SHIN-GEN-SAI 【箴・言・彩】

珠玉の名言・箴言をイシューします。

陽だまりの樹 その1

2016-09-24 03:24:26 | 人生

わし達の方が正しいのに・・・、

時代が、そうさせんのだ・・・、

 

手塚治虫・陽だまりの樹 第4巻より
お上の病気は脚気でなくアジソン病だと見抜いた手塚良庵。
しかし幕府の奥医師らはそれを認めようとしない。
冒頭はそのことを憂う伊東玄朴の台詞である。
時代は今以上に閉鎖的で末期的な政情が渦巻いていた。
今のこの世もひどいものだけど、この時代よりはましと心得るべし。

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回天詩史

2016-09-17 06:38:09 | 人生

三たび死を決して 而も死せず

二十五回 刀水を渡る

五たび閑地を乞うて 閑を得ず

三十九年 七處に徙る

邦家の隆替 偶然に非ず

人生の得失 豈徒爾ならんや

自ら驚く塵垢の 皮膚に盈つるを

猶餘す忠義の 骨髓を填むるを

 

これは藤田東湖の「回天詩史」。
国を憂う気持ちがよくでている詩である。
これは幕末であるが、
いままさにこれと同じような時期かもしれない。
自分に何が出来るのかよく考えなければ。

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本日はお日柄もよく その10

2016-09-10 02:26:58 | その他

「ほんとうに弱っている人には、誰かがただそばにいて抱きしめるだけで、幾千の言葉の代わりになる。そして、ほんとうに歩き出そうとしている人には、誰かにかけてもらった言葉が何よりの励みになるんだな、って」

「本日は、お日柄もよく」 原田マハより
この作品もこれで最後。
なかなか泣かせる珠玉の言葉の数々よ。

 

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本日はお日柄もよく その9

2016-09-03 04:03:51 | 人生

「困難に向かい合ったとき、もうだめだ、と思ったとき、想像してみるといい。三時間後の君、涙が止まっている。二十四時間後の君、涙は乾いている。二日後の君、顔を上げている。三日後の君、歩き出している。どうだい? そんなに難しいことじゃないだろ? だって人間は、そういうふうにできているんだ。とまらない涙はない。乾かない涙もない。顔は下ばかり向いているわけにもいかない。歩き出すために足があるんだよ。君のお父さんとお母さんが君に与えてくれた身体を大切に使いなさい。そして心は、君自身が育てていくんだ。おおらかに、あたたかく、正義感に満ちた心に育ててやりなさい。そして、成長して欲しい。いつかおじさんのスピーチを書いてくれるようになるまで。それまで、おじさんと久美ちゃん、どっちが大きく育つか、競争だ」

 「本日は、お日柄もよく」 原田マハより
この本で一番感動したところ。
人は誰でももう駄目だという時が一回はある。
そんなときこのような言葉はとても勇気になるよね。
こういう優しさの持てる男でありたいな。

 

 

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