

2010-05-15 03:48:07 | 仕事
「犠牲にするものが多いほど、デザインは当然、洗練されるんだ。削られるほどシャープになる。それが、そもそもデザインの本来の意味だし、シャープっていう形容の定義だろ?」

森博嗣「数奇にして模型」より。
西之園萌絵とデザイン論を交わす、院生の金子の言葉。
今、論文執筆で苦しんでいる。
ボキャブラリが貧弱で、適切な言葉が思いつかない。
思考の方向性はともかく、状況の説明が無駄ばかりで、
洗練されていないのである。
この文章を借りれば、
私はまだまだ犠牲を払っていないということであろうか。
もっともっと没頭しなければ・・・。