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主に埼玉西武ライオンズに関することを、そしてサッカー、DRAGON GATE、等々についての感想を好き勝手に書いてます。

南米選手権

2011-04-09 10:10:00 | Jリーグ & 日本代表
日本代表が参加予定だった南米選手権への
出場について、二転三転しているようなので
確認しておきたいと思います。



4月4日の時点では、
出場を辞退することが決まったという記事が。

『パラグアイにある南米連盟でレオス会長と
 日本サッカー協会の小倉純二会長が会談して
 出場を辞退することが決定した。
 と、南米サッカー連盟の広報担当者が明らかにした。

 東日本大震災の影響でJリーグが7月に代替日程を
 組み込むことを決めたため、代表の編成が難しくなった。
 日本協会は欧州組中心で出場することなども検討したが
 断念した。』

と発表されました。



4月5日の時点では、
出場辞退を再考するよう、開催国のアルゼンチンサッカー協会
から促されたという記事が。

『日本協会の小倉会長は4日、大会を主催する南米サッカー連盟を訪問。
 東日本大震災の影響で7月にJ1リーグ戦が開催されるため、
 代表チーム派遣が困難となった状況を伝えた。
 これを受けた南米連盟などは、
 「日本が辞退を申し出て受理された。」
 と発表していた。

 しかし5日にアルゼンチン協会のグロンドーナ会長と会談した
 小倉会長から報告を受けた田嶋副会長は、
 「日本を応援する大会にしたい、再考してほしい、といわれた。
 4月15日まで猶予をいただいたので、もう一度知恵を使って、
 派遣できないか考えたい。」
 と話した。』

と発表がありました。



4月7日時点では、
日本サッカー協会の原博実技術委員長が
国内組主力の召集は困難との見解を明かした
という記事が。


『東日本大震災の影響でJ1リーグ戦が7月に組み込まれるため、
 日本協会は出場辞退を申し出たが、アルゼンチン協会は再考を要望。
 しかし、この日韓国から帰国した原委員長は、
 「協会だけでは決められない。
 代表選手なしでJリーグをやったのは、
 フランスW杯に出ようとしていた97年しかない。」
 と、Jリーグ開催中の代表招集が難しいことを改めて説明した。

 「会長が帰国してから細かいことを話したい。」
 と原委員長。
 Jの主力以外で代表編成できるかなど、回答期限の15日まで
 出場の可能性を探る。』

と発表がありました。



4月8日の時点では、
欧州組主体の構成で出場する可能性が出てきたと
いう記事が。


『日本サッカー協会の小倉純二会長が8日、
 日本の南米選手権出場問題を話し合うため訪れていた南米から帰国。
 主催する南米連盟の熱望を受け、辞退から一転出場へと動いている
 ことを明かした。
 南米連盟は、国際サッカー連盟を通じて欧州クラブ所属選手の招集を
 保障する特例措置まで提示。
 結論は15日までに出すが、欧州組主体の構成で出場する可能性が出てきた。

 南米選手権の出場問題が急転した。
 成田空港ロビーで、小倉会長ははっきりと口にした。
 「ぜひ行ければいいな、と思っている」

 東日本大震災の影響でJ1リーグ戦が期間中の7月に組まれることで、
 日本は出場辞退の方針を確定。
 4日に南米連盟へ伝えて了承され、世界的にも報じられたが、
 翌5日に小倉会長が大会開催地のアルゼンチン協会・グロンドーナ会長
 を訪れて、事態は一変した。

 「『南米大陸も日本と一緒にいる、という思いを示す大会にしたい。
 参加してほしい。』と言われた。」
 と小倉会長。
 さらにFIFA副会長でもあるグロンドーナ会長は、
 「国内がダメなら海外組で。」
 と、招待出場の日本協会がFIFA内規により持っていない
 海外クラブ所属選手に対する招集強制力を、特例で与えるよう
 尽力すると約束。
 “日本受け入れプロジェクト”立ち上げまで示された。

 「そこまでいわれて、再検討しません、とはいえない。」
 と涙目の小倉会長はすでに技術委員会に指示し、
 欧州各国2部以上のリーグに属する日本人選手をリストアップ。
 14カ国28人の名前を南米連盟に提出した。

 国内組招集へJリーグとの再交渉も行う。
 12月3日の閉幕を遅らせて7月を空けるなど日程再編も求める考えだ。
 交渉は難航必至だが、小倉会長は、
 「(南米連盟は)極端な話、誰でもいいといってくれている。」
 Jが拒否すれば、欧州組常連に新顔や大学生らを加えての編成を検討する。

 最終決定は14日の理事会で下される。
 しかしトップの考えは、確実に出場へと動いている。』

と発表がありました。



正式決定は来週に出るようです。
僕は出るべきだと思います。

Jリーグが選手を出せないというのもわかる話です。
シーズンが終了している欧州組を主体に、各チームからの
召集人数の上限を決めて出場するというのもありでしょうし、
日程の都合があるのでわかりませんが、U-22代表の強化の
場として出場させるというのもいいかもしれません。


コパ・アメリカのグループ分けも当然済んでいますので、
確認しておきますと、

【グループA】
 アルゼンチン・コロンビア・日本・ボリビア

【ブループB】
 ブラジル・パラグアイ・エクアドル・ベネズエラ

【グループC】
 ウルグアイ・チリ・メキシコ・ペルー

と発表されています。


グループリーグでホームで本気のアルゼンチンと対戦できると
いうのは、地理的にハンデのある日本にとってはとんでもなく
おいしいことだと思います。
勝ち抜いていければ、ブラジルと対戦できる可能性もあります。
最大のライバル国であるアルゼンチンでのブラジルとの対戦を
考えただけでもワクワクします。

それ以上に、
コロンビア、ボリビア、パラグアイ、エクアドル、
ベネズエラ、ウルグアイ、チリ、ペルーという
2強国と対戦する他の南米のチームが、
ブラジル&アルゼンチンを相手にどういう戦い方を
するのかを体験してこれることが貴重だと思います。

僕が思うには、ウルグアイとメキシコを除けば、
日本との実力差はほとんど無いと思います。
その時点でタレントが前にいるかいないかの違いだけで
勝ち負けが決まってくるくらいまで、日本の実力は
確実に上がってきていると思います。

以前にも書いたと思いますが、
日本代表はメキシコ代表を目標にすべきだと
今でも思っています。
ワールドカップではベスト8の常連となり、
体格も日本代表よりもやや小さい。
ショートパスが好きでよく動く。

ブラジルを目標にするよりも遥かに現実的だと思います。
そのメキシコも出ているこの大会には、どんな形でもいいので、
日本代表として参加するということが大事だと、
勝手ながら僕は思います。
(一番の理由は日本が出れば、ブラジル代表の試合が
 放送されることが増えるからですが。)


ただ、自国の非常事態に、自国のリーグをほっぽってまで
参加する必要があるとは思えませんので、
理事会の決定を待ちたいと思います。


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