実家から東京に帰るとき父はいつも駅まで荷物を持ってくれて
電車が行くまで線路のふちで手をふってくれた
いつの日か、歩くのがつらそうなので気を使って
「お父さん、歩くの遅いから、送らなくていいよ!」
って言ったら、寂しそうな顔をしてた
お父さんは誰にでもやさしくて、
まだ背の低いお父さんの妹と映画を見に行った時、
ずっとおんぶをして妹に映画を見せてあげたらしい
お母さんと銀座でデートをして月島まで歩いて帰るとき、
靴づれができてしまったお母さんのハイヒールを
おとうさんは替わってはいてあげたらしい
お父さんは、街で小さい子供とお母さんを見ると
写真を撮って住所を聞いて送ってあげていた
実は小児科の医師を目指していたらしい
お父さんは、ずっと病弱なお母さんの通院に付き添い
入院すれば毎日お見舞いに通ってた
毎日足の包帯を巻いてあげて、目薬をさしてあげてた
お父さんは十分に人からやさしくされたのかなあ
私はまったく力不足だったなあ
怒ってないといいなあ
まだおとうやんが病院にいるような気持ちになっちゃいます。はっと気づいた時に大きな悲しみが襲って来ます。でも、みんなも乗り越えたこと、himeも乗り越えます!
そのfamilyが1人でも欠けないようにと願っていたので、本当に悲しかったよ。
いつも明るいお母さんの、寂しそうな顔を見る度、悲しくなります。
お互い、お父さんとの楽しかった事を思い出しながら、お父さんの分まで、お母さんを大事にしてあげようね!
少しでも、そのお手伝いが出来ればと思ってます!