祝、JOJO100巻！

真の『失敗』とはッ！
開拓の心を忘れ！
困難に挑戦する事に無縁のところに
いる者たちの事をいうのだッ！

1890年９月23日、スティーブン・スティールの言葉。
祝、ジョジョの奇妙な冒険通巻100号記念！
それにしても、こんな面白い物語をよくこれだけ続けられたものである。
荒木飛呂彦氏の卓越した想像力と筆力に脱帽、である。
一生でこれしか描かないという漫画家も他にはいないのではないか・・・。
そして独特の台詞回しとこのような名言の数々。
このブログでも何回か取り上げたよね。
これからも末永くこの物語が続きますように・・・。

二葉百合子の言葉。

「かぜをひいても休み無く回りました。長い休みは出産したときの２０日間」

先頃引退会見した浪曲家・二葉百合子の言葉。
3歳で歌手になり、以来78歳まで芸能生活75周年は素晴らしいのひと言。
75年で、長い休みがこれだけとは本当に恐れ入る。
逆に言えば、このくらい、仕事に物事にのめり込むことが何より大切だし、
仕事を長く続ける秘訣なのだろう。
そして、引退のこの割り切りというか潔さ。
利権に群がりしがみつくひとが多い中、まさに本物、プロだなあと思った。
何人ものお弟子さんに囲まれ、幸せそうなお顔が印象的だったね。
まだまだ、50で疲れたのなんのと言っていられない。
本当にお疲れさまでした・・・。

田村隆一の言葉。

努力しても一流になれるとは限らない。
けれども、謙虚に努力すれば二流にはなれる。
一流の意味が分かる人のことを二流って言うんだよ。
一流も二流も分からない人のことを三流っていうんだから、
二流と三流の間はもう無限大の距離だ。

詩人・田村隆一の言葉。
これを今年卒業するすべての理学療法学生に贈りたい。
一流ではなくて良いから、まずは二流を目指して欲しい、ということ。
今は、謙虚にこつこつと努力することさえしない人がどれだけ多いだろう。
理学療法の世界も先細りになってしまっては本末転倒であるし、
そういう人材を育てた覚えはない。
しかし、今は本当に若い人は環境に影響されやすいと言うのも事実。
この言葉をいつも肝に銘じていれば、
仕事に追われ、自分を忘れた時に原点回帰できるはず。
これからの理学療法は皆さんの肩に掛かっているのです。
そのことをよく意識して旅立っていって欲しいと思います。

ほかならぬ人へ その２

この世界の問題の多くは、何が必要で何が不必要かではなく、単なる組み合わせや配分の誤りによって生まれているだけではないだろうか。

第142回直木賞受賞・白石一文の「ほかならぬ人へ」より。
明生の許嫁の渚は明生の兄・靖生が好きで、
次兄・靖生は長兄の嫁、麻里が好き。
世の中って案外そんなもの。