全国のサッカー担当記者の投票による
2016年度のフットボーラー・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀選手)に
川崎フロンターレのMF中村憲剛選手が初めて選出されました。
と、2月1日に東京運動記者クラブのサッカー分科会が発表しました。
同賞は今回が56回目だそうです。
中村選手は有効投票181票のうち31票を集めました。
昨季J1で3位、天皇杯全日本選手権で準優勝などタイトルこそ逃しましたが、
質の高いプレーでゴールに絡み、Jリーグでも史上最年長の36歳で最優秀選手賞に輝いています。
2位は岡崎慎司選手(レスター)の29票、
3位は鹿島からスペイン2部テネリフェへの移籍が決まった柴崎岳選手が26票で続きました。
もう一つ中村憲剛選手に関する話題を。
川崎フロンターレのMF中村憲剛選手が2月1日、
川崎市高津市民館で行われた川崎市スポーツ特別賞贈呈式に出席しました。
同賞は、平成4年に創設され、過去には11団体、個人では13人が受賞。
中村選手はJリーグ最優秀選手賞に輝いた昨年度の活躍を称えられての受賞で、
2010年度以来2度目の受賞となりました。
多くのファンが見守る中、笑顔で授賞式に出席した中村選手は、
「このような素晴らしい賞をいただけたのも、ひとえに皆さんのおかげです。
フロンターレで14年やってきた中で最高の賞。
自分一人の力ではなく家族、チームメート、これまで出会った全ての方々に感謝したい。
何より嬉しいのは、自分以外の人がこれだけ喜んでいただけることです。」
とあいさつしたということでした。
式では子どもたちからの質問コーナーも設けられ、
何歳までプレーしたいか?という問いに中村選手は、
「一番上は50歳の人(横浜FCのFW三浦和良)もいる。
そこまでとは言わないにしても、体の無理が利くまでやりたい。」
と話し、
「こればっかりは分からないけど、出来ればフロンターレで終えたい。」
と詰めかけたサポーターを喜ばせたそうです。
また昨シーズンで印象に残った試合に関しては、
「チャンピオンシップの鹿島戦。天皇杯の決勝。」
とともに鹿島に敗れた試合を挙げ、その悔しさをバネに悲願のタイトルを目指す今シーズンへ、
「個人のタイトルは獲れたので、あとはチームの優勝を皆さんと一緒につかみ獲りたい。」
と意気込みを語ったということでした。
なんとか、憲剛選手が引退するまでに1つでもタイトルを獲らせてあげて下さい。
今シーズンも唸らされるようなプレーを期待しています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます