甲子園

　夏は、にわか高校野球ファンになります。…というのも、主人が好きでたまたまその時期だけ情報通になるだけですが。。。

プロよりもいろんなドラマがあっておもしろいのと、それぞれの高校の監督のカラーもそこかしこに見えるようで、教えるサイドからも興味深い。

　負けてしまったけれど、八重山商工の監督はとてもいいことをおっしゃってました。島ののんびりした気質はとてもいいものだけど、いつか島を出て行くまでに、野球を通して忍耐強い精神力を養って、人間的に成長をしてほしい、というような事を。甲子園うんぬんではなくて、そこに重きを置いている、というのがいいなぁと思います。

そして、私も同じような思いで、レッスンをしているつもりです。

　監督と選手達のつきあいが小学生から、というのもなんだかお教室の生徒さんとのおつきあいと似ているようで…。

　それにしても、ピアノはどちらかというと個人プレーだけど、野球のようなチームプレーもいいなぁ...と憧れてしまいます。音楽の道に進みたいという生徒さんも何人かいるけれど、ふんぎりがつかないというか、がんばり方がわからない生徒さんが多いです。そんな時に、甲子園のようなひとつの目安があったり、チームの仲間がいたりするだけで、俄然、意識が変わってくると思います。一人で決めてがんばるってツライもんね。。（ちなみに私は、その頃、音楽教室で同じような仲間がいたので、負けてられなかったのです。）

　そんなことも考えてしまう、甲子園です。