コロの散策記

気の赴くままに、沖縄の風景などを紹介していきたいと思います。
いつも立ち寄って頂き、ありがとうございます。

ニンガチ・カジマーイ(二月・風廻り)

2007-03-31 12:27:32 | 季節・年中行事
会社の近くにある公園では、タンポポがちらほらと咲いてました。
利用者が多いようなので、踏まれながらも頑張っている様子でした。




Tさん:「今年は、寒さが長引くね。ニンガチ・カジマーイはまだかなぁ」
Yさん:「旧暦ではまだ、2月だからね。ニンガチ・カジマーイはこれからじゃないかなー。」
という、会話が先日ありました。

ニンガチ・カジマーイ(二月・風廻り)を調べてみると、 
  
『沖縄には、冬から春に移行する旧暦の二月頃、ニンガチ・カジマーイ(二月・風廻り)と呼ばれる海の荒れる日があります。この時期には西高東低の冬型の気圧配置が緩み、台湾付近に低気圧が発生して沖縄地方を通過します。この低気圧は発生後に急激に発達し、また移動速度が速いことから、天気の変化が早く強い風が吹き大荒れの天気となるという特徴があります。風の廻り(変化)が早いことから、ニンガチ・カジマーイと称されて、台風に次ぐ荒れ日として漁業関係者から恐れられています。』

なるほど、この季節の海には注意ということらしいです。




地域性を活かしたデザイン?

2007-03-20 22:14:47 | 風景
今日は、久しぶりに良い天気でした。
午前中、沖縄市で会議があったので、その戻りがてら、のりポワさんとコザ運動公園でお弁当を食べました。ぽかぽか陽気の中、木陰で食べるお昼ご飯は、美味しかったです。

そろそろ戻ろうかな。と、ふと公衆トイレの屋根の上をみると、不思議な物体があるのに気づきました。和太鼓????


あーっ、エイサーの大太鼓だ!と思って正面に移動してみると、エイサーをコンセプトにしたトイレであることが分かりました。うーん、でも屋根の上にのっている太鼓は、微妙な感じだな。と思いつつも、施設計画をするときに意匠の方針などに「地域性を活かしたデザイン」という表現を書いたりしているので、ちょっと複雑な心境になりました。でも、勢いで創ってそうな感じが、コザだなー。と思ったりもしました。


シークワァーサージュースも美味しかったですよ~。




ちなみにエイサーを踊っている絵は園田青年会の衣装です。
(やっぱりエイサーは園田エイサーが一番!!)


自然を守ることとは、

2007-03-18 23:46:25 | 風景
昨日は、泡瀬干潟の観察と海上現場の視察でした。
今回の観察では、生物の生活史の一部であることと、環境浄化作用があるという、干潟の価値を実体験として知ることができました。

 一番、驚いたのが環境浄化作用で、干潟が下水処理場の役割を立派に果たしているということでした。そして、想像していた以上にたくさんの生き物が生息していることでした。世界でも沖縄島にしかいない(しかも沖縄島でも3箇所のみ)希少種もいました。(観察の時に撮影した生き物の写真は後日に)

 希少種がどうこうとか、人間には関係ないさ。と思う方もいると思いますが、生物にはいろいろな可能性があって、新薬の開発等に役立つ可能性や、動物の形をヒントに作られた工業製品も多くあったりと、いろいろな可能性を秘めていると思います。また、微妙なバランスで成り立っている生態系を崩すことにもなります。

 生物多様性という言葉を人間社会に置き換えて、世界には多様な民族が存在している。と、私は理解しています。と考えると、極端な言い方をすれば、日本の中の約1%の人口の沖縄県民は希少な民族といえるかもしれません。それぞれの風土によって文化が形成されるのであれば、それぞれの地域の自然も文化を構成する一部なのかな。と思ったりします。
 生物をまともに勉強したことがないので、そのようなとらえ方をしています。



今回の観察会では、
「自然を守ることとは、生態系を守ること」
という言葉の意味が、実感できた日でした。

私は、復帰後まもまい頃の生まれで、「本土並み」を合言葉に様々な事業によって、目まぐるしく変化する沖縄を経験してきた世代です。いろいろな場所が整備されましたが、「前の方がよかったのになぁ」と思う場面にもしばしば出会いました。
いつも遊んでいた小川、サトウキビ畑を抜けて空に続く道、集落の中を抜ける曲がりくねった道。子供の頃を過ごした風景は、私の記憶の中にしかありません。

