
自分は特別な存在だと思っていた晴夫(大泉洋)。
四畳半のアパートでレトルトカレーを頬張りながら、
TVで人気急上昇の後輩マジシャンを眺める日々。
目を背け続けてきた現実に
“普通の日常"を手に入れることすら難しい、と気付き始めていた。
生まれてまもなく母に捨てられ、今では父とも絶縁状態。
何をやっても上手くいかずに
人生を諦めかけていた彼のもとに突然もたらされる父の訃報。
自分の惨めさが溢れ出し、生きることの難しさを痛感する晴夫。
そこに青空から一筋の雷が放たれる!
そして晴夫は40年前の浅草にタイムスリップ。
そこで、若き日の父(劇団ひとり)と母(柴咲コウ)に出会う。
そして、ひょんなことから父とコンビを組み、
一躍人気マジシャンになっていく。生まれて初めて味わう満たされた日々。
全てが順調に思えた矢先、明らかになる母の妊娠。
そして、ある決断を迫られることになる父。
明らかになっていく家族の愛と想い。そして晴夫自身の出生の秘密。
果たして彼と家族を待ち受ける思いもよらぬ真実と結末とは――
レビューはなかなかいいがあまり共感できなかった
春夫のマジックもプロっぽくなく残念だった。
お薦め度★★★