6月6日からはメットライフドームで読売ジャイアンツ戦でした。
予想外の選手の活躍で嬉しい逆転勝利でした!
では、その試合結果を確認します。
2017年6月6日(火) メットライフドーム(18時試合開始) 読売ジャイアンツ戦 1回戦(1勝0敗0分) 観客数:24533人 試合時間:3時間31分 | |||||||||||||||||
TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | R | H | E | ||
Giants | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 5 | 13 | 0 | |||||
Lions | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 3 | 2 | 1 | ✕ | 8 | 10 | 0 | |||||
球審:笠原昌春 / 塁審(一):深谷篤 / 塁審(二):本田英志 / 塁審(三):津川力 | |||||||||||||||||
勝利投手 | 牧田(L)1勝0敗0S | ||||||||||||||||
セーブ | 増田(L)1勝1敗11S | ||||||||||||||||
敗戦投手 | 桜井(G)0勝1敗0S | ||||||||||||||||
本塁打 | G | ||||||||||||||||
L | 栗山4号(6回ソロ)、浅村7号(8回ソロ) | ||||||||||||||||
盗 塁 | G | ||||||||||||||||
L | |||||||||||||||||
バッテリー | G | 菅野、桜井、西村、森福、田原 - 小林、相川 | |||||||||||||||
L | 野上、平井、牧田、シュリッター、増田 - 炭谷 | ||||||||||||||||
スターティングメンバー | |||||||||||||||||
L i o n s | G i a n t s | ||||||||||||||||
打順 | Pos | 選 手 名 | 打順 | Pos | 選 手 名 | ||||||||||||
1 | 右 | 金子 侑司 | 1 | 中 | 陽 岱鋼 | ||||||||||||
2 | 遊 | 源田 壮亮 | 2 | 右 | 橋本 到 | ||||||||||||
3 | 中 | 秋山 翔吾 | 3 | 遊 | 坂本 勇人 | ||||||||||||
4 | 二 | 浅村 栄斗 | 4 | 三 | マギー | ||||||||||||
5 | 三 | 中村 剛也 | 5 | 一 | 村田 修一 | ||||||||||||
6 | 指 | 栗山 巧 | 6 | 指 | 阿部 慎之助 | ||||||||||||
7 | 一 | メヒア | 7 | 左 | 石川 慎吾 | ||||||||||||
8 | 左 | 外崎 修汰 | 8 | 二 | クルーズ | ||||||||||||
9 | 捕 | 炭谷 銀仁朗 | 9 | 捕 | 小林 誠司 | ||||||||||||
投 | 野上 亮磨 | 投 | 菅野 智之 | ||||||||||||||
埼 玉 西 武 ラ イ オ ン ズ 打 者 出 場 成 績 | |||||||||||||
打順 | Pos | 選 手 名 | 打率 | 打数 | 得点 | 安打 | 打点 | 三振 | 四死 | 犠打 | 盗塁 | 失策 | 本塁打 |
1 | (右) | 金子 侑司 | .261 | 4 | 0 | 0 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2 | (遊) | 源田 壮亮 | .286 | 4 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 |
3 | (中) | 秋山 翔吾 | .335 | 4 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 |
4 | (二) | 浅村 栄斗 | .329 | 5 | 2 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
5 | (三) | 中村 剛也 | .226 | 3 | 1 | 0 | 0 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 |
6 | (指) | 栗山 巧 | .275 | 3 | 2 | 2 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 |
走指 | 水口 大地 | .300 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
7 | (一) | メヒア | .282 | 3 | 1 | 3 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 |
8 | (左) | 外崎 修汰 | .203 | 2 | 1 | 1 | 2 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 |
9 | (捕) | 炭谷 銀仁朗 | .216 | 3 | 0 | 2 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 |