自然を守りたい。と思っても、それをどうしたらいいのかさっぱり分かりませんでした。それで、いろいろと勉強をして辿りついた答えが「生態系を守ること」でした。

人間の都合だけでなく、生態系を保全するという視点から、事業が進められていたら、もっと違う世の中になっていたような気がします。


急いで書いたので、意味不明かもしれませんが。。ちょっとずつ手直ししますね。



ででーん!と来ました。

2007-03-14 00:34:46 | 日記

今週末の第5回東部海浜開発事業検討会議に向けての資料が届きました。
それまでに全部読めるか心配の分量です。(^^;
自分の原稿書きと、誤字脱字チェックをしているものがいくつかあって、泣けてきます。でも、がんばって読まないとね。
今回は現地視察で、埋め立て工事を行っている海上現場にも行きます。


という訳で、お知らせ。

第5回東部海浜開発事業検討会議
2007年3月17日(土)に開催されます。

※公開ですが、委員の移動はバスや船のため、傍聴者の方の分まで用意できません。当日の様子は出来るだけ、会議報告やホームページにて紹介します。ご了承ください。


とのことです。



■本日の迷言
B:Rさんって、芯が強くてね、高校生の時からやるべきことがあったら、決して誘惑に負けなくて、ブレがない人だったよ。
D:すごいね。私は、ずれ過ぎて本線が分からなくなっているよ。
F:私は、ご飯の時間だけはブレがないんだよね~。(笑)

この時期、残業が多いので、同僚達と夕方に弁当を食べています。
そんな時の会話ですが、なんとなく和みました。

火入れ

2007-03-11 23:00:19 | 日記
 北部からの仕事帰り、読谷のやちむんの里にある北窯の火入れを見学させていただきました。少しだけ薪を入れるお手伝いをさせていただきましたが、かえってご迷惑なような状況になってしまいました。すみません。

 窯の中で燃え盛る炎は、幻想的で、それでいてものすごいエネルギーを感じました。また、ちょうど冷え込んでいた日でしたので、暖をとることもできました。

 2ヶ月に1回のペースで火入れをされるようで、火入れをして3日間で、焼きあがるとのことでした。

五稜郭のサクラ

2007-03-08 00:25:09 | 音楽
これは、おととしGWに北海道に旅をしたときに撮った五稜郭のサクラです。
月の光の下で、見てみたいな。と思った風景です。

フランスの作曲家フォーレの『月の光』について調べていたら
この曲がフランスの詩人、ヴェルレーヌの詩にフォーレが曲をつけたもの。
ということを知りました。
訳詩を読んで、曲に描かれている背景がこんなことだったんだ!
という驚きがありました。
自分って勉強不足。。。

以下、日本語訳詩です。



月の光

あなたの魂は選びぬかれたひとつの風景、
とりどりの仮面や舞踏に眩惑はつのるけれど、
リュートを弾きながら踊りながら、
その夢幻的な仮装の下は、ほのぼのと悲しい。

短調の調べに乗せて、
恋の勝利とわが世の春を歌いながらも、
自分たちの幸福を信じてはいないようだ、
その歌は月の光に溶けてゆく、

悲しくて美しい静謐な月の光に、
するとその月の光は、木々の鳥たちを夢見させ、
噴水をうっとりとすすり泣かせる、
大理石に囲まれてすらりと吹き上がる噴水を。

ひと段落

2007-03-01 21:01:24 | 日記
 今日で、仕事での大きい山をなんとか越えることができました。「どうにか終わったー」と思って、前から気になっていたアセローラのチューハイを購入しましたが、あまりの疲れ具合にアルコールは受け付けず、、、、。連日、人前で説明するのは、やっぱりかなりの負担になるようです。

 ある会議で、私の説明を穴が開くんじゃないかと思うくらいに真剣な眼差しで聞いてくれる方達がいて、ちょっとびっくりしました。そして、私の声もきちんと届くんだなぁ。いろんなこと調べて、色々と考えたことの成果なんだなぁ。と思いました。


<今日の迷言>
コーヒーには砂糖をいれない。といったら、
「やくとぅ、くるー、ないーしが」
(だから、色黒なんだよ)
と言われました。

えっ、そうなの!
(もちろん、そんなはず、ありません。)


このところ連日、おじゃましている地域のみなさんは
とにかくアットホームで、楽しいみなさんです。