伊計島で集落を散歩しました。
今泊集落は地域を挙げて、フクギの屋敷林を維持していおり、昔ながらの風景をみることができます。
フクギは成長が遅い木ということもあり、目隠しとしてトタンを利用している箇所がところどころあります。
それでは、ちょっと風情がないと、竹で目隠しができないかと実験的に設置している箇所がありました。
左が本土産の真竹で編んだもの、右がヤンバル竹で編んだもの。
どちらが長く風雨に耐えることができるか試しているそうです。
地域の人たちが様々な知恵を労力を出し合って、住みよい集落環境づくりに取り組んでいて、素敵だなと思います。
今泊集落は、今帰仁城跡の城下にある集落で、元々はグスクの隣接してあった今帰仁ムラと親泊ムラが、1609年の薩摩軍による琉球侵攻で今帰仁城が焼き討ちにされたことがきっかけで、現在ある海岸沿いに移動したとされています。
本来、神様が降りてくる場所とされているハサギ(神アサギ)は集落に1つですが、2つの集落が一緒になったので、今でも2つのハサギがあるそうです。神事も2か所で行われているそうです。
公民館のそばにあるハサギは、旧親泊ムラのものでフプハサギ(大きいハサギ)(写真は下)、旧今帰仁ムラのハサギはハサギグヮー(小さなハサギ)(写真は上)と呼ばれています。
先日、今泊集落で歴史ガイドの方に集落内を案内していただきました。その方は、ハサギ(神アサギ)を天から降りてきた神様が休憩する場所。と説明されていました。別の集落では、神アサギの軒の低いのは神様の前で頭を低くするため。と教えたくれたおばぁがいました。
神アサギは沖縄本島の北部の集落を中心にみられるもので、この中で神事が行われます。
集落には、空き家、空き屋敷を活用した作品たちを観ることができます。
伊計島の素材を生かしたものも多くて、あまりにも馴染み過ぎて、見逃してしますこともあります。
ゆっくりと1時間くらい散策しました。
日傘は必須です。
伊計島にある旧伊計小中学校跡地や隣接する集落で開催されている伊計島アートフェスティバルに行きました。
午前中でもなかなかの人に入り。午後には、駐車場もいっぱいに行ってました。
今年で3年目のこのイベント、知名度もあがり、内容も充実していて、伊計島の素材を生かした作品や地元の方の出展もあり、身近な美術館という感じです。伊計島産でとてもおいしい黄金芋などの農産物や食堂もあり、伊計島情報が盛りだくさんです。
今日は、久しぶりの快晴です!
ということで、ちょっと壺屋まで散歩に行きました。
壺屋は、「壺屋焼」という名称でも分かるように、壺屋焼の窯元が集まっている町です。
壺屋は、那覇市の中心市街地のすぐ脇にあって、国際通りからも近いです。
でも、都会の雑踏とは無縁の緑と静かな時間が流れるスージー小(小道)がいっぱいあります。その中は、古い民家を活用した喫茶店ややきもの体験ができる工房などがあります。
ということで、ちょっと壺屋まで散歩に行きました。
壺屋は、「壺屋焼」という名称でも分かるように、壺屋焼の窯元が集まっている町です。
壺屋は、那覇市の中心市街地のすぐ脇にあって、国際通りからも近いです。
でも、都会の雑踏とは無縁の緑と静かな時間が流れるスージー小(小道)がいっぱいあります。その中は、古い民家を活用した喫茶店ややきもの体験ができる工房などがあります。
古くからある集落を歩いていると
どんなときも守ってくれそうな
そんな安心感がある。
不揃いの石垣、並木からこらこぼれる光
ちょっと歩きにくい舗装されていない道
いつからそこにあるのだろう。
きっといつまでもそこにいるのだろう。
本部町で見つけた集落の共同タンク。
上水道が普及するまで、各字では共同タンクを作っていました。
そのほとんどが立方体なので、円柱のものは珍しいです。
近くにいた人に聞いたところ、
もう水タンクとしては、利用されていないとのこと。
今は、別の役割があるみたいですね。
梅雨入りしたものの、あまりまとまった雨が降っていません。
この調子だと、今年の夏から秋にかけて、水不足にならないか心配です。
ブロック塀いっぱいに描かれた商店の看板。
それでも足りず、一部、飛び出しています。
つりのエサもあるということで、
海の生き物たちが、メインに描かれています。
でも、商品は日用雑貨や食品を中心に扱っていました。
沖縄では、毎年、台風被害があるために、
飛ばされないように壁や塀に直接、看板を描きます。
平たいサンゴやまあるいサンゴ
赤がわらやレンガ、ブロック
いろいろなモノが
積み重なって出来た石垣
一見すると、
「きちんとかみ合っているのかな?」
と思うけど、
でも、きちんと石垣として役割を果たしている。
何もかも均一である必要は、ないんだね。
きっと。
先日、子供たちも一緒に集落散策をしていたとき、そのうちの一人が
「これ、手裏剣になるんだよ!」
と、フクギの葉っぱをパリッと切りとって、ブーメランのように投げました。
すると、葉っぱはすごい勢いでスッーと遠くまで飛んでいき、あっという間にどこかに行ってしまいました。
そのあっという間の出来事に驚き、自分もやりたい!!と、子供たちと一緒にフクギの手裏剣で遊びました。
あとから聞いた話だと、備瀬集落に限らず、この遊びはかつて一般的だったようです。うまい人だと、ブーメランのように投げた葉っぱかえって来るとのこと。
私たちに伝えられていないことって沢山あるんだな。って思いました。
フクギの葉を飛ばして遊ぶ子供たち
よく動くので、子供の写真を撮るのは、難しいです。
「これ、手裏剣になるんだよ!」
と、フクギの葉っぱをパリッと切りとって、ブーメランのように投げました。
すると、葉っぱはすごい勢いでスッーと遠くまで飛んでいき、あっという間にどこかに行ってしまいました。
そのあっという間の出来事に驚き、自分もやりたい!!と、子供たちと一緒にフクギの手裏剣で遊びました。
あとから聞いた話だと、備瀬集落に限らず、この遊びはかつて一般的だったようです。うまい人だと、ブーメランのように投げた葉っぱかえって来るとのこと。
私たちに伝えられていないことって沢山あるんだな。って思いました。
フクギの葉を飛ばして遊ぶ子供たち
よく動くので、子供の写真を撮るのは、難しいです。