「音みる(音のみるふぃ~ゆ)」ブログ...♪

100名を超える音楽教室「音のみるふぃ~ゆ」のレッスンノート。また3人娘の子育て日記。

終わった!よかった。。

2010年10月31日 | 日記
 やれやれ‥。
毎年、10月は家族の誰かが体調を崩したり、自分も季節の変化についていけなかったり、
何かあるから、この月は落とし穴だ‥と思ってはいたけれど‥。。

今年は、ばかだな、自分で自分からはまってしまった感じでした。

 実は密かに目標にしていたことがあり。。
それは、ずいぶん前から、あーちゃんが生まれる前からと言ってもいいのですが‥
あーちゃんが3歳になって、おねえちゃんが10歳になったら、一息つけるはず、
そしたら、もう一度ピアノと向き合おう、と決めていました。

 根っからのピアノ人間ではないのですが、お教室に勤めていたときは
発表会での講師演奏は当たり前、それが重荷と感じたらダメだとも思っていたので、
まだ弾いていたほうです。

 あーちゃんが生まれるため、勤めるのをやめたとき、
ほっとしたと同時に、あぁ、自分で律することなんてできるはずないのに、
どうするんだろう?と弾かなくなる自分を不安に思い、
どこかで、絶対に戻らねば、戻さねば‥と思って早3年。。
瞬く間に経ちました。

そんなわけで、今年は指ならしの年、と決めて、
どんなに忙しくても毎日ピアノの前に1時間は座ること、と決めました。

もちろんできないこともありましたが、ある程度感覚を戻したら
次は先生に聴いていただこうと、お稽古を申し込み、10月半ばに先生のご自宅へ‥。

久しぶりのお稽古は、自分でも驚くほど、
指先と体の感覚と精神とてんでばらばら、泣きたくなるほどでした。

不甲斐ない演奏に「何やってんだろ?」

「いい演奏はピアノの前だけで生まれるものじゃなくて、なんていうか‥
日常のいろんなところで感じてできあがっていくものでは?」
という先生の言葉が身にしみました。
もぬけの殻のようになった私は、帰りの電車でずずんとへこみ、
結局、次の日、熱を出しました。

それがまたまたさらに自分に追い討ちをかける‥。
そんなことで体調まで崩すなんて、なんて、情けない情けない‥。

相当へこんだ今月でした。

でも、夏ぐらいからかな。学生の頃に必死でやっていたあの感覚でなく、
練習は、指が回るようになればなるほど、おもしろくて、楽しくて、
あれもこれも弾きたい!と
ただ、ただ音の洪水の中に浸れていればいいや、という感じで
ここ半年は練習していました。

それをレッスンをしていただいたことで、的確なアドバイスを頂き、
落ち込みはしたものの、思いのほか楽しくて、
今は、すごく意欲がわいてます。

学生の頃の毎週のお稽古は、辛くて必死で、
でも今思えば、なんてぜいたくな時間だっただろう、と改めて思います。

ピアノと向き合う=自分と向き合う、ということ。

相当疲れる作業ですが(苦笑)、
教える立場である以上は、当たり前のことなのだと意識して、
次につなげようと思います。
























コメント
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