コロの散策記

気の赴くままに、沖縄の風景などを紹介していきたいと思います。
いつも立ち寄って頂き、ありがとうございます。

旧暦5月4日

2015-06-24 07:22:24 | 季節・年中行事
先週のことになりますが、旧暦5月4日はハーリーの日でした。
ハーリーの時期になると、梅雨明けだなと思います。
糸満ハーレーがけっこう有名で、この日は県内各地でハーリーが行われます。

私は恩納村の前兼久ハーリーを観に行きました。
集落内のいくつか御嶽に拝みをした後、御願(うがん)ハーリーが行われます。
その後、職域ハーリー、転覆ハーリーなどもあります。

この日、前兼久区の各家では、来客にごちそうなどをふるまっているそうです。




シマフサラ

2015-04-19 22:51:24 | 季節・年中行事

旧暦十月の壬・癸の日に行われる神行事で、村の中の魔物・病気を追い払い、今年一年の村人の無病息災を祈願して行なわれるシマフサラ。かつては、沖縄県内のあちらこちらの集落で行われていたと思いますが、現在は私の知る範囲では西表島の干立集落のみです。

魔物・病気が村に侵入するのを防ぐために村の入り口に、動物の生血で染めたしめ縄を張ります。
最後に小さな船に村中の悪いものを船に乗せて、海に流すそうです。

私が西表島を訪れたのは、祀りの1か月後。
集落の入り口には、しっかりしめ縄が残っていました。




ひーやーぷー

2008-09-07 23:05:31 | 季節・年中行事
 旧盆が終わった週末、首里の赤田町のむらまつり「弥勒迎け(みるくうんけー)」を見に行きました。
 沖縄では、「ひーやーぷー」という歌詞で有名な赤田首里殿内(あかたすんどぅんち)が唄いながら、集落内を練り歩くことで有名なまつりです。この唄はNHKの番組無「にほんごであそぼ」でも歌われています。





 集落内を練り歩いて公民館に戻ってきた弥勒さま



復帰記念日

2007-05-15 23:59:33 | 季節・年中行事
今日、5月15日は、沖縄が本土に復帰した日で、今年で35年になります。

復帰して変わったことは
 ○ドルから円になった。
 ○本土に行くのにパスポートがいらなくなった。
 ○その後、車が左側通行になった。
 ○道路などのインフラ整備が進んだ。
  (電力会社が5つあったそうです。でも電力不足だったらしい)
 ○本土からたくさんの人とモノが入ってくるようになった。
 ○沖縄ブームがやってきた。
などなど、

変わらないもの
 ○基地がある
 ○失業率がけっこう高い
 ○県民所得平均が全国平均よりだいぶ低い
などなど。


この前の日曜日に嘉手納基地を人の鎖で包囲しよう!
というイベントがありました。
参加者は1万5千人で、それでも完全につながらなかったそうで、
改めて、「嘉手納基地は大きい」と思いました。
人の鎖のイベントで人の鎖がつながらなかったのは始めて。
ということでしたが、ニュースでみるまでそのイベントを知らなかった私。
(恥ずかしい。。。)


「像のオリ」で有名な楚辺通信所が返還され、本格的な解体が始まりました。
で、一方でこんな看板も



私達の抱える矛盾の一つ。
そんな私も基地経済の恩恵を受けている部分もあったり
治外法権の壁に結局は泣き寝入りするしかなかったこともあり
なかなか一筋縄にいかない難しい問題ですね。

でも、返還される基地があるなか、基地機能強化につながる最近の動きは気になるところです。


ゴーヤーの日

2007-05-08 21:15:13 | 季節・年中行事
本日、5月8日は、ゴーヤーの日です。
ということで、お昼はほか弁のゴーヤー弁当(沖縄地区のみ季節限定)を食べました。

そして、ゴーヤーの日は私の●回目の誕生日。
ということで、職場の方から大人の塗り絵を頂きました。
塗り絵か~、かなり久しぶりです。
早速!という状況ではないので、そのうち楽しみます。


このところデジカメの調子が悪いので、携帯カメラでの撮影が続いています。
あまりキレイな写真が撮れず、残念。。。

ニンガチ・カジマーイ(二月・風廻り)

