日々快晴!!

漢方薬局店長のひとりごと

(食事、ゴルフ、剣道、映画、愛犬フレンチブルドック…)

望月恵一様を偲んで!

2007-06-23 08:52:56 | Weblog
わさび漬けの田丸屋の社長の望月恵一さんが先日なくなり

本日、社葬がおこなわれました。

移転する前の医心堂の大家さんが望月さんでした。

3階建ての1階が店舗で2階が調剤室で3階は空いてました。

旧医心堂の隣は田丸屋さんの事務所でした。

ある朝、店の前を掃除していると

望月さんが近づいてこられ

「君が毎日うちの前を掃除して水をまいているそうだね。

感心だね。」

といわれ、それからしばらくして

田丸屋さんの部長さんがこられ

「社長がすごく君をほめていたよ。何か困った事があればなんでもしてあげなさい

 といわれたよ。何かあるか?」

と言われましたがその時は特に何も言いませんでした。

その後その部長さんとも親しくなり、

望月さんともゴルフ練習場でよく会うようになったころ

何かの弾みで、この上(店の3階)に住めたらどんなに楽かといいました。

以前、自分でも3階に住もうとして大工さんに見積もりを立ててもらったら

350万かかると言われて断念したのでした。

そうしたら部長さんが朝ニコニコしてやってきて

「社長(望月さん)が3階を住めるようにしてくれるってよ。」

と言いに来てくれました。

半信半疑でしたが15日位したら

お風呂、キッチン、寝室などを作ってくださりました。

(勿論、家賃などは上がりません)

社長にお礼を言いに行ったら、

「商いはいい時も、悪い時もあるがあきらめず頑張れ」と言ってくれました。

泣けました、その温かい気持ちに泣けました。

売り上げも少なく、朝から晩まで働いていたので

3階に住めるのは身体も楽でした。

勿論、家賃も浮いたのでふところも楽になりました。

その社長が5年の闘病後なくなりました。

すごく残念でなりません。

すごくすごく惜しい人を亡くしました。

心から感謝しております。

ご冥福を心よりお祈りいたします。

本当にお世話になりました。

自分も望月さんのような社長に(人間)なりたいと思っています。

合掌。



コメント
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