プエルトリコに価値ある１勝！

バレーボールの世界選手権男子第３日が１９日に
さいたまスーパーアリーナなどで１次リーグを
行い、Ａ組の日本はプエルトリコと対戦し、
３－１で勝利しました。
これで、通算２勝１敗となり、あと１勝すれば
第２ラウンド進出が決まります。

この試合からスタメンに朝長選手と千葉選手を
起用し、第１・２セットを連取しました。
速攻を積極的に使うセッターの朝長選手がセンター
の斎藤選手と山村選手をよく使い、高い決定率で
得点を奪い常に有利に試合を進めることが出来て
いました。
中国戦では途中交代した石島選手もブロック、
サービスエースを決める活躍をみせてくれました。

第１・２セットは過去２試合に比べてミスが減り
かなりリズムよく戦えていました。
第３セットは明らかにリズムが狂い、あっさりと
プエルトリコに取られてしまいました。
こんなところが課題ということになるんでしょうか？

第４セットは千葉選手のサーブから６連続得点と
楽勝ムードが漂ってたんですが、徐々に点差を詰められ
てしまい、ジュースの連続となる冷や汗もんの展開に。

この大事な場面から急に目覚めたかのように山本選手が
凄まじい大活躍をみせてくれました。
少々無理な体勢からでも決めてくれる頼もしさは、
みていて安心感がありました。
アクセントに斎藤選手の速攻などを使いながらも山本選手
に合わせまくっていたことで、エースのプライドを呼び起
こしたようです。
それほど第４セット終盤の山本選手は頼りになりました。
出来ればもう少し早く実力を発揮してくれれば・・・。
手に汗握る見ていて疲れた試合でした。

この勝利で２１日に行われるアルゼンチン戦に勝てば
第２ラウンド進出が決まります。
男子の目標は世界のベスト８に入ることですから
アルゼンチンに勝って早く決めて欲しいと思います。