自信はないし、弱音はしょっちゅう吐くし、びびったりもする。やっぱり自分は弱いですけれど、だからそれを埋めようと、練習を一杯する。
先頃現役引退を発表したフィギュアスケート男子・高橋大輔の言葉。
そうそう、彼ほどの実力を持ってしてもこのように考えると言うこと。
学生諸君は謙虚に、自分を見つめ、しっかり勉強や実技の練習をして欲しいものである。
努力や練習は嘘をつかないのだから。

自信はないし、弱音はしょっちゅう吐くし、びびったりもする。やっぱり自分は弱いですけれど、だからそれを埋めようと、練習を一杯する。
先頃現役引退を発表したフィギュアスケート男子・高橋大輔の言葉。
そうそう、彼ほどの実力を持ってしてもこのように考えると言うこと。
学生諸君は謙虚に、自分を見つめ、しっかり勉強や実技の練習をして欲しいものである。
努力や練習は嘘をつかないのだから。
いつしか
先生の目に映っているものを・・・
先生の見ている光を
自分も見たいと願うようになっていったんだ!
手塚先生を追いかけているから
先生が見ていた光そのものは背中の影で見えないよ・・・
・・・でも
その背中からもれてくる光は
今も感じられるような気がするなあ・・・
秋田書店刊・ブラックジャック創作秘話より
手塚治虫の元アシスタント・石坂啓のこの言葉、素晴らしいね。
同時に、このような気づきを後進に与えられるような先達となりたいものである。
まだまだ、自分には無理かな。
精進します。
あなたでいい、
そんなあなただからいいんです!!
僕に出来るんだから、あなたにも出来ます!!
秋田書店刊・ブラックジャック創作秘話より
手塚治虫は、ただ単に作家としての才能だけが突出してすごいのではない。
この台詞、こうして若き漫画家の卵たちにいかにやる気を出させたことだろう。
時には子供のような我が儘も茶目っ気もすべてが魅力である。
こういう指導者に私もなりたい。
まだまだ、当分無理だろうなあ。
「あなたたち、仕事に命かけてください」
秋田書店刊・ブラックジャック創作秘話より
手塚治虫の仕事にかける情熱はものすごい。
この書は、なぜ彼が漫画の神様と呼ばれるかを如実に語っている。
そして、この台詞。
元アシスタントのわたべ淳が言っていた、
「命かけます、というべきでした。思えばあの時、手塚先生に残された時間はあと10年しかなかったのですから」
が心に突き刺さる。
後にも先にも、このような天才はいない。
私が最も尊敬する偉人の一人である所以である。
寝ても覚めても「漫画」はこの妥協を許さない矜持から生まれたものなのだろう。
私など、まだまだ。
「4年前も頂点に立ったわけではないから。一番高い所を目指している限り、僕は燃え尽きることはない」
「卓球をしてきて良かったなと思う」
東京で行われている世界卓球選手権で日本女子を決勝進出に導いた平野早矢香選手の言葉。
2ゲームを失い、3ゲーム目もリードされてからの逆転劇に、さすがの一言だが、この言葉にまさにという思いである。
私もね、良い仕事をできた時に同じように思うもの。
「理学療法をしてきて良かったなと思う」
ね、みんなも思うでしょ。
「仕事に惚れなきゃだめなんだよ。仕事の不平不満なんて言ってる暇はない。技を磨くことに人生を賭けなきゃ」
ただ最終的には、フィギュアスケートというのは対人競技ではなく、どれだけ自分をコントロールして、100%、120%の演技ができるかということが一番大切なので。そういう所が一番のライバルなのではないかと思います。
「サッカーはひとりでは勝てないんですよ。その前提を踏まえたうえで、個を追求すると同時に、いかに自分の存在によってチームを機能させられるか。そういう作業って、ピッチ内よりも、ピッチ外の方が大事」
ACミランへ移籍した本田圭佑がCSKAモスクワでの最後の試合で語った言葉。
これそのまま我々の現場に通ずる台詞である。
チームワーク、そしてプロフェッショナルってそういうものだと思う。
そのために大切なことも同じ。
臨床を大事にした上で、普段の何気ない毎日をいかに意義深くできるかにかかっている。
疲れるまで練習するのは普通の人。倒れるまで練習しても並のプロ。疲れたとか、このままでは倒れるというレベルを超え、我を忘れて練習する、つまり三昧境(=無我の境地)に入った人が本当のプロだ。
野球の神様、川上哲治氏死去。
巨人のV9の時代が鮮烈に蘇る。
その川上さんの名言で代表的なのがこれ。
寝ても覚めてもPTもまさにそういうレベルを目指しているわけだ。
しかしなかなか道程は遠い。
今一度、野球の神様の逝去に鑑みて心に刻もう。