何を書いたらいいのやら・・なので、原点(本記事)に戻ってみます。
五條瑛『上陸』とは
密航大国日本。
世話になった老婦人のため、ギャンブルのため、国に残る家族のために、それぞれ働く3人は、共に過去に密入国の手引きをやってのけた秘密を抱える。
同居する3人は、建築現場で働く傍ら、不法滞在者たちのトラブルに巻き込まれる。
「地底に咲く花」「名前」「神の影」「太陽の恋人」「東の果て」「一九九九年十二月 上陸」書き下ろし「東京の雪」を収録。
連作短編ということで、一話ごとに軽く3人の説明が入ります。
ジジイおっさんと言いまくる安二が好きです。
事件解決ものとしてみると、すごく大きな事件はなく。
3人が抱える秘密に関しても、あまり劇的なものでもなく。
でも、テンポよく話が進むので、飽きることなく読めます。
まあなんといっても私五條すきーなので!!
ということで、特に説明することもなく、ネタバレへごー。
ネタバレ注意。
間に入る金満の話に、思わせぶりな言葉・・アキムはいなくなるのか・・え・・安二はどうしちゃったの・・金満今一人なの・・みたいな・・
「東の果て」ですね・・アキムと安二・・兄弟・・おおおう!
明るく言いながらも泣きそうな安二とか、あああああ・・そこは金満ささえてあげてくれよ!でもそれができないのがまたよいですよね・・ふへへ・・
安二がアキムいなくなって寂しさをもてあまして、ぐれちゃうとか、それにうまく言葉をかけてやれない金満とか・・うわあもどかしいこの感じ!!
書き下ろしはやはりうれしいですね・・しかも五條さんの書き下ろしは、そうそうそれが読みたかったのよ!という素敵エピソードであること確実・・
アキムからの便り!!!安二!!よかったね・・!!!アキムの名を口にできない安二!うまく誘ってやれない誘おうとするとタイミングつかめない金満!そしてアキムからの便り!青年の言葉!兄弟がいるんだと自慢してたよアキム!!うはー
一刻も早く知らせたくて秋葉原まで行っちゃう金満!喜ぶ安二!かわいい安二!!
ふう・・この3人好きです・・もっと読みたい・・
でもなんか3人が密入国の手引きをしたぜという感じはいまいち?
単なる話の一部としてなら問題なく受け入れたけど、カバー裏とか広告文句で、すげー秘密があるように期待させるんだもん・・いやすげー秘密ではあるけど、それが全体を盛り上げるかというより、物語の一部だよってほどだったような・・
とにかくとても好きな一冊となりました。もうすでに4回くらい読み返し・・ふへへ・・
今まで初めての五條本には、『熱氷』を推してきましたが、『上陸』もよいと思います。ちょいとそういうシーンがあってもよい人なら、断然『上陸』をお勧めします。逆に嫌悪感ある人は、初めからそれなのでチラッと見てから決めたほうがよいかもです。
五條瑛『上陸』とは
密航大国日本。
世話になった老婦人のため、ギャンブルのため、国に残る家族のために、それぞれ働く3人は、共に過去に密入国の手引きをやってのけた秘密を抱える。
同居する3人は、建築現場で働く傍ら、不法滞在者たちのトラブルに巻き込まれる。
「地底に咲く花」「名前」「神の影」「太陽の恋人」「東の果て」「一九九九年十二月 上陸」書き下ろし「東京の雪」を収録。
連作短編ということで、一話ごとに軽く3人の説明が入ります。
ジジイおっさんと言いまくる安二が好きです。
事件解決ものとしてみると、すごく大きな事件はなく。
3人が抱える秘密に関しても、あまり劇的なものでもなく。
でも、テンポよく話が進むので、飽きることなく読めます。
まあなんといっても私五條すきーなので!!
ということで、特に説明することもなく、ネタバレへごー。
ネタバレ注意。
間に入る金満の話に、思わせぶりな言葉・・アキムはいなくなるのか・・え・・安二はどうしちゃったの・・金満今一人なの・・みたいな・・
「東の果て」ですね・・アキムと安二・・兄弟・・おおおう!
明るく言いながらも泣きそうな安二とか、あああああ・・そこは金満ささえてあげてくれよ!でもそれができないのがまたよいですよね・・ふへへ・・
安二がアキムいなくなって寂しさをもてあまして、ぐれちゃうとか、それにうまく言葉をかけてやれない金満とか・・うわあもどかしいこの感じ!!
書き下ろしはやはりうれしいですね・・しかも五條さんの書き下ろしは、そうそうそれが読みたかったのよ!という素敵エピソードであること確実・・
アキムからの便り!!!安二!!よかったね・・!!!アキムの名を口にできない安二!うまく誘ってやれない誘おうとするとタイミングつかめない金満!そしてアキムからの便り!青年の言葉!兄弟がいるんだと自慢してたよアキム!!うはー
一刻も早く知らせたくて秋葉原まで行っちゃう金満!喜ぶ安二!かわいい安二!!
ふう・・この3人好きです・・もっと読みたい・・
でもなんか3人が密入国の手引きをしたぜという感じはいまいち?
単なる話の一部としてなら問題なく受け入れたけど、カバー裏とか広告文句で、すげー秘密があるように期待させるんだもん・・いやすげー秘密ではあるけど、それが全体を盛り上げるかというより、物語の一部だよってほどだったような・・
とにかくとても好きな一冊となりました。もうすでに4回くらい読み返し・・ふへへ・・
今まで初めての五條本には、『熱氷』を推してきましたが、『上陸』もよいと思います。ちょいとそういうシーンがあってもよい人なら、断然『上陸』をお勧めします。逆に嫌悪感ある人は、初めからそれなのでチラッと見てから決めたほうがよいかもです。