合 計 | .259 | 31 | 8 | 10 | 8 | 5 | 8 | 1 | 0 | 0 | 2 |
埼 玉 西 武 ラ イ オ ン ズ 打 者 出 場 成 績 | ||||||||||||||
順 | Pos | 選手名 | 1回 | 2回 | 3回 | 4回 | 5回 | 6回 | 7回 | 8回 | 9回 | 10回 | 11回 | 12回 |
1 | (右) | 金子侑 | 四 球 | 左 飛 | ニゴロ | 一ゴロ | 見三振 | |||||||
2 | (遊) | 源田 | 投犠打 | ニゴロ | 空三振 | ニゴロ | 遊 直 | |||||||
3 | (中) | 秋山 | 三ゴロ | 遊 飛 | 一ゴロ | 四 球 | 遊ゴロ | |||||||
4 | (二) | 浅村 | ニゴロ | 中 安 | 右 飛 | 一邪飛 | 左 本 | |||||||
5 | (三) | 中村 | 四 球 | 空三振 | 空三振 | 四 球 | 一邪飛 | |||||||
6 | (指) | 栗山 | 投併打 | 中 安 | 右 本 | 四 球 | ||||||||
走指 | 水口 | |||||||||||||
7 | (一) | メヒア | 中 2 | 右 安 | 左 2 | 四 球 | ||||||||
8 | (左) | 外崎 | 空三振 | 右 安 | 四 球 | 右犠飛 | ||||||||
9 | (捕) | 炭谷 | 右 飛 | 右 安 | 中 安 | 死 球 | ||||||||
順 | Pos | 選手名 | 1回 | 2回 | 3回 | 4回 | 5回 | 6回 | 7回 | 8回 | 9回 | 10回 | 11回 | 12回 |
■=安打、赤字=打点 |
埼 玉 西 武 ラ イ オ ン ズ 投 手 登 板 成 績 | |||||||||||||
勝 敗 セーブ | 投 手 名 | 防御率 | 投球回数 | 投球数 | 打者数 | 被安打 | 被本塁打 | 奪三振 | 与四球 | 与死球 | 失点 | 自責点 | |
野上 亮磨 | 3.28 | 5.2/3 | 108 | 27 | 9 | 0 | 7 | 1 | 0 | 5 | 5 | ||
平井 克典 | 1.23 | 0.0/1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||
勝 | 牧田 和久 | 0.34 | 1 | 19 | 5 | 3 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
H | シュリッター | 1.08 | 1 | 13 | 4 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
S | 増田 達至 | 2.75 | 1 | 18 | 4 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 |
という結果でした。
素晴らしい逆転劇で大事な初戦を勝利で飾ってくれました。
実際、6回表が終了時に2対5と3点ビハインドの展開で、
相手は菅野投手だっただけに、野上投手がノックアウトくらった時点で負けは覚悟してました。
弱い下位打線が2人で3安打3打点と大活躍をしてくれました。
ただ、打線の組み換えから7番にメヒア選手が入ったことによって、
2割そこそこのバッターが3人から2人に減ったことも活きてきています。
外崎選手と木村文選手が熾烈なポジション争いをするようになりましたし、
炭谷捕手も岡田捕手の活躍(特にバッティング)でうかうかしてられません!
そして、中村選手が代わらずの低打率なんですが、5番に入ったことで打率の低さよりも、
長打力に目が行くようになりました。
源田選手は調子が落ちてきたとはいえ依然高い打率をキープしてくれていますし、
金子侑選手も2割6分台はキープしてくれるでしょう。
今までのような上位と下位に別れるのではなく、打線として機能しているように思います。
この試合は守り勝ったという印象です。
1つ目は、
6回表に野上投手がノックアウトされた後に登板した平井投手!
6回表に野上投手がヒット、四球、ヒットで無死満塁のピンチを招いて、
石川選手を空振り三振に抑えて一死満塁、
続くクルーズ選手に犠牲フライを打たれて2対4に。
続く小林選手にタイムリーヒットを打たれてしまい2対5に。
なお二死2・1塁のピンチ!
ここで野上投手に代わって登板した平井投手が陽選手を1球でファーストフライに抑えた場面です。
平井投手がジャイアンツに傾きつつあった流れをこっちに持ってきてくれました。
そしてもう2つ目は、
7回表に二死2・1塁から阿部選手がセカンドへの内野安打を打たれた場面。
7回表に登板した牧田投手がヒット、ファウルフライ、見逃し三振、ヒットで二死2・1塁。
迎えた阿部選手がセンター前へ抜けていきそうなあたりを浅村選手が捕球するも体勢が崩れて
1塁への送球が逸れてセーフになり、2塁走者の橋本選手が一気に本塁を狙うも、
メヒア選手が素早く本塁へ送球して炭谷捕手がタッチしてアウトに!
6回裏に5対5の同点に追い付いた直後に勝ち越しを許さなかったメヒア選手のファインプレーでした。
この試合はまさにメヒア様々でした。
打っては3打数3安打2打点1得点1四球、
守ってはこの7回表の好守、
そして走っても6回裏に2塁から炭谷捕手のセンター前ヒットで一気に本塁生還する好走塁!
