ちと、教えたくないような鮨屋を見つけました。
といっても、別に自力で探したわけではありませんが・・・。
雑誌「東京カレンダー」の4月号の特集に出ていた「T」というお店、とだけ挙げておきましょうか。
「こんな所に、こんなお店が・・・」というような場所にあります。
訪れたのは、12時過ぎ。
意を決して店内に入りますと、意外にも先客はなく、ワタクシ一人でした。
「一人ですが、よろしいですか?」
と、尋ねると、
「どうぞ、どうぞ!」
快い返事をいただき、付け台へ腰掛けました。
最近は、ブログで悪口を書く「鮨オタク」という輩もいて、一人客を断るお店も出るなど、ワタクシのような、「ふらりと行きたい」タイプの人間にとっては、あまり好ましい環境ではありません。
でも、こちらは大丈夫でした。
お昼のおまかせをいただきます。
氏素性もわからぬ一見なので、まずは小出しにワタクシの情報を伝えます。
「雑誌を見て来ました」
「ありがとうございます!」
感じのいいご主人で、気持ちよく食事ができました。
みぞれ交じりの寒い一日だったせいか、他にお客様の訪れる様子もありません。
しばし、ご主人を独占、ゆるりとしたひと時でした。
「ほかにお客様もいないので言うんですが・・・」
と、ワタクシの話を受けて、
「以前、いたお店で、お店を任されるようになった時、ある人のブログで『あんな若造に何ができる』というようなことを書かれまして・・・、以来、あまりそういうものは見ないようになりました」
どっかでご飯を食べては、嬉々としてブログに書いてしまうワタクシにとっても、ちと胸の痛むお話でありました。
それはさておき、ここのお鮨、いいですねえ・・・。
なんというのかな、味ももちろんおいしいのですが、肌に合う、というか、なんか落ち着けるお店です。
ご主人も、そういうお店にしたい、ということでした。
「『小肌を3貫だけ食べたい』なんてお客様もいるんですが、そういう方でもいいんですよ」
そういう風に言われちゃうと、なんかわがままばかり言いそうで恐いですね・・・。
でも、そういうご主人の、肩ひじ張らない、力の抜けた感じが伝わってきて、なんかほんわかとした気分になりました。
この界隈で、お昼にいただく鮨とすれば、破格のお値段、
しばしば足を運ぶといたしましょう。
といっても、別に自力で探したわけではありませんが・・・。
雑誌「東京カレンダー」の4月号の特集に出ていた「T」というお店、とだけ挙げておきましょうか。
「こんな所に、こんなお店が・・・」というような場所にあります。
訪れたのは、12時過ぎ。
意を決して店内に入りますと、意外にも先客はなく、ワタクシ一人でした。
「一人ですが、よろしいですか?」
と、尋ねると、
「どうぞ、どうぞ!」
快い返事をいただき、付け台へ腰掛けました。
最近は、ブログで悪口を書く「鮨オタク」という輩もいて、一人客を断るお店も出るなど、ワタクシのような、「ふらりと行きたい」タイプの人間にとっては、あまり好ましい環境ではありません。
でも、こちらは大丈夫でした。
お昼のおまかせをいただきます。
氏素性もわからぬ一見なので、まずは小出しにワタクシの情報を伝えます。
「雑誌を見て来ました」
「ありがとうございます!」
感じのいいご主人で、気持ちよく食事ができました。
みぞれ交じりの寒い一日だったせいか、他にお客様の訪れる様子もありません。
しばし、ご主人を独占、ゆるりとしたひと時でした。
「ほかにお客様もいないので言うんですが・・・」
と、ワタクシの話を受けて、
「以前、いたお店で、お店を任されるようになった時、ある人のブログで『あんな若造に何ができる』というようなことを書かれまして・・・、以来、あまりそういうものは見ないようになりました」
どっかでご飯を食べては、嬉々としてブログに書いてしまうワタクシにとっても、ちと胸の痛むお話でありました。
それはさておき、ここのお鮨、いいですねえ・・・。
なんというのかな、味ももちろんおいしいのですが、肌に合う、というか、なんか落ち着けるお店です。
ご主人も、そういうお店にしたい、ということでした。
「『小肌を3貫だけ食べたい』なんてお客様もいるんですが、そういう方でもいいんですよ」
そういう風に言われちゃうと、なんかわがままばかり言いそうで恐いですね・・・。
でも、そういうご主人の、肩ひじ張らない、力の抜けた感じが伝わってきて、なんかほんわかとした気分になりました。
この界隈で、お昼にいただく鮨とすれば、破格のお値段、
しばしば足を運ぶといたしましょう。