2018年7月22日(日)に神戸ワールド記念ホームで行われた
~ドラゴンゲートKOBE プロレスフェスティバル2018~
の試合結果と僕個人の勝手な感想を。
DRAGON GATE KOBE プロレスフェスティバル2018 2018年7月22日(日)神戸ワールド記念ホール 観衆:4952人 | ||
第0試合 シングルマッチ | ||
椎 葉 お う じ | vs | 箕 浦 康 太 |
〇 吉 岡 勇 紀 (5分1秒、逆エビ固め) 箕 浦 康 太 ✕ | ||
吉岡が先輩としての貫禄勝ちでした。 | ||
第1試合 10人タッグマッチ | ||
G a m m a K - n e s s . し ゃ ち ほ こ B O Y “ B r o t h e r ” Y A S S H I 問 題 龍 | vs | U - T 石 田 凱 士 シ ュ ン ・ ス カ イ ウ ォ ー カ ー ワ タ ナ ベ ヒ ョ ウ 吉 岡 勇 紀 |
〇 シ ュ ン ・ ス カ イ ウ ォ ー カ ー (6分35秒、片エビ固め → スカイウォーカームーンサルト) し ゃ ち ほ こ B O Y ✕ | ||
10人がリングに揃う食い合いでしたが、 若い選手達に色が出てきてました。 中でもシュン・スカイウォーカーは際立ってました。 1つ化けて上のステージに進んだような印象を受けました。 | ||
第2試合 シングルマッチ | ||
斎 藤 了 | vs | “ハ リ ウ ッ ド ” ス ト ー カ ー 市 川 |
〇 斎 藤 了 (10分17秒、横入式エビ固め) “ハリウッド”ストーカー市川 ✕ | ||
観客席にいたチェ・ホンマンとの絡みもあり、 きっちりと会場を盛り上げてくれました。 | ||
第3試合 オープン・ザ・トライアングルゲート選手権試合 | ||
( 第 6 3 代 王 者 組 ) K z y 横 須 賀 ス ス ム 堀 口 元 気 ≪ NATURAL VIBES ≫ | vs | ( 挑 戦 者 組 ) 田 中 将 斗 ( Z E R O 1 ) 神 田 裕 之 吉 田 隆 司 ≪ A N T I A S ≫ |
〇 K z y (15分3秒、スカイデ・スクールボーイ) 神 田 裕 之 ✕ | ||
入場シーンから今のドラゲーに必要な明るさと華やかさを出してくれました。 タイトルも防衛し、ここからに期待を抱かせてくれました。 唐突に組み込まれた感のある田中選手の存在がトアイアングルの試合 に違和感という刺激を与えましたが、連携という点で差がありました。 | ||
第4試合 オープン・ザ・ブレイブゲート選手権試合 | ||
( 第 3 4 代 王 者 ) ド ラ ゴ ン ・ キ ッ ド | vs | ( 挑 戦 者 ) E i t a |
〇 E i t a (17分36秒、エビ固め → サラマンダー) ド ラ ゴ ン ・ キ ッ ド ✕ Eitaが第35代王者に。 | ||
残念ながら最もガッカリした試合になってしまいました。 Eitaが憐れでした。 セコンドの手出しからイス攻撃で勝利、そこからキッドのマスクを剥いでも Eitaが客を煽るまでブーイングも極僅か。 試合中にEitaがアピールしても歓声もブーイングもなく 反対に開場はキッドコールほぼ一色。 試合後のマイクに対しても反応が薄く観ていて痛々しくなりました。 CIMAの居ないドラゲーでキッドに対する思いが普段以上に集まってしまったのは Eitaにとっては気の毒でしたが、ブレイブ戦がなぜこの試合順だったのかの判断は 正しかったと思います。 試合ではEitaは存在感を発揮しましたが、それ以外の部分では悲惨でした。 プロレス頭の悪い奴がヒールに逃げるとこんなことになるという、 Eitaというレスラーのポテンシャルをヒールという括りで自ら殺してしまった試合でした。 | ||
第5試合 インターナショナルスペシャル6人タッグマッチ | ||
土 井 成 樹 ジ ェ イ ソ ン ・ リ ー バ ン デ ィ ー ド | vs | フ ラ ミ ー タ K a g e t o r a ヨ ー ス ケ 💛 サ ン タ マリ ア |
