確定申告の書類を会計士さんに送るにあたってご挨拶の手紙を書いていた時、
ほんの少しのご挨拶と資料の説明をしようとしたためはじめた手紙の内容が
いつの間にか、年初に当たっての決意表明文のようなかなり重めの内容になってしまい、
たかだか一介の個人事業主から忙しい最中にこんな手紙を受け取ったら
お困りになるだろうなーと少し反省している。
せっかくの三連休、体調優れず家で安静にしていたところ、棚からボタモチ
1981年に放映された大型時代劇、司馬遼太郎著作の「関ヶ原」という大作ドラマ
を二日にわたって再放送をしてくれた。
石田三成と徳川家康を中心に描かれたこのドラマは、俳優陣も超一流
石田三成は加藤剛、家康は森繁久彌、石田三成の重臣には三船敏郎も起用!
その他、主役級の大物俳優を戦国時代の大名たちとしてつくられたこのドラマは
永久保存版と言っても過言ではないできばえだった。
会計士さんへの手紙の書き出しをこのドラマへの感想から始めたもんだから、
ほんとに迷惑な話しであろう。
何が言いたかったかというと、このドラマで司馬遼太郎がしきりとテーマに
あげていた”義”が人と人との繋がりを結び、いざと言う時に日頃からの信頼関係の
積み重ねがなければ相手を信頼することなどできないということ、
今年で6-7年目のおつきあいになる会計士さんが今まで影になり日向になり
見守って来てくださったお礼と今年はもっとがんばりますということが
言いたかったのだ(恥)
そんな手紙を真剣に朝から書いていたら、いろんな思いがこみ上げて来て
わんわん泣いてしまった。
ふと、机の端っこで動くものに目をやると、小さな蜘蛛が父の書いたはがきの上を
歩いている、そして、大切にしている石のネックレスにのっている。
「お父さんだ」
”亡くなった人が蜘蛛になってあらわれることがあるから、簡単に殺しちゃいけないんだよ”
と小さい頃から母に教えてもらっていたことを思い出す。
2015年は大殺界と暗剣殺、八方塞がりというものすごい年回りだったらしく、
本当に悲しい一年だった
2016年初ミラクル に遭遇して幸先明るいぞ