自分を信じよ。

人を信じよ、しかしその百倍も自らを信じよ。

あの漫画の神様の手塚治虫先生の言葉。
さすがにうんうんと首肯してしまう。
今日び、自信のない若者のなんと多いことよ。
「自信」とは「自らを信じる」と書くように、
まずは己を信じて突き進むことが必要である。
サッカーW杯での日本の活躍を見ればわかるように、
岡田監督以下、彼らの躍進は自分を信じて戦えばこその結果であろう。
自らを信じることなしに、勝利や結果はついてこないのである。

加賀恭一郎の言葉。

「でも、刑事の仕事はそれだけじゃない。事件によって心が傷つけられた人がいるのなら、その人だって被害者だ。そういう被害者を救う手立てを探し出すのも、刑事の役目です」

東野圭吾「新参者」より。
心やさしき加賀恭一郎は、ガリレオこと湯川博士とはまた違ったキャラクター。
この言葉は特に印象に残った言葉だが、
これ、このまま理学療法でもいえるかも。
被害者を対象者の家族に置き換えればわかるよね。
こういう心意気が大切。

未来、

学校で教えることも必要だけれども、教えるのは過去のことなんだ。ほんとに必要なのは、未来なんだな。

本田宗一郎の言葉。
迷い、逡巡している学生のなんと多いことよ。
この言葉をよく噛み締めてほしい。
君たちの未来は学校で教えてはもらえない。
自分で探し、自分で見つけていくんだよ。
他力本願では本物は手に入らない…。

失敗とは、

「間違いを犯しても、深刻なものであっても、やり直す機会は必ずある。失敗とは転ぶことではなく、そのまま起きあがらないことなのですから」

米女優、Mary Pickfordの言葉。
実習にしろ、学業にしろ、
いろんな挫折はどこにでもあることだろう。
しかしここにあるように、
理学療法士になろうという歩みを止めさえしなければ、
必ず道は開けるものである。
大切なのはそのなりたいという想いなのだということを忘れずに。