「音みる(音のみるふぃ~ゆ)」ブログ...♪

100名を超える音楽教室「音のみるふぃ~ゆ」のレッスンノート。また3人娘の子育て日記。

思うこと。

2010年03月14日 | 日記
 新しい年度の始まりももうそこまで‥。

今年度、私は今までの意識を変えて、新しい気持ちでおけいこをしました。

11年目のお教室は、私のコンプレックスなるものを克服したかった、からです。

子どもの気持ちに寄り添う先生でいたいと同時に、
いろんなことにチャレンジさせる先生でいなくちゃ、といつも思います。
たぶん、その2つのバランスがとても重要ですが、
いろんなことにチャレンジさせる‥という点では、今まで少々腰が引けてました。

他の習い事もあるだろうし~、お勉強も大変そうだし~、とか様々な言い訳をみつけて‥。

その殻をどう破ろうか?と常に考えていました。

難しいことを、やってみたらできた!おもしろかった!!という経験がないまま、
大人になっちゃいけない。

今までも試行錯誤しながらやっていたつもりでしたが、
今年、するするっとやり方がわかって、
やってみたら、みんなぐんぐん吸収してくれて
いとも簡単に解決してしまいました。

発表会を聴きにきて頂いた方には、わかると思います。
伝わった、と思います。

その代わり、胃痛を始め、いろんな意味で身を削るような、作業でした(笑)。

それをもっと楽に、自然にできたらいいけれど。。。これは、今後の私の課題です。

それから、小学校でのリトミックでも、子ども達のいろんな可能性を発見しました。
音楽が好きだ、嫌いだ、ではなく、おもしろそうなことなら
やってみたい!とすぐに目を輝かせてくれます。

子どもは前しか向いてないんだなぁ‥と思います。

私は子どもを美化するのはあまり好きではありませんが、
やっぱり未来に向かっているエネルギーは
大人の何倍もスゴイ!と思います。

お稽古のピアノでも、授業のリトミックの中でも思うことは一緒です。
いろんなことを通じて、この世の中で生きる術を身につけてほしい、と思います。

人との関わりも、何かを達成したときの気持ちも、負けたときの気持ちも、
楽していたら学べないことばかり。

音楽を学ぶこと=人間教育なんだから、って思っています。

親として、一指導者として、思います。

寄り添うこと、経験させること。
この軸がぶれないように、バランスを崩さないように‥。