いつも以上にやる気が漲ってくれていたように思いました。
試合中に感じたのは連敗中のジャイアンツとの違いでした。
ジャイアンツは菅野投手を筆頭に各選手が何とかしようと精一杯プレーしていました。
逆にライオンズは負けていたということもありバッターは次の打者に何とか繋ごうとして、
投手にしても野上投手が崩れた後に追い付いたからなのかも知れませんが、
与えられた場面で実力を出し切って次の投手に繋げていく意識が高かったように思いました。
スワローズ戦で嫌な追い付かれ方をして引き分けに持ち込まれたという教訓を活かして、
攻撃は1点でも多く、守備は1点でも少なく、
という意識を持って戦ってくれていたと思います。
何にせよ、菅野投手を打ち崩しての逆転勝利は大きな弾みになるはずです!
これでこの対戦カードは先発投手が苦しいとは思いますが勝ち越しも十分狙えるはずです!
出来れば次も勝って勝ち越しを決めてから第3戦に臨めるようにして下さい。
辻監督のコメントを。
辻監督コメント
(逆転勝利について)
あきらめずにやった結果。
ヒットを打ちたいと思うけど、点を取ったところはフォアボールだったり、つながりがあってあの攻撃になった。
よく見逃してつないでくれた。
(6回に再び追い上げたが)
打線も調子が良いし、相手もいろいろ考えることがあって崩れたと思う。
それでも菅野投手はいい投手なので、3点取られたときはまずいかなと思った。
下位打線がよくつないでくれた。
そういうところが良かったかな。
(ノーヒットで勝ち越し、浅村のダメ押し弾について)
一昨日の教訓で1点でも多く点を取って投手陣を楽にさせたいというのもあったと思う。
そういう意味では浅村のホームランは非常に大きかった。
その前の回のフォアボールもそう。
逆を言えばフォアボールが致命傷になるということ。
(野上について)
投手コーチから「今年一番ぐらい調子がいい」と聞いていた。
僕もモニターでそう思っていた。
ボールは非常に良かった。
相手のクリーンアップで腕を振れなかったというか、遠慮したというか、
もう一つ思い切りが無かったような気がした。
それでもいつも点を取ってあげられなくて、ケガもあったりして。
今日は黒星を消してあげられて良かった。
(それ以降は0に抑えた)
これがうちのパターン。
しっかり抑えてくれた。
(引き分けを挟んで4連勝)
ベンチの雰囲気もいい。
今日みたいな試合をすると選手も自信になる。
最後まであきらめずやれば、こういう結果になるという自信になればいい。
(明日の岡本洋について)
今日の勝ちは彼にとっても大きい。
自分らしさを出してくれれば、のびのびと投げてくれればいい。
ということでした。
最後に次戦の予定と予告先発を確認します。
6月7日(水) vs 読売ジャイアンツ 2回戦 メットライフドーム 18試合開始 | ||||||||||||
埼玉西武ライオンズ | 読売ジャイアンツ | |||||||||||
対 G 1 勝 0 敗 0 分 | 対 L 0 勝 1 敗 0 分 | |||||||||||
予告先発 | 30 | 岡 本 洋 介 | 右投 | 予告先発 | 21 | 吉 川 光 夫 | 左投 | |||||
防御率 | 登板数 | 勝 利 | 敗 戦 | セーブ | 防御率 | 登板数 | 勝 利 | 敗 戦 | セーブ | |||
今季成績 | - | - | - | - | - | 今季成績 | 3.86 | 4 | 0 | 1 | 0 | |
vs G 成績 | - | - | - | - | - | vs L 成績 | - | - | - | - | - |
と、発表されております。
連敗中のジャイアンツがこの3連戦で一番勝てる可能性が高いのが、
この2戦目だと思います。
はっきり言って先発投手がいません。
岡本投手は今季初登板初先発です。
僕がジャイアンツの監督なら初回に得点を奪いにいきます。
そこまで徹底したことをしてくるかどうかは分かりませんが、
逆に言えば1イニングずつ最少失点で乗り越えていけば焦ってくるはずです。
岡本投手は先発やから5回まではとか、100球はとかは考えず、
まずは3回まででもいいので飛ばしていってください。
必死で投げてる姿勢を見せればきっと打線が援護してくれます。
打者から逃げて四球を連発して打ち込まれるということだけは止めて下さい。
岡本投手にとっての開幕戦で掴んだ先発のチャンスをしっかりものにして下さい。