職業柄、手先を酷使することが多く、
とうとう腱鞘炎になってしまったようだ。
トクホンでも貼っておけばそのうち治るだろうくらいに考えていたら、
親指だけの痛みが、手首全体に広がってきた
これはやばいということで、近くの整形外科病院を探したが、
なかなか見つからず、大きい病院なら間違いないかと
厚生年金病院に初めて行ってみた。
この手の大きい病院は、紹介状がないと、最初に3000円とられるのだが、
この病院もそうだった。でも、近くだし、これからも何かあった時に
これるからいっかと診てもらうことにした。
整形外科で待つこと、約2時間
患者に老人が多いせいか、看護婦はみんな恐ろしく声が大きくて
力がいるせいか、ハリセンボンの太っている方に似ている。
おまけにみんなすごく怒っていて、老人達のちょとした質問を
たたみこむように強制的に答えてしまう。
やっと診療室から名前を呼ばれるて診察室にはいると、
そこにはチュートリアル徳井に似た若い医師がニヤニヤ座っていた。
「は~~い どう~しました~ 」
素人が聞いても腱鞘炎だろうと憶測がつく私の症状と職業を言い終わると、
「そっか~、それ、リュウマチかも~~、いや、もしかしたら、
首、痛くない?首!」
痛くないっつうの。
「いっか、まずレントゲンとろとろ!レントゲン!」
「あ、はい」
再び診察
「立派な骨してるね~ 」
「あのお、友人が同じ症状でお医者さんに腱鞘炎と診断されて、
親指を固定され、湿布をしてるのですが。。。」
「え?君は違うでしょう、それはないない、血液とか調べようかなあ。。。」
「でもお、他に原因は考えつかないし、腱鞘炎だと思うのですが。。。」
「じゃっさ、痛い場所に注射打っちゃう、それでさっ、痛みがとれれば
腱鞘炎ってことじゃん 」
「・・・・ お断りします」
「え、もしかして、注射こわいのお~ ぷっ
あ、もしかして、ここ痛い?」
「痛いです」
「あ~、じゃあ、腱鞘炎だよお~、それ早く言ってよお~
塗り薬だしとくね
は~い じゃあ、今日はこれでお、わ、り」
飯田橋厚生年金病院 整形外科、
月、水の初診には行ってはいけない。