2007-03-31 12:27:32 | 季節・年中行事
会社の近くにある公園では、タンポポがちらほらと咲いてました。
利用者が多いようなので、踏まれながらも頑張っている様子でした。




Tさん:「今年は、寒さが長引くね。ニンガチ・カジマーイはまだかなぁ」
Yさん:「旧暦ではまだ、2月だからね。ニンガチ・カジマーイはこれからじゃないかなー。」
という、会話が先日ありました。

ニンガチ・カジマーイ(二月・風廻り)を調べてみると、 
  
『沖縄には、冬から春に移行する旧暦の二月頃、ニンガチ・カジマーイ(二月・風廻り)と呼ばれる海の荒れる日があります。この時期には西高東低の冬型の気圧配置が緩み、台湾付近に低気圧が発生して沖縄地方を通過します。この低気圧は発生後に急激に発達し、また移動速度が速いことから、天気の変化が早く強い風が吹き大荒れの天気となるという特徴があります。風の廻り(変化)が早いことから、ニンガチ・カジマーイと称されて、台風に次ぐ荒れ日として漁業関係者から恐れられています。』

なるほど、この季節の海には注意ということらしいです。




沖縄全島エイサーまつり

2006-08-21 23:10:59 | 季節・年中行事

 やっぱり夏は、エイサーでしょう!ということで、沖縄全島エイサーまつりに行きました。

 私の目当てはなんと言っても園田青年会のエイサー。
子供の頃から、ウークイに園田エイサーの道ジュネー(平たく言えばパレード?)を追っかけるのが大好きでした。でも、今年は大雨が降ってしまい、見ることを断念したので、今年初の園田エイサーでした。
 
 9月末に公開される映画「涙そうそう」で、この園田エイサーが登場しています。青年会のHPでは、去年のウークイの時のムービーがありますが、スクリーン見るエイサーは、すごいだろうな。と、期待しています。 

こんな写真しか撮れませんでしたが、演技は最高!!でした。

 

ウンケー(お迎え)

2006-08-06 15:28:36 | 季節・年中行事

今日から、旧盆です。
 お盆は、沖縄の年中行事の中でも、祖先があの世からやってくるということで、一番重要視されている行事で、初日の今日は、祖先をあの世からお迎えします。

 旧盆には、祖父母の兄弟の家も訪問するので、正月以上に忙しいです。

 ということで、これから「カメー、カメー(食べなさい)攻撃」が待っています。

一万人のエイサー踊り隊

2006-07-31 22:49:02 | 季節・年中行事

 先週末、国際通りで、「一万人のエイサー踊り隊」があったので、ちょっと見物に行きました。どちらかというと、創作エイサーをしている団体の出場が多いイベントでしたが、その中にあって、うるま市勝連の平敷屋青年会のエイサーは、際立って目だっていました。それは、チョンダラーの多さと、始終鳴り響く指笛がそうさせているのですかね。
 平敷屋エイサーの振り付けはどちらかというと地味なんですけど、頭のてっぺんから足のつま先まで、神経が行き届いていて、一糸乱れぬ演技、という感じです。


 こちらは、今帰仁村の湧川青年会。伝統的なエイサーの一般的なスタイルです。




こちらは、創作エイサーの中でも結構、有名な美らさ。
ハムさんも以前は一緒に踊っていました。




 人が多くて、写真が撮るのが大変だったので、基本的なきれいな写真はありませんが、この雰囲気を感じとっていただければ。
 
 エイサーの太鼓の音を聴くと、「チム ワサワサァー(血が騒ぐ)」
根っからの中部な人間です。

必勝!

2006-07-20 00:08:55 | 季節・年中行事
旧暦6月25日(新暦7月20日)はカシチーで、
豊作と一家の健康を願う綱引きが行われます。
先週末、立ち寄った集落にも、必勝を願う旗が風になびいていました。

最近は、集落総出の行事は、土日に行うことも多くなったので、
今週末は、あちらこちらで、綱引きが行われます。
私のお薦めは、南風原町の綱引です。
それぞれの集落によって、綱引きのスタイルが違うので、はしごをすると楽しいですよ!
南風原町のHPに各集落の日程と場所が掲載されています。

興味がある方は、是非!!