〇 フ ラ ミ ー タ (15分56秒、片エビ固め → フェニックス・スプラッシュ) バ ン デ ィ ー ド ✕ | ||
フラミータ 対 バンディード を軸にした派手な試合で 一気に観客を引き込んでくれました。 土井、Kagetoraという存在もありましたが、 TRIBE VANGUARDを引っ張っていたのはフラミータでした。 それに呼応するようにバンディードもイキイキとした活躍を見せ ただただ引き付けられました。 楽しめました。 | ||
第6試合 スペシャル6人タッグマッチ | ||
望 月 成 晃 藤 波 辰 爾 ( ド ラ デ ィ シ ョ ン ) ヒ ロ 斉 藤 ( ド ラ デ ィ シ ョ ン ) | vs | 藤 原 喜 明 ( 藤 原 組 ) ド ン ・ フ ジ イ パ ン チ 富 永 |
〇 藤 波 辰 爾 (14分34秒、飛龍裸絞め) パ ン チ 富 永 ✕ | ||
レジェンドを楽しめた試合でした。 望月の蹴りから一瞬本気になった藤原組長のキックの捌き方に凄みがありました。 ドラゲーのハイスピードとは違うゆったりとした間を持った試合を楽しめました。 | ||
第7試合 オープン・ザ・ツインゲート統一タッグ選手権試合 | ||
( 第 4 2 代 王 者 組 ) ビ ッ グ R 清 水 B e n - K ≪ M a x i M u M ≫ | vs | ( 挑 戦 者 組 ) Y A M A T O B × B ハ ル ク ≪ TRIBE VANGUARD ≫ |
〇 Y A M A T O (28分15秒、片エビ固め → ラグナロク) ビ ッ グ R 清 水 ✕ YAMATO、B×Bハルク組が第43代王者組に。 | ||
今大会のベストバウトだと思います。 4選手が4選手共にいつも以上の力を出してくれました。 決着はもっと早くついてもおかしくないくらいの消耗戦に。 YAMATO&ハルクの打たれ強さと清水&Ben-Kの 荒々しさが存分に発揮された凄い試合でした。 試合後の清水と土井のマイクアピールも秀逸で、 激しい試合と楽しいマイクというものを同時に楽しませてくれました。 | ||
第8試合 オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合 | ||
( 第 2 7 代 王 者 ) 吉 野 正 人 ≪ M a x i M u M ≫ | vs | ( 挑 戦 者 ) 鷹 木 信 悟 ≪ A N T I A S ≫ |
〇 吉 野 正 人 (27分4秒、ソル・ナシエンテ改) 鷹 木 信 悟 ✕ | ||
負けた後が鷹木信悟らしくかなりの女々しさを出していました。 ギブアップした選手が口に出す負け惜しみじゃない。 まだ鷹木の迷走は続いているようです。 やり方は問わず結果が全てと言っていたのにギブアップ負け。 そろそろ存在意義の薄いアンチアスを考え直した方が良いかも知れません。 高木が燻っている余裕は今のドラゲーにはありません! 吉野の有言実行(鷹木の口からソル・ナシエンテでギブアップを言わせる)が決まり、 事実上2018年の後半に向けては吉野が中心になっていくという決意表明にもなりました。 |
と、なりました。
観衆発表通り、例年より席数自体が減り、空席もありました。
DRAGON GATEにCIMAが出ない影響は大でした。
そして、ブレイブゲート戦後の会場の雰囲気をみたら、
来年はもっと客入りが減りそうな予感を感じました。
が、
スペシャル6人タッグが続いた頃から雰囲気が持ち直し、
セミとメインの試合は盛り返してくれました。
いわゆる現世代の選手達が魅せてくれました。
特に印象に残った選手は、
シュン・スカイウォーカー
トライアングルゲート王者チームNATURAL VIBES
バンディード
ツインゲート戦の2チーム
です。
それと、吉野正人、土井成樹、YAMATO、B×Bハルク、鷹木信悟の
現世代と呼ばれる5選手の意気込みは明らかに例年を上回っていました。
ここからのドラゴンゲートの盛衰はこの5人次第ということだと思いました。
今年も年に一度のお祭りは楽しめました。
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