「音みる(音のみるふぃ~ゆ)」ブログ...♪

100名を超える音楽教室「音のみるふぃ~ゆ」のレッスンノート。また3人娘の子育て日記。

思い出とこれから

2024年01月19日 | 日記
グループレッスンを展開するようになったのは2005年で、その年に1歳だった生徒さん。
2011年(6歳)と、2022年(高2卒業)の写真です。

この子達が高校生まで続けて、「難しい曲」をとても楽しそうに弾いてくれるようになる、
そんなイメージは…
開講した時から実は、あった。

でも、予測できなかったことがあって。

「難しい曲」という箇所は、クラシック、ジャズ、流行りの曲、自分が作曲した曲…
何にでも置き換えられるのだが、
ラ・カンパネラや、上原ひろみさんのジャズを選んでくれたり、自分で研究してオケのピアノアレンジ版を見つけてくれたり、音楽の道を選んでくれたりするようになることまでは、考えていなかった。

2022年、彼らが卒業したあと、私は少し気が抜けてしまった。。

もちろん、自分の大学卒業と同時にピアノ指導を始めたので、それ以前もその後も同じように達成感はあって、そこが初めての卒業演奏ではなかったのだけど。

1歳からのお付き合いで、16歳までの約15年間、それって、彼らが物心ついたときには、私がいたってことで、親戚以上のお付き合いをさせていただいたのではと思う方もいて、
そして、その子達の卒業演奏会は、とても見事に終わったのでした。

1歳から通ってくれたお子さんを育てられた、と、やり通せたことでの安心感、そして、我が子たちもまた同時期に手が離れたことの寂寥感も相まって。

ボケっとした。

だから、2023年はそんな1年だったんだなぁと思う。

小休止。

でも、小休止って、(音楽を構成するメロディ上もそうだけど、)
止まってるわけじゃないから、
次のこと考えなくちゃいけない。
どっちに向かえばいいかわからなくなってしまって、
結果、気持ちが複雑だった。

はて、こんなふうに捉えた1年て、
今まであったかな??

思い返してみると、そう多くは無いなぁ。
いつも私は急き立てられるかのように、
毎日を過ごしてきてるから。。

このまま、こんな風にゆったりと暮らしてみようかなぁ?と、
そこまでも考えて、また思った。

小休止のこの1年は大事だったけど、
どこに向かうかわからない気まな暮らしって憧れるんだけど、あんまり私には向いてないんだなぁって。


ならば、やっぱり次の年はエネルギッシュにやってみようかと、思ったのです。

私も、もう20代30代ではないので
ぎゅぎゅっと詰め込む、そういう欲張った過ごし方?(それがそもそも、贅沢さからかけ離れてるね。)
はできないかもしれないんだけど。


今考えてるのは、ブログの使い方。
たくさん書きたい気持ちはあるのに、
どこに何を書いたらいいのかわからなくなっている。
ここ(旧おとみるブログ)で、子育てを中心に書いてきたのでそのまま残し、これからも自分の思いを吐露する場所、そして大人になった娘たちのことを少しずつ書いていこうと思います。

今まで卒業していた生徒さんのことは、ほんとにドラマチックにおとみるでの時間を過ごしてくれたので、
少しずつ紹介する場所は別に設けようと思います。

どちらも私の備忘録。

歳をとると、思い出を思い出すことすら難しいんだなぁって、
ちょっとずつ感じてきてる今日この頃。